上野貴子からのお知らせ
梅に桜
令和の命名で梅花の宴の梅が注目を浴びていますが
今年は早くから咲いていたのですが
新型コロナウイルスの影響で世の中自粛ムードとなり
折角の梅の時期の天皇誕生日の参賀の行事も中止となりましたね。
大勢の人が集まる場所が感染拡大につながるということで大型イベントも中止が多いようです。
そんなご時世なので、この時期には派手な探梅に出かけるよりも
地元で我が里の花を愛でようと思い、千葉の実家から近い九十九里の海沿いに河津桜を見に行きました。
梅は満開を過ぎて散り始めていて
昨年よりの早く白梅も紅梅もどちらも散り始めていました。
梅の香りが私達を迎えてくれて何とかお天気が良かったので幸いです。
海の近くのはまぐり街道をゆくと通り沿いに延々と続く河津桜の道があります。
さほど観光化されてはいないのですが自粛ムードで静かに河津桜まつりが開催されていました。
提灯が下がっていて見事なお花見街道でした。
潮風が柔らかくなり始めていてさほど寒くは無かったです。
それでも、どこでもマスクが手放せない時期で残念。
自家の小さな庵にもどりお昼を食べて一休みして帰って来ました。
梅に桜の春の小旅行でした。
早く新型コロナウイルス対策が改善されて良い薬が見つかる事を心から願います。
【梅花の宴より抜粋】
「我が園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも」
大伴旅人(家持の父)
我が家の庭に白梅の花が散る、大空から雪が流れ来るのだなあ。
「春さればまづ咲くやどの梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ」
山上憶良
この日の梅の宴での梅の花をよんでいます。春になると真っ先に咲くこの家の梅の花を、ただひとり見ながら春の日を暮らすとしよう
2月と言えばバレンタインデー
2月になるとすぐに立春が来て梅の花の季節ですね。
今年は令和初の春とあって梅の開花が楽しみですね。少し早いようですが
そんな早春の風が吹き始める2月ですが
2月には忘れてはならないバレンタインデーがありますね。
バレンタインデーと言えばチョコレートを贈るものですが
最近では、本当にいろいろな種類のチョコレートがあり見ているだけで楽しくなります。
バレンタインは若い頃は素敵な思い出のイベントですよね。日本ではこの日には女性が男性に愛の告白をして良い日ということになっていて
日頃つつましやかな大和撫子でも、好きな人に愛を告白するためにチョコレートを贈る風習ですね。
これは、最近では様々な形に変貌しつつあり、言って見れば美味しいチョコレートを食べられれば満足!みたいなお祭りムードですね。
お菓子作りが好きな私にはもってこいの日ですが、毎年何を作ろうか考えるだけで楽しいのですが
その勢いには驚きます!これはやっぱりチョコレート屋さんたちの仕業に違いありませんね。クリスマスケーキにも負けず劣らずの感じです。
兎に角、チョコレートを贈るこの風習は何でここまで世界中に広まったのでしょうか?
そこが疑問です。そもそも何で愛の告白?という疑問がわきますよね。
これは、なんとローマ時代にその起源があるらしいです。
ローマ帝王時代に若者が戦争に行くことを拒む風潮が広まり、それを阻止するために兵士に結婚を禁止したと言うのです。
若い兵士たちが家庭を大切にするあまりに妻や子を置いて戦争に出向くのが嫌になりからと言って、なんと結婚を禁止してしまったそうなんです。
これはあまりに若者が可愛そうだとキリスト教司のバレンティヌスが、こっそり教会で隠れて結婚式をあげさせていたと言います。
それを知ったローマ帝王は、怒りバレンティヌスを処刑してしまいます。
その日が2月14日だたのです。当時ローマでは、2月14日はすべての神々の女王ユーノーの祝日でした。以降この日を国民はバレンティヌスを祈る日としていたそうです。
何だか奥深い話ですね。昔は戦争で家族が引き裂かれても何も言えない時代だったのですね。
このユーノーの祝日の次の日は、ルペカリアの祭りがありローマ帝国では男女がペアーを作る良い機会だったので
この日が処刑の日に選ばれたようです。
なんて悲惨な話でしょうか。何だか、チョコレートが美味しいばかりでうかれている日本人は大丈夫かなァ?なんて考えたりしますが
ローマ時代からの古い風習がもとで日本でも毎年ものすごい勢いで一年中でチョコレートが一番売れる日となっているようです。
私は今年も近場のお料理教室でチョコレート作りを楽しんでいます。
手作りチョコがやっぱり一番ですね。
(むっちゃんTV三茶スタジオより)
(2020・2・9)
節分ですね。
節分となりました。早いですね。どことなくお正月気分がまだ抜けきらないような寒い日が続きましたがもう2月3日です。
今年は暖冬だと言いますが、確かにそうなのでしょうか?
初句会の頃に良く雪が降りますが、今年は確かに降ることは無く、小雨が前日に降ったくらいでした。
確か8日の松明け位から少し天候が崩れて雨が降りましたが
はやり今年も三が日はお天気でしたね。
これから早春の令和初の春が始まります。どんな春になるのでしょうか。
この頃、私は自分の気持ちが年の節目でもあるためか
どこか定まらない不確かな気分なのですが
この令和初の春には自分の気持ちが落ち着いて、やるだけのことはやったんだという自信が持てる年末を迎えられるかどうか?
