上野貴子からのお知らせ
2月と言えばバレンタインデー
2月になるとすぐに立春が来て梅の花の季節ですね。
今年は令和初の春とあって梅の開花が楽しみですね。少し早いようですが
そんな早春の風が吹き始める2月ですが
2月には忘れてはならないバレンタインデーがありますね。
バレンタインデーと言えばチョコレートを贈るものですが
最近では、本当にいろいろな種類のチョコレートがあり見ているだけで楽しくなります。
バレンタインは若い頃は素敵な思い出のイベントですよね。日本ではこの日には女性が男性に愛の告白をして良い日ということになっていて
日頃つつましやかな大和撫子でも、好きな人に愛を告白するためにチョコレートを贈る風習ですね。
これは、最近では様々な形に変貌しつつあり、言って見れば美味しいチョコレートを食べられれば満足!みたいなお祭りムードですね。
お菓子作りが好きな私にはもってこいの日ですが、毎年何を作ろうか考えるだけで楽しいのですが
その勢いには驚きます!これはやっぱりチョコレート屋さんたちの仕業に違いありませんね。クリスマスケーキにも負けず劣らずの感じです。
兎に角、チョコレートを贈るこの風習は何でここまで世界中に広まったのでしょうか?
そこが疑問です。そもそも何で愛の告白?という疑問がわきますよね。
これは、なんとローマ時代にその起源があるらしいです。
ローマ帝王時代に若者が戦争に行くことを拒む風潮が広まり、それを阻止するために兵士に結婚を禁止したと言うのです。
若い兵士たちが家庭を大切にするあまりに妻や子を置いて戦争に出向くのが嫌になりからと言って、なんと結婚を禁止してしまったそうなんです。
これはあまりに若者が可愛そうだとキリスト教司のバレンティヌスが、こっそり教会で隠れて結婚式をあげさせていたと言います。
それを知ったローマ帝王は、怒りバレンティヌスを処刑してしまいます。
その日が2月14日だたのです。当時ローマでは、2月14日はすべての神々の女王ユーノーの祝日でした。以降この日を国民はバレンティヌスを祈る日としていたそうです。
何だか奥深い話ですね。昔は戦争で家族が引き裂かれても何も言えない時代だったのですね。
このユーノーの祝日の次の日は、ルペカリアの祭りがありローマ帝国では男女がペアーを作る良い機会だったので
この日が処刑の日に選ばれたようです。
なんて悲惨な話でしょうか。何だか、チョコレートが美味しいばかりでうかれている日本人は大丈夫かなァ?なんて考えたりしますが
ローマ時代からの古い風習がもとで日本でも毎年ものすごい勢いで一年中でチョコレートが一番売れる日となっているようです。
私は今年も近場のお料理教室でチョコレート作りを楽しんでいます。
手作りチョコがやっぱり一番ですね。
(むっちゃんTV三茶スタジオより)
(2020・2・9)