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2017-01-21 01:37:00
一時的に寒さが緩みましたが、週末から再び寒波が襲ってくる予報が当たり、当地は大雪です
大寒を迎えこれから2月上旬まで一番寒い時期が続きますね
厳しい寒さが続いた後には、かすかに遠くても春の足音が聞こえてくるかもしれません
風邪等ひかぬようお気を付けください

今日はタラの芽の種類や食べ頃について徒然なるままに・・・

タラの芽にも種類があるのをご存知ですか?
植物学者ではありませんので良く判りませんが、私の経験則では
・幹の棘がやや小さいタイプ
・幹の棘が大きいタイプ
・幹に棘が無いタイプ
があるようです
幹に棘が無いタイプは「味が良い」とされ当地では「もちだら」と呼びます
モチモチ感溢れる食感から名前が付いた??・・と勝手に思っていますが私は詳しく知りません
残念ながら「もちだら」は自然界に数が少ない希少種です

また、棘の有無だけではなく
若芽の色が緑色の「青芽」、赤い「赤芽」があります
タラの芽は、殆どが青芽です
「赤芽」のタラの芽は名前の通り、若芽が赤く芽の大きさも里山の大粒タラの芽より一回り小さいです
赤い若芽も成長すると緑色になります
標高1000m付近の高山だけで見かけますが生育環境が厳しいのでとても数が少ないですね
味は断然、赤芽が美味しいのですが収穫量が少なく殆ど流通しませんので赤いタラの芽の美味しさを知る方は殆どいません
もし「赤いタラの芽」が混じっていたら是非食べ較べて下さいね

タラの芽の味についてもう少し四方山話・・・
蕾のタラの芽・芽が開いて軸が伸びたタラの芽 どちらがお好みでしょうか?
◆蕾の先端が割れて葉先が少し伸びた位の「蕾」が「見事な逸品」
◆軸が伸びた方は甘みが増してとても美味!!
見た目も大切な「旬の味覚」の要素ですので一概に言えません
「蕾のタラの芽」を見慣れている方は、軸が伸びたタラの芽を「2級品」と思う方が多い一方、軸が伸びた方を指定されるお客様もいらっしゃいます
サイズにご希望がある場合はご注文時にお申し付けください

軸が少し長めの芽は
・根元部分2cm程残して切り落とし半分程度切る
・根元部分は二つに割る
それぞれ天ぷらにすると食べやすくなり、また別々の食感を楽しめます

今年のタラの芽がいつ始まるか・・今後の積雪量と春の気温次第です
地球温暖化で年々早まっており、終わる時期はその年の残雪次第です
全ては山の神様の思し召しです
「年に一度の楽しみ、春の味覚」の”旬”を楽しみに待つこの頃です