いたいのいたいのとんでいけ~情報

2013-11-22 16:18:00

今年も残り40日ほどとなってしまいました。

それぞれの家庭ではこれからの季節

気ぜわしくなってきますね。

受験生の方やその家族の方、

身体に気を付けて頑張ってください。

我が家にも受験生が…

周りは全力でサポートすることしかできませんが…

頑張ったみんなが合格しますように…

 

さて

五十肩の続きをお送りします。

夜痛くてよく眠れない

という人も多いですね。

どうして寝ると痛むのか…

 

肩の構造は

骨と骨。それを結ぶ靱帯。骨と腱。筋肉と腱。それらを包む関節包。

それらの動きを滑らかにする滑液包。

などの軟部関節組織で複雑にできています。

この構造が安定している姿勢は

起きている姿勢です。

重力で下へやや引っ張られる姿勢です。

寝た姿勢はこの安定した構造が緩んでしまう事になります。

炎症や傷めた関節組織はグッと支え切る柔軟性が失われているため

不安定な状態になると痛みがでてきます。

また

寝ることで血流がゆっくりとなり、

心臓と位置が水平になることで浮腫んだようになって痛くなることもあります。

この場合

痛い方の肩を上にすると浮腫みにくくなって楽になりやすいです。

一方先に述べたケースの時は

肩を安定した状態にする工夫が必要になりますね。

小枕を抱えてみたり

バスタオルをたたんで腕の下に置いてみたり

小枕を支えに腕をもたれさせてみたり

横向きになったときも

お腹側にクッションを置いて腕をのせてみたり

その人にとって痛みが楽になる方法があるはずです。

 

また、ほとんどの人が肩が「巻き肩」という状態になっているため

腕も内に回旋(ねじれ)てしまうので少し外に開いてあげると肩の前面の痛みが楽になったりします。

辛い時期は試してみてください。

 

内服薬は痛み止めより、安定剤や睡眠導入剤、抗不安剤などの方が眠れたりします。

普通、夜間痛は長期にわたることはありませんので心あせらず

工夫をお願いします。

 

私たち治療家はベストを尽くして痛みを癒すサポートをしますので

不安な方はご相談ください。

 

 

2013-11-11 09:50:00

http://junk2004.exblog.jp/21349507/

このページでは

筋痛症について話されています。

興味のある方は是非ご覧ください。

痛みの元凶についての話です。

 

時に手術をしても良くならない場合、これが犯人である事あります。

トリガーポイントといって、

筋肉がしこりをつくって、これにより痛みが広がっていくのです。

硬くなったりしこりになった筋肉が元凶で痛みやしびれが遠隔的にでてくることになります。

 

治療では、

このトリガーポイントを緩めることに効果があります。

加茂先生のように、ポイント麻酔でしこりや硬さをやわらげたり

当院のように、トリガーポイントに微弱電流アキュスコープや手技を施す事で

症状を改善していきます。

 

神経が圧迫されているための痛みやしびれより

筋肉が犯人のケースが大半ということなのです。

「神経をゴムホースだと思ってください。

ゴムホースを足で踏んでも水はでますよね。

神経は圧迫に強いのです。」

と加茂先生は仰っています。

こちらのページもよかったらご覧ください。

http://junk2004.exblog.jp/21236130/

2013-11-07 19:13:00

こんにちは

朝晩が冷えるようになってきました。

寒いのは苦手です。

子ども時代しか使った事のないコタツを検討中。

灯油も高いので、燃料節約になるかな??と。

 

さて、前回触れた五十肩の続きです。

リハビリについて。

肩の痛みの後に拘縮という動かせる範囲が狭くなってしまうことがありますね。

「肩や腕が挙がらない」という状態です。

この状態になる事をできるだけ予防するために

リハビリが必要になることと

この状態になった時に、できるだけ動かせる範囲を改善するために

リハビリが有効になってきます。

 

急性期の痛みは2~3週間で落ち着くといわれていますが

実際、経験してみると

酷い人の場合は、どんどん痛みが増してくるケースもあります。

平均3か月前後がリハビリのタイミングです。

それまでに、和らいできた時は

無理せず始めます。

 

ただ動かせばいいわけではなく

肩の場合気をつけていただきたいのは

悪い方の腕を自分でグルグル回したり

無理に、我慢して痛い動きでほぐしてやろうとしたり

いきなり、器具やマシンを使って筋肉をつけようとしたり

そんなことは、避けてください。

リハビリには

自動運動と他動運動があって

肩の場合は自動運動が適していません。

最初は他動運動をお勧めします。

他動運動とは

 人に持ってもらって動かしてもらったり

何かに支えられて持ち上げてもらったり

肩の重みを自分で支えることなくできる運動です。

片腕はだいだい3~4キロの重さがあります。

傷めた弱ったり硬くなった筋肉でこの重みを支えることだけでも大変なのです。

リハビリ施術者に持ってもらってゆっくり奥の筋肉に働きかけるようにほぐしていきます。

この運動を自分自身で行う時は

ひもや棒をつかった方法

よい方の手で支えて上げる方法などをアドバイスします。

 

 関節組織が安定するまで数カ月かかるので

あせらないことです。

痛みや動かしずらいのを我慢されている方は

一度お越しください。

 

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