ごあいさつ

インフォメーション

2018-07-12 08:56:00

この分野は一般開業医が興味を持っているせいか、必要に迫られているせいか、また重要だと考えているせいか、私には理解不能なのですが、毎回非常に盛況です。前回も書きましたが、今回も同じ猫が参加しておりました。これは不快です。猫というより同業者にこのような礼儀知らずがいることにムカついております。2回までは我慢しましたが3回目は許さないと決めましたので、次回面白いことが起きたらご報告します。前回の記事をご覧になっていなかった方のために、少々解説させていただきますと、セミナーにリードを付けただけの猫を膝の上にのせて公聴するバカな奴がいるという話です。

ところで、もちろん私も今回のセミナーは重要であり、勉強にもなると捉えてはいるのですが、他の分野、例えば臨床病理や腎臓病などと比較すると、約2倍の人、もしかしたら3倍くらいかもしれませんが、このように獣医師が集まる確固たる理由がわかりません。私がこのセミナーに出た理由は単純に獣医学を幅広く勉強したいからということでした。

一歩引いて、より客観的に集客の多さとセミナーの内容を比較検討してみたのですが、こんなことが必要かどうかは別として、ちょっとした傾向があることに、いまさらながらですが気が付きました。それは、予備校の講師と同じで、講師の人気とカリスマ性です。後者は特に感じるところで、トピックがたいしてなかったにもかかわらず、なにか満足感や達成感が残るのです。そう考えると、今回は私のようにセミナーを趣味にしている人間にとっては、これをオーム真理教型というカテゴリーに入れて今後余りのめり込まないように注意ということにしておきます。

余談ではありますが、オームで死刑執行された早川紀代秀被告。彼は大学院時代、私がいた研究室の隣のブロックにおり、彼は獣医学科ではなかったのですが、論文の担当教官が一人同じでした。これは俄かに信じがたいできごとでした。

これまた余談ですが、新丸子駅前の住吉書房に、世界中の猫の秘密が平積みされておりました。売れると良いのですが、気になります。よろしくお願いいたします。