いたいのいたいのとんでいけ~情報
「ロルフィング」というボディワークをご存知ですか?
藤本靖先生の「身体のホームポジション」という本でなるほど!
という部分で是非みなさんにも体験してほしくってお知らせしますね。
ロルフィリングは、自分の身体の緊張を自分で解放するアメリカ生まれの手法です。
身体内部の情報に意識を向け、内部の感覚を育て外部(目・鼻・口・耳)感覚の刺激による緊張を解放する。
というもので、バランス感覚が必要な人やアスリートの方が実践されているトレーニングです。
この本の中で
「舌を含む口は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肛門と繋がる消化管の管の入り口になっているので、
口の緊張は内臓全体の緊張に繋がるのです」
「舌がのどの辺りから出ている事をイメージして、
ハァ~と、息を吐きながら舌を口から出して前に突き出してください。
みぞおちのあたりが引っ張られて反応している事がわかりますか?
もっと激しく突き出すと下っ腹あたりまで繋がって反応するのが感じられます。」
是非やってみてください!
この通りですよ。すごくへっ込みます。
一生懸命お腹を引っ込めようとしなくても、自然に引き上げられていきます。
まさしく、自然に内臓筋肉のストレッチです。
また
「普段気にする事のない舌は筋肉の固まりで、内臓にも直結している。」
舌を柔らかく繊細にするエクササイズも紹介されています。
何度か、「腹式呼吸でお腹を引っ込めておしりを締めて」とおすすめしてまいりましたが、
この本のようにできれば、一石二鳥の効果があり
ここで紹介させて頂きました。
「疲れない身体を手に入れる」という本も書かれていて、緊張から解放されたい人必見ですよ。
ずいぶん秋らしくなってまいりました。
気温差が大きくなりますので、油断せずにお過ごしくださいませ。
今回は、先日参加した講習会の報告をさせていただきます。
介護予防
機能訓練 のお話です。
高齢になった時にまず心配な事はなんですか?
第1に「自分の足で自立した生活が送れる」ではないでしょうか?
筋肉で弱る順番、
それは「ふくらはぎ」「太ももの後ろ(ハムストリングス)」その後「太もも前内側」です。
そこをまず意識して使うことを心がけましょう。
「歩く」こと。歩幅を少し広くとってゆっくり20分。
筋肉痛が出ない程度に。
1万歩にとらわれないこと。(1万歩も歩こうとすると2時間半もかかってしまいます)
腰痛もちの方は時間を分けて10分を午前午後というように。
効果は、筋肉では半年かかります。気長に考えましょう。
靴については、以前のお知らせにも書きましたが、
かかとが厚くてクッション性のよい、できたらヒモかマジックでキチンと甲を止める事ができるもので。
歩くタイミングですが
高脂血症の方、食後1時間あと
肥満の方、食後3~4時間あと
糖尿病の方、食後1時間あと
高血圧の方は運動をすると、血圧が上昇するので負荷の少ないものから始めてください。
1日20分歩いて、水を1.5リットル飲める方は便秘知らずで肥満の解消にも役立ちます。
筋肉の柔軟体操についてですが
骨盤周辺・太ももの体操をしましょう。
①肛門の周りの筋肉を5秒間強く締め、次に緩める。
この運動を5つの姿勢で、20回ずつ繰り返します。
朝・昼・夕・寝る前の4回に分けて毎日行うのが理想です。
②5つの姿勢
仰向けに寝て膝を立てる
椅子に深く座る
四つんばい
立つ(机や椅子に前で手をついて)
仰向けに寝て膝を立て少し腰を浮かせた姿勢
とりあえず、家で手軽に行える体操を紹介しました。
以前きくち体操を紹介しましたので、そちらもすごく参考になります。
ご来院される方には、パンフレットと共に状態にあった体操を色々アドバイスしていますので、
今からカラダ作りを考えている方は是非ご相談くださいね。