いたいのいたいのとんでいけ~情報

2012-06-14 09:29:00

梅雨の天気予報の☂マークにはげんなりしますね

ほどほどに降ってくれればいいんですが…

 

では

養生訓の最後

 

★欲

 

「欲望を慎む」

自分の欲望を抑えるのは、健康法の基本である。

欲望を抑えると、身体の調子を上げることができ

外の環境に負けることがなくなる。

逆に欲望のままに暮らすと

身体の調子を落とし

外の環境についていけず

健康を害し寿命を縮める。

 

「すべての欲は満たせない」

酒欲、色欲におぼれていても

その楽しみをすべて味わう前に

人の身体の方が滅んでしまう。

 

「一時が万事」

一時の浮気であっても、

人生を破壊することがある。

少しだけなら、と思っていても

とても大きな害につながらないとは限らない。

 

「生命は有限である」

人の生命力というのは

使えば減るし、増やす努力をすれば増える。

生命力とは限りあるものだから、

限りのない欲望に

それを使うのは間違っている。

 

現代人にとって

身体にわるいことほど

楽しくて、おいしいものはないですものね。

誘惑に引きずられない強さがいる、ということでしょうか。

でも、「慎む」

という日本語はなんとなくステキに感じました。

 

以上で中日新聞の特集を抜粋させていただきました。

昔の人の教えは大切ですね。

 

 

2012-06-07 18:22:00

養生の基本です

 

三番目は

★心

 

「心と体」

心は身体の支配者であるから,心を平静にすると身体にも良い。

身体は動かすことで、

血の巡りがよくなり、病気に罹りにくくなる。

 

「寿命は養生次第」

老子は、

人の命は我にあり、天にあらず。

といっている。

人の命は天からの贈り物だが、その寿命は

われわれの心次第で変わる。

 

「人生は楽しむものである」

貧しくても、その人が楽しく生活しているならば

大きな幸福といえる。

日本には四季があり、それだけでも楽し暮らしていけるものである。

 

「完全無欠は疲れる」

いつも完全無欠を求めていると疲れるものである。

最上を求めるのは仕方がないかもしれないが、

自分が多少でも気にいることがあれば

それでもいいのではないだろうか。

 

いい加減=ちょうど良い加減

ということでしょうか

 

 

 

2012-06-05 16:55:00

こんにちは

6月ですね、梅雨も暑さも今年はどうでしょうか

自然災害が多いこの頃、お手柔らかに願いたいですね

 

ためになる中日新聞からの抜粋

養生訓についての続きです

 

★食

 

「おなかいっぱい食べない」

食べ物を見ると人は食欲がわく。

それで、つい食べ過ぎてしまう。

腹七分・八分くらいで

食欲を抑えておいても、しばらくすれば腹は十分になる。

腹いっぱい食べると、、あとで腹が張り病気になる。

腹八分目(ちょっと物足りないな…)。しばらくすると満腹感!

 

「野菜の王」

大根は野菜の中でもっとも上等なものである。

つねに食べるとよい。

葉っぱの堅いところを捨ててやわらかな葉と根とを

みそでよく煮て食べる。

そうすると、脾臓(血球の生成、浄化作用をする臓器)をたすけて

痰を取り去り、血液の循環をよくする。

 

「胃弱な人の食事」

胃の弱い人は、

大根・人参・芋・山芋・牛蒡などを薄く切ってよく煮て食べるとよい。

 

「酒の功罪」

酒は天から与えられた褒美である。

ほどよく飲めば、陽気になり消化を助け、心配事から解放され、

やる気が出る。

しかし、多く飲めば害になる。

酒も飲み過ぎると寿命を縮めてしまい、

せっかくの天からの褒美も台無しである。

 

「人と世界」

食べ物は身体の養分になる。

食べ過ぎなければ、身体の健康を維持する。

しかし食べ過ぎは、身体によくない。

植物でも、水や肥料をたくさん与えると枯れてしまうのと同じである。

食事というものは楽しいものであるが、

ほどほどにして、精神的に楽しいことを見つけるほうが

身体のためになる。

 

 

またまた、なるほど!ですね

「食物」は「人に良い物」と書きますもんね。

自分の身体に入れたものが、自分の身体を作っていくというあたりまえのことなんですね。

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