このままではどこかに悔いが残りそうです。
未来に向けて、はっきりとした心の気構えと覚悟と希望を持って、力強く挑んでいかなくては
今年もこれから何度となく訪れる荒波を乗り越えられません!
しっかりと心を定めて的を絞りやるだけのことはやる!
出来るだけのことはやり悔いを残さない!
そんな今年にしてゆきたいです。
早春に向けての決意をはっきりと胸に刻んでこの先の大海原に旅立ちましょう。
今年も一年間の素敵な旅が出来ることを期待して春を迎えたいです。
素敵な春が来ますように。
2020年幕開け
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
2020年令和二年がいよいよ始まりました。
今年は忙しいお正月三が日を過ごし、やっと新たな気持ちでのスタートを切ることが出来ます。
朔日に近所の神社にお詣り。初詣の参拝客で列に成るほどの賑わいでビックリしました。
東京の世田谷辺りでは、1日を家族と過ごしている方もこんなにいるんだと驚きました。
私は例年ですと2日に初詣をするのですが、今年は元旦そうそうに夫がお参りに行こうと言いだし
お屠蘇を頂きお雑煮を食べてから早速お詣りに出かけました。
お正月くらいは着物を着ようと、元旦の朝には普段着用の気軽な着物を着ています。
お節やお雑煮と朝から妻の仕事は絶えませんが、忙しいことが喜びでもあり、美味しいと言って食べてくれることが何よりの至福の時です。
そんな元旦に初詣まで済ませて、昨年の破魔矢を神社にお返ししてまた新たに今年の破魔矢のお守りを頂き、元旦から縁起が良い令和二年です。
そして二日には千葉へ年始の挨拶に出かけて来ました。
千葉には秋の台風の痛手がいたるところにまだまだ傷跡を残していますが、どうにか大きな被害からはまぬがれて目出度いお正月を迎えることが出来ました。
昨年の千葉の実家の両親は米寿を迎えたのですが、台風などてんやわんやの一年間だったために、何も祝らしいことが出来ずにいたので
今年は念頭から妹一家と皆で集まりお正月と一緒にお祝いをしようということになり、2日から集まってどうにか目出度く米寿の祝いが出来ました。
最近ではなかなか皆で一緒に実家に集まることが無かったので良い機会になりお目出度いお正月です。
そんなこんなでもう六日となります。
明日には松の内も終わりですが、今年のご挨拶にこの記事を書いております。
お目出度い年の初めにふさわしい一年が過ごせるよう祈るような気持ちです。
このところは人間の力が及ばないほどの自然災害が多く、今年はオリンピックイヤーでもあるため
どうか何事も起きませんように心からお祈りします。
毎年、俳句作家としての沢山の夢を、一歩づつ歩んで参りましたが、今年もこれまで通りに
また沢山の夢に向かって着実に歩み続けて行きたいと考えています。
諦めないことですね。今年は年女でもあり、一年が幸の多い年であることを本当に祈ります。
どこまで叶えることが出来るか、どんなことが出来るか
沢山の夢のなかから何か絞り込んで目標当てなければいけないと考えています。
兎に角、あきらめずに邁進します!希望をもって新たな未来へ!
レッツビギンですね。
今年もチャレンジ精神を忘れずに努力して参る所存でおりますのでどうか宜しくお願い致します。
(2020・1・6)
紅葉散歩
世田谷散策に行って来ました。
世田谷と言えば、ぼろ市が有名ですが、ちょっと先がけて近所の神社仏閣史跡などを散策。
ちょうど良いお天気で紅葉が見頃で最高でした。
まずは松陰神社から
吉田松陰を祀ってあることで有名で、松下村塾の復元された史跡がありブロンズ像があります。
大きな鳥居を潜ると、閑静な御社が見えます。まわりの木々が鬱蒼と見守り
吉田松陰様の御墓を大切にお守りしているよう。
そして、世田谷八幡神社へ
大きな鳥居の奥に昔からの古い石の鳥居があり石の階段を上ると銀杏が真っ黄色に色ずいていました。
奉納相撲で有名な古い土俵が保存されていて子供達がその周りで遊んでいました。
次は豪徳寺です。八幡様と豪徳寺は世田谷線で同じ宮の坂で降りると便利です。昔の世田谷線が飾ってある駅ですね。
今回はてくてくと歩いて散策。
豪徳寺は、ものすごい迫力で紅葉が綺麗でした。都内でこんなに風情のある紅葉はなかなか見れません。
名物の招き猫もあり、沢山奉納されていました。あやかりたいとお詣りして、三重の塔にも招き猫が掘られていることを発見。
これは初めて気が付きました。
そして、沢山ある謂れのある殿様姫様のお墓にお詣りをして、てくてくと歩いて代官屋敷まで。
代官屋敷はぼろ市でゆうめいです。茅葺屋根が新しく葺き替えられて立派になっていました。
こんなに世田谷の紅葉が綺麗だったのはこれまでに無いタイミングで
赤い紅葉、黄色い黄葉、そして色変えぬ松の緑と
カラフルな美しい紅葉の見頃です。
豪徳寺は小京都といった感じの端正な苔の敷きつめられた楓のお庭が最高でした。
海外からの観光客の方も案外多いですね。
住宅街の中の憩いの紅葉散策となり一日良いお天気に恵まれて素敵なひとときでした。
(2019・12・9)