ごあいさつ

インフォメーション

2018-10-22 09:58:00

昨日のセミナーは、けやき臨床研究会という、東京農工大学出身者が中心となり発足された研究会です。そんな関係で国公立大学出身者が中心となってしまいがちなのか、歴史がある割には60人くらいの会員しかおらず、昨日も30人くらいで身内の会みたいで、雰囲気は良いものでした。まあ、いつも見る顔ぶれということですね。私の大学の同級生が幹事を務めていることもあり、できるだけ参加するようにしています。今回は神経学。難しい分野です。

一般の私たちのような臨床家が多く診る疾患としては、老齢性の前庭疾患と呼ばれるものがあります。眼振、目が揺れることです。斜頸が突然起きるので、まったく歩くことができなくなってしまいます。多くは末梢性であり、ほぼ完治しますが突然発症するので驚きます。ほとんどが老齢の犬ですが、質が悪いのは中枢性のもので腫瘍などが原因にで発症し、年齢、犬猫に関係なく起こりえます。他には神経学的な検査法など有意義な時間でした。