ごあいさつ

インフォメーション

2018-07-22 09:36:00

日本語では恒常性と訳されております。例えば飼っている動物の体温が高いような気がする場合、動物が居た環境によって表面の温度だけが高くなっていることがあります。実際に体温を測った場合、平熱ということは多々あります。つまり私たちは環境の変化によって体温や血圧などは変化せずに常に一定に保たれていることを恒常性と呼ぶのです。今話題の熱中症、あまりにも環境が悪くなると、私たちの体も恒常性を保つことができなくなります。体温が異常に上昇したり、逆に下がったり、血圧も同じです。呼吸や心拍数も、めちゃくちゃになっていきます。そうなると全身の臓器に悪い影響が出てきます。腎不全、そして出血傾向になり鼻血、吐血、血便、体中から血が噴き出してきます。早期発見で医療により恒常性を戻せなければ、待っているのは死です。

先ずおかしいなと感じたら、体温から戻しましょう。そして水分。恒常性が保たれていない時は、やりすぎも危ないと考えてください。冷やしすぎると、高体温があっというまに低体温になってしまうからです。あくまで正常な状態に戻せば、体に直す気があれば恒常性は維持を開始します。そして正常な体温が維持されれば、すべての状態にも好影響を及ぼしていくのです。これが体というものです。