ごあいさつ

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2019-03-11 09:40:00
手術後.jpg

同じ手術をする場合、むろん条件によりかかる時間はまちまちですが、機械技術の進歩により、手術時間は以前よりかなり短縮してきております。一般的に言って手術とは、切開から始まり結紮、つまり血管を縛る、そして縫合、つまり縫うという具合に3種類の事柄を駆使するだけです。中でも結紮はスキルの高い人とそうでない人の差が出やすいところですが、現在は写真のような半導体や超音波などのメスを使うと太い血管でも結紮せずに切断できるようになり、大幅に時短が可能になりました。表皮の縫合なども医療用のステイプラー、つまりホッチキスのようなもので、一瞬にして終わってしまいます。これは時短と同時に人による技術の差も少なくなってきているわけです。まあこの先はヒトではなくロボット手術になるので、ヒトによる差などは考えなくてよい時代になっていくわけですね。