インフォメーション
今まで出ていなかった場所でもやっとチタケが始まりました
台風の雨だけでは足りなかった様で、一昨日の雨でやっとチタケも目を醒ましました
それでも出ている量は例年よりかなり少ないです
一方、今までチタケが出ていた場所は終盤戦です(次の幼菌が出ていません)
今まで出ていなかった場所は、早生・中出・晩生のチタケが同時に出ています
始まりが遅かった分、終わりの時期も遅くなるのか、不作模様のまま間もなく終わるのか?・・・判りません
北の高気圧から冷たい風が吹き、奥会津の山々は早くも秋の気配を感じます
ウルシの葉が赤く色付いて落ちて(例年晩夏に落ち始まります)、遠くから見ると赤いチタケと見間違う事もあります
ホウキ茸の仲間(食べられない種類のほうき茸)が、一列に長く並び始めました
このホウキ茸は、裏紅布袋しめじが始まる少し前から出ます
このままの気候(気温が低く、雨が多い)が続きますと、今年の秋キノコは例年より早く始まるかも知れません
早く始まっても今年の豊作が約束されたわけではありません
秋の気候が、気温が平年並みで数日に一度は雨が降る事が必須条件です
会津全体に恵の雨が降り、今まで出ていなかった場所でも「軸太の赤チタケ」がそれなりに出ています
それでも出ている量は例年の半分以下の場所が多いと思います
殆ど出ていない場所も多いです
今日は、昨年大当たりの「シロ」を見に行きましたが2,3本でした
大きく成長し、傘が広がって遠くからでも見えるチタケが一本もありませんので、この「シロ」は今日まで出ていないという事になります
今年は南向き斜面が出ていない場所が多いです
幾らも出ないまま終わってしまうのか・・・?
条件が揃うとどっと出るのか・・・?
判りません
各地に災いをもたらした台風ですが、会津のチタケにとって恵みの雨を運んでくれました
不作で始まり、本格化しないまま晴天が続き山が乾燥して傘割れするチタケも現れる等、このままでは不作のまま終わってしまいかねない状態でした
8日丸一日しとしと降る雨で山が潤い、チタケが目覚めたようです
それでも、平年より収穫量が少なく宇都宮市場ではとんでもない高値だそうです
目覚めた場所、眠ったままの場所・・差が有ります
今日は昨年大収穫も今年は眠ったままの場所に行って来ます
山の神様が微笑んで、チタケが目覚めて並んで出迎えてくれることを期待しています
台風直撃、お気を付けてお過ごし下さい
真夏のキノコ、チタケの季節ですが今年は今の処「不作」模様です
収穫出来ているのは、低い山の北向き・東向きの斜面だけです
チタケが沢山出るはずの、広大な面積を持つ山の南・西向きの斜面には殆ど出ていません
春の雨不足で菌床が充分育っていないのかもしれません(本当の理由は判りません)
山は乾いている場所が多く、一雨欲しいです
台風が恵みの雨に為る事を祈っています
秋キノコの作柄も気に為りますが、人智及ばざる大自然相手ですので
山の神様に今年の豊作をお願いする毎日です
「我が家の山の神」にもお祈りが欠かせません
8月2日に梅雨明け宣言されましたが、三陸沖から冷たく湿った東風が吹き込みすっきりしない日々が続いています
今の時期の三陸沖からの冷たい東風を「やませ」と呼び、今は「死語」と為った「冷害」の元凶です
涼しくて過ごしやすいのですが、最低気温が15℃まで下がり暑い日を好む真夏のキノコ「チタケ」の発生が止まってしまうかも知れません
今年は平年よりやや早くチタケが始まっておりますが、今の処、作柄はとても悪いと感じています
何本も固まって出るキノコですが、今年はポツンと1本づつ出ている状況です
株立ちしてるチタケもとても少ないです
また、チタケが好む西向きや南向きの大きな斜面では殆ど出ていません
出ているのは、こんもりした小山で、北向きの斜面が出やすい様です
出ている地区・出ていない地区、極端に別れる様です
収穫量がとても少なく、今の処「不作模様」と思います
会津で本格化するのは例年10日頃なので、今の状況が「時期が早すぎるから出方が悪いのは当たり前・・10日を待つ」であることを願っています
今年の夏は今の処涼しく、夏に地面の温度の上昇が抑えられると秋のキノコが早く始まるかも知れませんが・・・先のことは判りません
夏のチタケ・秋キノコ両方とも豊作になる事を願っています