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チタケが始まりました
「走りの時期」ですので僅かな本数しか出ていません
早生の軸が長いチタケが中心ですが、軸太で上物の赤チタケも姿が見えます
奥会津は梅雨明けしておらず連日雨か曇りですので、本格化するには暑さが足りません
日照不足による不作を心配しておりましたが、とりあえず顔を見る事が出来ました
本格化するのは8月10日頃かと思います
明日から8月
真夏のキノコ ちたけのシーズンまで10日程、秋キノコまで愈々1ヶ月半と為り、旬の到来を指折り数える毎日です
当地は雨の日・曇りの日が多く梅雨明けは先の様です
今日は天然キノコの産地について徒然なるままに・・
日本の天然キノコの主要産地に共通している事は・・・ズバリ・・活火山と小楢(どんぐりの樹)です
青森の八甲田山・岩手の岩手山、山形・福島に跨る安達太良山や磐梯山、山梨は富士山、長野は浅間山・・・
天然キノコの産地には必ず近くに活火山があり、美しい小楢の林があります
火山灰に含まれる養分と、水はけの良さこそがキノコを育みます
そして、美味しい天然キノコの多くは小楢の林に出ます
火山が近くにあっても、小楢が少ない地方にキノコは余り出ません
限られた条件の場所だけで採れる山の幸、感謝しながら採取しています
奥会津地方で残雪が残る場所はフキノトウが盛りです
新潟平野部ではタラの芽が始まる頃なので、昨日遠征して様子を見に行って参りました
新潟県北部のソメイヨシノは蕾が丸く膨らみ真っ赤になっていますが、殆ど咲いていません
少し早いな・・と思いつつタラの芽が群生する場所に行きますと
・・案の定、陽当りが良い場所で小指の先程の大きさ1cm程に為っておりますが、収穫出来るのは1週間程先の様です
コシアブラの芽はまだ小さく固く暫く先です
タラの芽・コシアブラ・・・今年は発送開始が昨年より数日遅れそうです
タラの芽群生地の内、一か所が重機で全て伐採されておりガッカリですが又新しい群生地を探します
帰りに新潟県の名物「へぎ蕎麦」を満喫し、明日から暫く続くフキノトウの収穫・発送の英気を養いました
この数日、暖かい日が続き一気に雪融けが進んでいます
昨日はフキノトウを採っていると右目視界の端に違和感と何かの気配・・・・
改めて右側を視ると、焦げ茶色で1m程の蛇が・・・
蛇が大の苦手な私は「ワッ・・」と声を上げのけぞりました
フキノトウの周辺は昨年のフキの葉が地面に落ちて黒っぽく変色しているので、焦げ茶色した蛇の存在に気が付かなかったのでしょう
マムシではないのを確認したら、急に悪戯心が出て尻尾の部分を触ると蛇が嫌がって残雪が残っている水に潜って逃れようとします
蛇にとって冷たい今の時期の雪解け水が辛かろう・・と悪戯を止めました
空には鷹が舞い蛙や蛇が冬眠から目覚め、賑やかになりました
フキノトウは山間部の残雪の周りだけでしか採れなくなりましたが、山人参が旬を迎えました
タラの芽・コゴミ・コシアブラが始まるまでもう少しです
画像は電線の上から獲物を探す小型の鷹です(手ぶれが酷くピンボケですね)一定の距離以内に近づくと必ず飛び去りますので是が精一杯です
毎日ほぼ同じ場所に姿を現します
鷹の種類に詳しくありませんので種類は判りません
奥会津でも鶯の初鳴き聞きました
まだまだ上手に鳴けません
春先は上手に鳴けないのは何故かしら・・と毎年思います
湧き水が流れ込む田んぼには引き蛙の卵が産み付けられており、命の息吹を感じます
画像は蛙の卵です
昨日は穏やかで暖かい一日でしたので、フキノトウが一斉に開いてしまいました
陽射しが強くなるこれからは、雪の下にあっても雪を通して陽射しが当たり開いてしまうフキノトウが多くなります
会津盆地の平野部でのフキのトウはほぼ終わりです
これからは山間部の残雪が多い場所に行かないと蕾のフキのトウを収穫する事が難しくなりますが、問題はその場所に行けるかどうかです
山陰や木立で陽当りが悪い場所は路面に残雪が残り車で進めませんが、それもフキノトウ採りの一部です
1週間後には新潟方面でタラの芽が始まると思われます
新潟方面でタラの芽が始まると、会津でタラの芽が始まる4月下旬まで泊りがけで遠征します