いたいのいたいのとんでいけ~情報
今年も残り40日ほどとなってしまいました。
それぞれの家庭ではこれからの季節
気ぜわしくなってきますね。
受験生の方やその家族の方、
身体に気を付けて頑張ってください。
我が家にも受験生が…
周りは全力でサポートすることしかできませんが…
頑張ったみんなが合格しますように…
さて
五十肩の続きをお送りします。
夜痛くてよく眠れない
という人も多いですね。
どうして寝ると痛むのか…
肩の構造は
骨と骨。それを結ぶ靱帯。骨と腱。筋肉と腱。それらを包む関節包。
それらの動きを滑らかにする滑液包。
などの軟部関節組織で複雑にできています。
この構造が安定している姿勢は
起きている姿勢です。
重力で下へやや引っ張られる姿勢です。
寝た姿勢はこの安定した構造が緩んでしまう事になります。
炎症や傷めた関節組織はグッと支え切る柔軟性が失われているため
不安定な状態になると痛みがでてきます。
また
寝ることで血流がゆっくりとなり、
心臓と位置が水平になることで浮腫んだようになって痛くなることもあります。
この場合
痛い方の肩を上にすると浮腫みにくくなって楽になりやすいです。
が
一方先に述べたケースの時は
肩を安定した状態にする工夫が必要になりますね。
小枕を抱えてみたり
バスタオルをたたんで腕の下に置いてみたり
小枕を支えに腕をもたれさせてみたり
横向きになったときも
お腹側にクッションを置いて腕をのせてみたり
その人にとって痛みが楽になる方法があるはずです。
また、ほとんどの人が肩が「巻き肩」という状態になっているため
腕も内に回旋(ねじれ)てしまうので少し外に開いてあげると肩の前面の痛みが楽になったりします。
辛い時期は試してみてください。
内服薬は痛み止めより、安定剤や睡眠導入剤、抗不安剤などの方が眠れたりします。
普通、夜間痛は長期にわたることはありませんので心あせらず
工夫をお願いします。
私たち治療家はベストを尽くして痛みを癒すサポートをしますので
不安な方はご相談ください。