ごあいさつ

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2018-12-07 08:48:00

もし、総理と会談することがあって、ゴルフはだめで、テニスや卓球だったらいいのですか、と問われたら、まあ、だめですね、と答えます。でも水泳やマラソンなら良いのではとアドバイスします。

なぜですか、と問われたら。

個人競技だと、たとえ腹心の友と一緒であっても、悪い相談ができないからです。競技中のことですが、念のため。

と答えます。

臨床の獣医師とは政治家と違い誠意をもって答えないと大変なことになります。患者様が何を知りたいのか、どういう方向性の治療を臨んでいるのかなどを敏感に察知しなければいけません。そういう観点から見ると、最近の総理の仕事は楽そうで羨ましい限りです。普通、獣医でなくとも政治家以外の仕事でご飯論法など通じるわけがございませんね。


2018-12-03 10:18:00

はやりの治療法ですが、例を使い分かりやすく言うと、体内では多くの異形細胞、つまり癌になる細胞のことですが、毎日できております、しかし健康な人は自分の体内にある免疫系の細胞により、異形細胞を殺しているので、癌にはならないのですが、また違う例では体内でちょっとしたことで出血が起きていますが、それも大事に至らないように自分の力によって止血されているのです。というように、本来体は自分の力で治す能力はあるのですが、その力が及ばないと、癌になったり、出血多量になったりしてしまうのです。その理屈で考えると、もし、その治す力を他人から借りることが出来たら、大きな病気や怪我にも対応できるのではないかというのが細胞治療の発想です。

具体的には、血液中の免疫細胞を使用するものと、脂肪や骨髄由来の間葉系幹細胞を使用する方法があります。今回は後者で、健康な犬から脂肪組織を取り出し、体外で細胞培養し、病気の犬に投与するというものです。投与された、脂肪組織由来の間葉系幹細胞はサイトカインという生理活性物質を分泌します。サイトカインの働きには、免疫バランスの調整、抗炎症作用、組織の修復などがあります。

今回のセミナーでは犬の慢性腸症という病気にこの治療法を使った効果についてです。この病気は通常は食事、抗菌薬、免疫抑制剤による治療が標準治療ですが、これらでは治らないものが結構いて、厄介な病気の一つでしたが、まだ試しの段階とはいえ、どの治療にも反応しない症例で、半数以上に効果があったとの発表でした。まだまだ不完全な治療法ではありますが、今後の進歩を期待するものです。

ちょっと難しい話でしたが、興味がある方はクリニックに来られた時に、御質問してください。


2018-12-01 09:58:00
ランチ.jpg

最近パワーが落ちていると思っていたら、どうやらランチがマンネリ化しているせいではないかと気が付き、以前のように新しいランチの開拓をし始めました。

第一弾は地元の新丸子のちょっと隠れた感じの高架横のうなぎ屋、といっても昼の定食は主に焼き魚ですが、ウナギを焼く炭を使っているので非常に旨い。おばさんが毎朝、川崎南部市場まで仕入れに行っているので間違いない。さらに、お客さんの釣り人が釣ってくる新鮮な魚が入ったときには刺身が絶品。写真は新島沖で釣ってきたイサキ、ただしおばさんは北関東出身のためエサキと発音する。野菜は田舎から送られてくるもので、今は玉ねぎがかなり甘くて美味しい。懐事情もありランチでウナギは滅多に食べませんが、ここの秘伝のたれは癖になる味です。学生の時よく食べていた、うなたれご飯をメニューに入れてもらいたいのだが、この歳になるとちょっと言いずらい。


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