いたいのいたいのとんでいけ~情報
早々の梅雨明け
とたんに連日の酷暑日
みなさま、大丈夫ですか?
外仕事で頑張っている方や、冷房のない所に居る方
身体の弱い方、
ほんとにご自愛くださいね。
少しでも気温が落ち着いてくれますように。
暑さで身体は伸びてしまい、なんだか腐ってきそうな不快感。
なんとか
キリッと引き締めていきたいものですね。
さて、
前回からの足膝続きのテーマです。
「腫れた膝の水って抜いたほうがいいですか?」
「膝の水を抜くと癖になるって本当ですか?」
と
よく聞かれます。
この「水」とは、関節液や滑液というものですが
血管のない膝軟骨に大事な栄養などを供給している水で、
ほかにも、骨同士の摩擦や衝撃を和らげたり、
運動時などに関節腔内の水を移動させることで関節面を滑らかに保つようにして
その結果、
関節の変形や老化を防ぐ重要な働きをしています。
この「水が溜まる」症状は
足や足指の力不足などで、関節にくり返し過度の衝撃がかかったり
血行不良や疲労老化が軟骨組織の炎症となり
関節液を多く出すことで骨同士が擦れることを防ごうと、防衛反応として
水が溜まった状態となります。
炎症によって腫れるために痛みと運動制限で苦痛となります。
病院では炎症の確かな原因を確認するために
一度関節液を抜いて性状をみることがありますが、
以降は溜まったからと言ってむやみに関節液を抜き続けることは
先に記した
水の大切な役割を考えると得策ではありません。
長い目でみたら、この先もこの自分の足でしっかり歩けなければなりません。
そのためには繰り返しぬく事は避けてください。
腫れたらしっかり適切に安静固定をし、弱った足裏のクッションサポートをし、
初期の段階では温めないで冷やすことで、2~3週間で落ち着いてきます。
足指の力が弱く指上げ歩きをしている場合が多いので
足指が浮かないように意識し、
普段から、足指の運動をして力をつけておくといいですね。
気になる方は、早めに専門にかかられてアドバイス受てくださいね。