いたいのいたいのとんでいけ~情報

2012-05-25 11:27:00

こんにちは

新聞の抜粋で失礼します。ためになる特集だったのでお伝えしていきますね。

江戸時代の学者:貝原益軒の養生訓 続編です

 

養生の四つの基本から

★健康

 

「労働と健康」

健康でいるためには、適度な運動が必要である。

適度な運動は、すなわち働くことも意味し、勤勉に働くこと自体、健康法なのである。

神様でさえ働いているのだから、人も勤勉でなければならない。

 

「流水とたまり水」

人の体は、時々運動をし、手足を働かせ、よく歩き、同じ場所に長時間座らないようにすれば、健康でいられるものだ。

流水はくさらないが、たまり水はくさる。

開き戸の開閉する軸は虫は食わない。

つまり常に動いているものは、悪くなりにくいということである。

 

「適度な運動」

家にいるときは、自分の体力にあった労働をするのがいい。

立ったり座ったりする動作にかかわらず部屋の中ですることは、なるべく自分で行うのがよい。

常に体を動かすようにしておけば、気と血液がよく循環し、食べ物もよく消化するので、病気にならない。

しかし、無理をするほど動きまわったりするのは、疲れるのでよくない。

自分にあった適度な運動をするのが一番よい。

 

「たばこの罪」

煙草は毒である。

煙を吸い込むと目が回り倒れることもある。

習慣になれば害も少なくなり少しは益もあるといわれるが、害のほうが多い。

習慣になると、煙草をやめられなくなり家計にも負担をかけることになる。

 

「徳と健康」

穏やかな気持ちでいれば、おのずと徳が身につき、健康になる。

しゃべりすぎの人はいつも心が乱れるゆえに、徳を損ない、健康を損なう。

徳を損なうということと健康を損なうということは、同じものである。

 

「繰り返してこそ養生」

善悪とは、毎日の生活の繰り返しにより生じる。

養生の道も同じで、いつも欲を抑え慎みをもつように努力しなければいけない。

毎日繰り返せば習慣となり、養生の道も苦痛でなくなる。

しかし、毎日なにも行わなければ、養生の道はとてもつらいものとなる。

 

文明社会で便利が当たり前の生活をしてきた私には

耳が痛い教えでした。

みなさんはどうでしたか?

たしかに、同じ所でとどまっていると、身体が痛くなります。

座ったままでいると腰痛になりやすい。肩こりになりやすい。ということでしょう。

 

 

2012-05-24 11:20:00

田植えも終わってカエルの合唱が賑やかです。

気持ちのいい陽気ですね~

 

今回は中日新聞サンデー版特集の

「養生訓」がとてもためになったのでその内容をお送りしたいと思います。

300年前の江戸時代

貝原益軒という学者が予防医学書として「養生訓」を記しました。

時代を超えて読み継がれ現代人の心にも響く教えです。

まず

養生の基本とは

「欲を少なくし、環境から身を守り、身体を適度に動かし、睡眠を控えること。この四つが養生の大要である」

4つについて

①健康

②心

③食

④欲望

を次回から順番に送っていきます。

ほかに

「人生の三楽」とは

★長生きして長く久しく楽しむこと

★健康で楽しむこと

★道を行い心得違いせず、善を楽しむこと

であって、いくら金銀財宝の富や権勢名誉があっても、この三つの楽しみがなければ真の楽しみは得られない。として富貴は楽に入れていません。

 

あとについては

病気に罹っても名医が居ない時は、薬をのまず、ただ病気が治るのをまつべきだ。

早く病気を治したいと思って医者を選ばないのはよくない。

悪い医者が病気にあう薬を出すことはまれである。

薬を意味無く使うと、身体の調子を崩し病気になってしまう。

胃腸を整えておくには、ふつうの食事をしていればいい。

薬を常用してはいけない。

生まれ持っている寿命を延ばすための薬というものはない。

長生きの薬として、使われているものには効果はない。

養生とは、生まれ持った寿命を保つことである。

 

なるほど!!ですね。

 

 

 

 

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