上野貴子からのお知らせ
2018 / 12 / 08
12:31
クリスマスですね。
もうすぐ世界中が待ちわびていたクリスマスです。
今年は日本では平成最後のクリスマスとなりますね。
どうして12月25日がクリスマスなのか。
誰もがキリスト様のお誕生日だと思っていますが、実は、それだけではない起源が隠されているようです。
12月25日がクリスマスとなったのは
古代から行われていた「冬至の祭り」が関係していると言われています。
当時のローマ帝国は、太陽を神と崇める太陽信仰でした。
そして、秋から冬にかけて日照時間が短くなると、死が近付くと恐れられていました。
ところが、冬至を境に日が長くなることから、それを太陽の復活としてお祝いしていたのです。
やがてその「冬至の祭り」が、イエス・キリストの誕生日としてお祝いされることになるのですが
それはイエス・キリストが「世の光」と呼ばれていたためだと言われています。
また、クリスマスの起源とも言われている「冬至の祭り」では、
太陽と共に冬になっても葉を落とすことのない常緑樹も「永遠の命」のシンボルとして飾られていたことから、
クリスマスには常緑樹を飾るようになったとも言われ、それが現代まで伝わりクリスマスツリーとなっているといいます。
キリスト様の誕生日は9月~10月の何日だったのかはっきりとした記録がないので
こうして12月25日が聖誕祭として今に伝えられているのですね。
世界中に平和の灯がともることを今年もお祈りして
今から待ち遠しい限りです。