上野貴子からのお知らせ
梅雨入り

今年は梅雨が来るのが例年より少し遅かったようです。
例年ですと8日頃なのですが、今年は11日でした。
この時期になるとほんの数日が遅いの早いのと大問題です。
ここ数年は、ものすごい雨の量で豪雨と呼ばれる局地的集中豪雨がおおいですね。
これは以前では考えられない記録的なレベルです!
雨は程よく降れば、天の恵みと言われ
災害を引き起こすほど激しく降れば、天の怒りと言われています。
そして、梅雨のような恵みの雨でも、しとしと切ない長雨は、天の涙と人は物の例えで言いますね。
自然はあまりにも偉大で恐ろしい!
それでも命のあるものはこの大地の自然に育まれて来ました。
これは、宇宙の摂理ですね。
人間社会だけではあまりにも小さすぎる
果てしない宇宙の謎です。
そんな、宇宙の謎がもたらす自然の驚異が、日本には毎年夏にやって来ます。
今年はお正月明けから新型コロナウイルスの感染拡大のパンデミックに悩まされて
今度は夏からの記録的な豪雨です。たまらない一年間になりそうです。
これまでの自粛要請の春から初夏のツケが雨に流されて
爽やかな過ごしやすい秋が来れば良いのですが、今年は果たしてそう上手くおさまるのか心配ですね。
梅雨入り早々、各地ではもう雨の神様が大暴れのよう!
雲の上で雷を鳴らしている青鬼と赤鬼の子に何とか仲良く大雨を降らさないでもらいたいですね。
良く雷様といいますが、雷様には角が生えていて鬼のような姿をしています。
赤鬼や青鬼のようにカラフルなイメージは無いのですが、雲に乗っていかつい顔で怒っているイメージですよね。
そこで、今回は鬼の色を少し調べて見ました。
どうやら鬼には五色あるようです。節分の豆まきにその由来が隠されているようです。
赤鬼と青鬼に邪気を払うまととして地獄に帰れと豆をぶつけるのだそう。
災いの元になる邪気を鬼に見立てている伝説ですね。
そして、この鬼には五色の違った種類の鬼がいるようなのです。
赤鬼… 貪欲。全ての悪心の象徴で、豆をぶつけることで自分の中の悪い心が取り除かれる。
青鬼… 怒り・貧相。自分自身に豆をぶつけることで、徳を呼びこむ。
黄鬼… 我執(がしゅう=ワガママ)。自己中心的な甘えを反省し、豆をぶつける。
緑鬼… 不健康。→不摂生を反省し、健康を願って豆をぶつける。
黒鬼… 愚痴。卑しい気持ちを追い払い、豆をぶつけて平穏を願う。
こうして見ると、赤鬼をその年の歳女歳男に見た立てお面を被らせて豆をぶつけるという節分の風習は
昔は、何色もの鬼がいて、邪気を払うために色分けしていたのですね。
2020年は五色の雷様に新型コロナウイルスの邪気を追い払ってもらいたいですね。
そんなことを考えているすきに、おへそを取られないように油断大敵!と肝に銘じて
これからのコロナ後を必ず乗り越えましょう!