ごあいさつ

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2018-03-11 09:26:00

総理が盛んに景気の回復を自画自賛しているのですが、現状といえば周知のところです。私たち動物病院業界も深刻な事態になってきているようで、色んなことを仕掛けるものが登場してきております。例えばペットショップと結託して、動物を売るときに多額な医療費を先取りするところ、ワクチンと予防薬のみの取り扱いしか行わない病院など、様々です。

生きていく手段として、ある意味仕方のないことですが、法が許す範囲なら何をしても良い、というわけではございません。そこには獣医師のモラルというものも、ぜひ忘れないでほしいと考えます。

この記事を書くきっかけになった話をします。私は以前、ワクチン接種について記事を載せました。3年に1度のスケジュールで必須ワクチンのみを接種するのが良い、という話です。もちろん世界的にも容認されている事実です。実は、これが問題になる出来事がありました。あるケンネルでは毎年のワクチン接種の証明書がないと預かってもらえないところがあり、3年前にワクチンは済んでいるというと、関連病院の獣医師が、毎年接種してなければ有効ではないと助言しているらしい。これは同業者としては由々しき事態であると言わざるを得ません。すでに一般常識となっていることをプロであるはずの獣医師が知らないはずはありません。むろんネット上でも公開されていることであり、一般の飼い主様にも広く伝わっております。時に獣医師の言葉は重く受け止められることもあります。注意したいものです。むろん自分自身もそこには含まれておりますが。

ここで獣医師のモラルを取り上げたのですが、近ごろの政治家のモラルも酷いものです。総理や大臣ですら、日本という国そのもののモラルも世界的には褒められたものではないことが残念に感じる今日この頃です。

こんなことを思っていると、また61歳のどこかに残っていた情熱のような残り火がめらめらと燃え始め、スクーターなんかに乗っていないで、もっと早いレーサー使用の超大型バイクに乗りたくなってきました。できれば別の情熱の方が良かったのですが、すでに本日昼休みにバイクの中古ショップを見に行ってしまいました。近いうちに駐車場の風景が変わるかもしれませんね。あと1か月ちょっとで62歳。