ごあいさつ

インフォメーション

2020-08-10 08:49:00

新型コロナのような感染症を人類は過去に何度も経験しております。私たち動物臨床の現場でも苦労したことは何度かございます。生物は感染症と戦い続けなければならないわけで、そこでの完全な勝利はほぼないわけです。

戦いですから勝敗を分けるチャンス、つまり潮目が変わる瞬間があります。指導者はその瞬間を逃してはならないのですが、口で言うほど決断を下すのは楽ではないのが現実です。私のような気楽な立場であれば何とも言えるのですが・・・ ・・・。確かに今回の戦いには潮目が何度かありましたが、残念なことにことごとくスルーしてしまいました。

遂に最大の潮目の変化が来ました。今まではオリンピック選手村に感染患者を隔離することが最善策でしたが、もうそれは間に合わないほど感染は拡大しました。そこでこれからは感染してしまうと重病になりやすい方々、これはすでにデータで歴然としていることですが、そういった人々に感染しないように選手村へ隔離すれば、かつての様に自由に皆で楽しく、ある意味、コロナと共存するという覚悟で暮らしていけば、人としての価値ある生活が戻ってくるかもしれません。

これもまた無責任野郎の発想でしょうか。