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2022-02-05 22:23:00
節分・立春が過ぎ、オホーツクでは流氷接岸、雪国の会津は例年通りの大雪になりました
降り続く雪で積雪は1.5mから2m以上あります
例年今頃が一番寒さ厳しい時期で、丸一日中暖房を欠かせません
夜寝ていてもストーブが消えると寒さで目が醒めてしまいます
ストーブの横で寝ていた愛犬もストーブが消えると、私の布団に潜り込んで来ます

深い雪に覆われた山に目を向けると樹の皮が剥かれた白い枝が見えます
山に食べ物が乏しいこの時期、猿や鹿が普段は食べない木の皮で懸命に命を繋いでいます
山菜達は深い雪の下で雪解けの日をじっと待っています

春の到来が遅い奥会津で春の兆しを感じられるようになるのは2月半ば頃・・・
日常生活に厄介な雪ですが、雪解け水は春の山や田畑を潤し、山菜の芽吹きを助けてくれる自然の恵みです

早春の賦 フキノトウが始まる迄1ヶ月程になりました
もう暫くの辛抱ですね

2022-01-22 03:22:00
津波で被害に遭われた方々の一日も早い復興をお祈り申し上げます 火山の噴煙が20000mに達し成層圏に拡散して陽射しを遮り、一時的に寒冷化が予測される報道があります 人智及ばざる大自然の猛威を感じます この数日、荒れ狂い大雪をもたらした冬将軍も今日から数日間の一休み・・・ 外界は一面銀世界・・・2mもの積雪で渡り鳥越冬地の湖沼も結氷して、今年は越冬地を変えているようです オホーツク海で流氷接岸、諏訪湖の全面結氷、北海道で氷点下25度以下を記録し、ダイアモンドダスト発生等、「大寒」の時期にふさわしいニュースが伝わって来ます 2月初めには節分・立春を迎えますが、北国では暦の上だけの話で、2月半ばまで一番寒い季節が続きます 今が一番厳しい時期ですが、「冬来たりなば、春遠からじ」 この先も積雪と融雪を繰り返しながらも、陽射しの強さや日照時間等・・春の足音を感じる出来事が少しづつ増えて来るでしょう 早春の賦・・フキノトウは深い雪の下で静かに春を待っています 雪ははかなく、穏やかな日は一日で10cm程消えます 雪を透過する日照時間・日差しの強さで春を感じる3月上旬になると、雪の下で大きくなり始めます 春の足音で目覚めるまで、私はコタツの中でもう暫く冬眠を続けます
2022-01-14 14:32:00
冬将軍が再び荒れ狂い、1.5m前後だった積雪が2m前後となりました この冬は積雪が多い様で、繰り返し除雪した雪が高い壁となって視界を遮り、山の様子が見えない程です 日常生活には厄介な雪でも、スキー場は賑やかで、道路の除雪車もフル稼働・・・雪の恵みを受けて生業を立てている地元の方々には恵みの雪でもあります 月ノ輪熊は冬眠中、リス・鹿・猪・猿・兎・狐・・・冬眠しない動物達には試練の季節が続いています ところで、熊は春の訪れをどのように知り冬眠から目覚めるのでしょうか? たまに目が醒めて、穴の入り口が雪で塞がっていたら二度寝、三度寝するのでしょうか? 今度出会ったら、尋ねてみます 間もなく「大寒」・・・半月もすると立春ですが、北国では暦の上だけの話 雪国は2月半ば迄極寒の時期が続きます それでも日の出が少しづつ早まり、夕方暗くなる時間が日々遅くなり、極寒の中にも暦が春に向かって進んでいる事を感じます 厳しい季節を乗り越えた先に、待ちわびる春が訪れます 早春の賦 フキノトウが始まる迄1か月半程になりました
あの独特の香りと苦みの記憶が蘇ります

フキノトウ摘みを愉しみながら山野を巡り歩く姿を夢見ながら、私は二度寝・・・もう少し冬眠を続けます
2021-12-18 17:13:00
轟々と風が啼き、雷が響き渡った夜が明けると一面の銀世界 今回の雪は春迄融けない「根雪」になるのでしょうか・・ フキノトウ・コゴミ・山ウド・ワラビは今年貯めこんだ養分を糖分に変えながら雪の下で寒さに耐え、タラの芽・コシアブラ等の樹は、固い殻で冬芽を造りじっと春を待ちます 雪の下の地表付近は風が当たらず一定の温度に保たれ、雪が少なく地表が寒風に晒され続ける年は、コゴミ・山ウド等の芽吹きがかえって遅くなることが多いです 冬眠しない動物達にとって、豪雪は命を懸ける試練です リスは秋にあちらこちらに隠した木の実を無事に見つける事が出来るでしょうか 今年生まれた鹿や猪の子供は深い雪の下の草や芽を見つける事が出来るでしょうか・・ 厳しい環境を乗り越えられた者にだけ春が巡り来ます 周囲の山を見渡すと、枯れて枝先が折れてしまっているミズナラの巨木が沢山見えます カミキリ虫の一種が原因で枯れてしまった「楢枯れ」と呼ばれる現象です 楢枯れの巨木は数年で倒れて土に還るので、巨木を棲み家とするフクロウ・キツツキ・リス・ネズミ達にとって住宅難で棲み難い環境に為っています 生命の微妙なバランスの上に成り立っている奥会津の大自然・・・ 冬は冬らしい豪雪が欠かせません //////////////////////////////////// 2022年 天然山菜ご注文受付中のご案内 フキノトウ・コゴミ・タラの芽・コシアブラ・山ウド・ワラビ・・・ 数々の天然山菜をご用意しています お届けはご注文受付順とさせていただいております いち早く旬の山菜をお愉しみ頂く上でお早目のご注文をお薦めしています 会員ログインで2%割引、更にどれでも合計2つ以上ご注文で100円割引とさせていただいております
2021-01-29 14:12:00
昨夜から冬将軍の逆襲が始まり、奥会津は雪が降り続いています

それでも、日の出の時刻が早くなり、晴れた日の陽射しの強さから、少しづつ春が近づいている事を感じる事が出来る様になりました

間もなく節分、立春ですね
融雪・積雪を繰り返しながら、春に向かって暦が進んでいます

山菜は、山の動物達にとっても待ちに待つ恵みとなります
フキノトウやワラビ等は、鹿や猪も敬遠するようですが、
山ウドは猪の大好物・・・芽を出す前に香りを頼りに、地面深くにある山ウドの大きな株を掘り起こし全部食べてしまいます
猪が食べに来た場所は、直径1m以上の穴だらけ・・凄まじい光景に替わります
「根こそぎ」とは、こういう光景を指すのでしょう

猪を捕獲する方が絶え、暖冬で冬を越せる個体数が増え、山ウドが全滅してしまう場所が出てきて困っています
地球温暖化や山村の高齢化は色々な形で自然のバランスを壊していることを感じます

幸運にも昨年新しい山ウド群生地を見つけました
自然を壊さない様に大切にしてまいります

早春の賦、フキノトウが始まる迄あと1か月となりました
フキ味噌・天ぷら・お浸し・お味噌汁・・・待ちに待った春の息吹を愉しめる日を指折り数えています

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