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2018-01-10 12:33:00

会津は積雪1m前後・・今の時期としては平年並みです

例年、2月後半から3月初旬が積雪のピークですのでこれからが雪本番です

樹々は蕾を固い皮で覆い、厳しい風雪にじっと耐えています

タラの木の枝先も蕾が見えず、まるで枯れ木の棒が立っている様に見えます

春が巡ってくると何も無かった棒の先端にあの大きな芽が膨らむのを見ますと、生命力を感じます

 

山々は雪に覆われ、「月の輪熊」も眠りに就いているでしょう

会津地方にも熊が数多く棲息していますが、報道されているほど危険な動物ではありません

肉食で北海道に生息する「ヒグマ」は怖いと思いますが、「月の輪熊」はとても臆病で、人間の気配を察知すると熊の方から離れてゆきます

実は、私はキノコ・山菜採りで山を歩いていて熊に出会った事は有りません(車で走っている際に道路を横断しているのを数回見ただけです)

ドングリを食べ真新しく太い枝が地面に落ちていないか、遠くで熊が発する警戒の啼き声が聞こえないか・・

付近の樹の幹を棒で叩きながら歩く等、注意深く行動すれば毎日山を歩いても出会う事すら難しい動物です

熊除け鈴は、好奇心が強い生まれたての子熊を呼び寄せ、子熊を守る母熊を呼び寄せる可能性があるので私は付けません

‥と言うよりも鈴を着けて歩くと、キノコ・山菜を収穫する大事な場所が第三者に知られてしまうので着けません

 

私達は、山を歩き自然と触れ合う事が何よりも楽しいので山に入ります

只それだけです

熊が怖いから入らないとか、生活の糧の為仕方なく入ると言う事ではありません

ドライブ好き・旅行好きの方が、乗り物事故を気にせず出掛けるのと同じです

山には「月の輪熊」より危険な生物がいます

それは、スズメバチとマムシです

突進を受けた事が有りませんが、猪も出会い頭に出会うと怖そうですね

山を歩き、自然に触れ合う日々を夢見ながらもう暫く冬眠を続けます