ごあいさつ

インフォメーション

2018-07-25 17:52:00

横浜救急病院の先生による企業セミナー。ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社協賛ということで、この会社恐るべし弁当のクオリイティーが高い。なだ万の懐石弁当とお茶のセット。久しぶりに、主催者側の意気込みを感じました。診療が終わり疲れている先生たちをセミナーの前にちょっともてなすという優しい気持ちがあれば、自然と弁当のチョイスにも気合が入るのではなかろうか、というのが私のちっぽけな願いなのです。

さてセミナーの内容ですが、今回は弁当の勝ちでした。本来肺水腫とは治療に劇的に反応することもあるのですが、残念な結果に終わる確率も高い疾病です。そんな中で、原因が心臓からきているのか否かを瞬時に見抜くことが治療の成功に繋がるということです。確かにその通りだとは思いますが、私たちが診る肺水腫のほとんどは心臓疾患の治療を数年前からしていた動物です。もし心臓疾患からでない肺水腫を診る時は急性の疾患です。事故や感電、火傷などがそれに含まれます。

治療は残念なことに、何年も変わらないゴールデンルールを粛々と行うことになります。旨い具合に治った動物にはベーリンガーが出している画期的な薬を投与していくと再発率がぐっと下がるというありがたいお話でした。落ちがよろしかったようですね。