インフォメーション
会津は積雪1m前後・・今の時期としては平年並みです
例年、2月後半から3月初旬が積雪のピークですのでこれからが雪本番です
樹々は蕾を固い皮で覆い、厳しい風雪にじっと耐えています
タラの木の枝先も蕾が見えず、まるで枯れ木の棒が立っている様に見えます
春が巡ってくると何も無かった棒の先端にあの大きな芽が膨らむのを見ますと、生命力を感じます
山々は雪に覆われ、「月の輪熊」も眠りに就いているでしょう
会津地方にも熊が数多く棲息していますが、報道されているほど危険な動物ではありません
肉食で北海道に生息する「ヒグマ」は怖いと思いますが、「月の輪熊」はとても臆病で、人間の気配を察知すると熊の方から離れてゆきます
実は、私はキノコ・山菜採りで山を歩いていて熊に出会った事は有りません(車で走っている際に道路を横断しているのを数回見ただけです)
ドングリを食べ真新しく太い枝が地面に落ちていないか、遠くで熊が発する警戒の啼き声が聞こえないか・・
付近の樹の幹を棒で叩きながら歩く等、注意深く行動すれば毎日山を歩いても出会う事すら難しい動物です
熊除け鈴は、好奇心が強い生まれたての子熊を呼び寄せ、子熊を守る母熊を呼び寄せる可能性があるので私は付けません
‥と言うよりも鈴を着けて歩くと、キノコ・山菜を収穫する大事な場所が第三者に知られてしまうので着けません
私達は、山を歩き自然と触れ合う事が何よりも楽しいので山に入ります
只それだけです
熊が怖いから入らないとか、生活の糧の為仕方なく入ると言う事ではありません
ドライブ好き・旅行好きの方が、乗り物事故を気にせず出掛けるのと同じです
山には「月の輪熊」より危険な生物がいます
それは、スズメバチとマムシです
突進を受けた事が有りませんが、猪も出会い頭に出会うと怖そうですね
山を歩き、自然に触れ合う日々を夢見ながらもう暫く冬眠を続けます
新年あけましておめでとうございます
本年もご満足いただける山の幸をお届け出来るよう努めます
奥会津地方は1m超の積雪がある場所もありますが、平年並みの積雪です
昨年は4月上旬に大雪が降り、地面から出る山菜の始まりが遅くなりました 今年はどうなるでしょうか
もう2ヶ月少々・・・3月10日頃からフキノトウが始まり、4月中旬にタラの芽・4月下旬にはコシアブラやコゴミ等山菜の季節が巡って来ますね
年に一度だけ 旬の山の幸を指折り数える日々です
お届けはご注文受付順と為ります
お早目のご注文をお薦めしています
雨・・雨・・雨
連日雨が続き、やっと本日晴れました
昨日(8日)も山に出かけました処、余り出ていませんでした
この2,3日、最低気温が18度以上ありキノコ生育の条件が揃わなかったようです
出ている秋キノコも、早生(軸が長く、柔らかい品種)が殆ど・・・連日の雨で状態が良い物がとても少ないです
自家用に食するレベルで、お客様にお届け出来る良い様態のキノコは中々ありません
キノコに一番大切な雨はタップリですが、少し多過ぎる様です
それでも、少しずつ顔を見る茸の種類が増え、新たに
釈迦しめじ(千本シメジ)・ほうき茸(先端がピンクや紫のほうき)・網茸・薄ヒラタケが僅かですが出ていました
今夜から放射冷却で気温が下がって、中出・晩生の良い状態のキノコが出る事を期待しています
今顔を見る事が出来る茸は
松茸・裏紅布袋シメジ・桜シメジ・クリフウセン茸(俗称:カキシメジ)・ほうき茸・釈迦しめじ・峰シメジ・蠅取りシメジ・網茸・初茸・・です
今年は例年より1週間程早く始まっていますが、どこの山でも出ている訳ではありません
標高が高い地区の、尾根と尾根の間の窪地の様な場所で姿を見る事が出来る程度です
真っ盛りになると出る斜面には殆ど出ていません
例年本格化するのが12日過ぎからです
茸の種類・数・状態・・・どれを見ても「まだ早い」と言うサインです
肌寒くて、ストーブを引っ張り出して点火
9月下旬から10月初めの陽気です
今日午後から雨が上がり、様子を見に行くと・・・
気温が下がって数日・・・裏紅布袋シメジが始まってもおかしくない・・の期待は見事に裏切られました
山にキノコの数・種類ともとても少なく、秋の始まりを感じた数日前よりキノコが減っている印象です
桜シメジは多少目にする事が出来ますが、裏紅布袋シメジ(通称一本シメジ)は殆ど出ていません
「早ければ今週末から始まる」の予測は撤回させて頂きます
気温が順調に下がり、雨も多く始まる条件が揃った・・・と思っていたのですが、茸の種類・数が少ない理由は良く判りません
気温が低すぎて初秋のきのこが季節を勘違いしているのかもしれませんが・・・何とも言えません
始まりが早くても遅くても、結局盛りは毎年のカレンダー通り・・・・という事はよくある事ですので、もう少し様子を見るしかなさそうです
明日は、歩く山がある地区を大きく変えて様子を見てみます