上野貴子からのお知らせ
2021年始めに!
2021年のはじまりは例年通りに良いお天気でした。
毎年お正月には雨が降らない東京ですが
今年も良く晴れた良いお天気に恵まれ素晴らしい「初御空」でした。
残念ながら今年は昨年義母を亡くしたばかりで喪中の我が家でしたが
95歳という長寿を全うした姑の他界を天国が暖かく受け入れてくれているかのように
初御空を眺めることが出来ました。
20年の長いようで短い間でしたがスープの冷めない距離を保ちながら
どうにか楽しく過ごしてこれたことを心から感謝してコロナ禍の風潮に合わせて最後のお別れを終えることが出来ました。
いつもニコニコ笑顔を絶やさない明るい義母さんでした。
淋しくなりましたが、今年からは夫とこれまで以上に楽しい理想の生活を目指して
二人で歩んで行かなければなりません。
新年そうそう緊急事態宣言が発令されてしまうような時代に
この一年間、どうなる事やら誰にも解りませんが
少しでも理想の夢が叶えられるように
コロナ禍での2021年を過ごして行きたいと考えています。
焦らずに目標に向かって何とかジャンプです!悔いのない人生を送るために
コロナに負けてはいられません。
今朝晴れてコロナ禍の町初昔・・・貴子
(2021・1・9)
新たな船出!
嵐の中の船出です。
11月1日からいよいよNBSグループを充実させてゆくために
三茶の自宅のすぐ近くにデスクを設けることになりました。
これは本当に意外な展開だったのですが
またとない急な偶然のチャンスに飛び乗ってしまったような形です。
大げさなことでは無い小さなレンタルスペースですが
そこをNBSグループのオフィースとすることにします。
小さなデスク一つの空間ですが
新しい今風のワーキングスペースで
住宅街には珍しいオフィース調の作りです。
これまでいくつものツールを俳句活動の要に維持運営してきましたが
これからはそれぞれを上手く組織だてしてNBSグループを
充実したグループへと発展させてゆかなければなりません。
今日はそのやっとのささやかな船出です!
これからのNBSグループの発展を祝して乾杯です。
(2020・11・1)
もう秋!
いつの間にか秋が来ました。
暦の上ではとっくに秋なのですが実際にはやっと秋だと言う感じです。
信じられない未曾有のパンデミックからもう10ヶ月が経ちます。
日本に上陸したのが1月の終わりですから
もうすぐ一年が過ぎてしまいますね。
こんなに長丁場だなんて考えられません!
ところがなんと疫病の歴史から見るとスペイン風邪では3年もかかったそうなんです。
大変な事です!
このままなだまだ続くのでしょうか?
怖ろしい新型コロナウイルス!
そんな10ヶ月もの長丁場にとうとう悲しいお知らせをしなければならない大事件が起きてしまいました。
入院中だった姑がとうとう他界してしまったのです。
これ以上の大事件はありません。
私は遅い再婚でしたが、いつもニコニコ優しく俳句をやらせてくれていて
全国いろんなところを一緒に旅行しました。
今となってはすべて良い思い出です。
私達はスープのさめない距離に別居していたので
嫁姑のすさまじい戦いはまぬがれましたが
入院してからは毎日夫が病院に顔を見に言っていたのに
こんなコロナ禍のためにお見舞いにも行けずに
こんな時が来てしまいとても残念です。
3年間の入院生活で享年95才でした。
このような情勢ですがどうか安らかに永眠出来ますよう
心から祈ります。
お月見の風に満ち欠け省みる・・・貴子
梅雨入り
今年は梅雨が来るのが例年より少し遅かったようです。
例年ですと8日頃なのですが、今年は11日でした。
この時期になるとほんの数日が遅いの早いのと大問題です。
ここ数年は、ものすごい雨の量で豪雨と呼ばれる局地的集中豪雨がおおいですね。
これは以前では考えられない記録的なレベルです!
雨は程よく降れば、天の恵みと言われ
災害を引き起こすほど激しく降れば、天の怒りと言われています。
そして、梅雨のような恵みの雨でも、しとしと切ない長雨は、天の涙と人は物の例えで言いますね。
自然はあまりにも偉大で恐ろしい!
それでも命のあるものはこの大地の自然に育まれて来ました。
これは、宇宙の摂理ですね。
人間社会だけではあまりにも小さすぎる
果てしない宇宙の謎です。
そんな、宇宙の謎がもたらす自然の驚異が、日本には毎年夏にやって来ます。
今年はお正月明けから新型コロナウイルスの感染拡大のパンデミックに悩まされて
今度は夏からの記録的な豪雨です。たまらない一年間になりそうです。
これまでの自粛要請の春から初夏のツケが雨に流されて
爽やかな過ごしやすい秋が来れば良いのですが、今年は果たしてそう上手くおさまるのか心配ですね。
梅雨入り早々、各地ではもう雨の神様が大暴れのよう!
雲の上で雷を鳴らしている青鬼と赤鬼の子に何とか仲良く大雨を降らさないでもらいたいですね。
良く雷様といいますが、雷様には角が生えていて鬼のような姿をしています。
赤鬼や青鬼のようにカラフルなイメージは無いのですが、雲に乗っていかつい顔で怒っているイメージですよね。
そこで、今回は鬼の色を少し調べて見ました。
どうやら鬼には五色あるようです。節分の豆まきにその由来が隠されているようです。
赤鬼と青鬼に邪気を払うまととして地獄に帰れと豆をぶつけるのだそう。
災いの元になる邪気を鬼に見立てている伝説ですね。
そして、この鬼には五色の違った種類の鬼がいるようなのです。
赤鬼… 貪欲。全ての悪心の象徴で、豆をぶつけることで自分の中の悪い心が取り除かれる。
青鬼… 怒り・貧相。自分自身に豆をぶつけることで、徳を呼びこむ。
黄鬼… 我執(がしゅう=ワガママ)。自己中心的な甘えを反省し、豆をぶつける。
緑鬼… 不健康。→不摂生を反省し、健康を願って豆をぶつける。
黒鬼… 愚痴。卑しい気持ちを追い払い、豆をぶつけて平穏を願う。
こうして見ると、赤鬼をその年の歳女歳男に見た立てお面を被らせて豆をぶつけるという節分の風習は
昔は、何色もの鬼がいて、邪気を払うために色分けしていたのですね。
2020年は五色の雷様に新型コロナウイルスの邪気を追い払ってもらいたいですね。
そんなことを考えているすきに、おへそを取られないように油断大敵!と肝に銘じて
これからのコロナ後を必ず乗り越えましょう!
お花見のない春に掲載!
お花見のない自粛の春でしたね。
梅の花の頃から始まり
桜の頃を過ぎても
まだまだおさまる所を知らない
新型コロナウイルス!
このまま感染拡大は何時まで続くのでしょうか?
緊急事態宣言がとうとう全国に広まりました。
これで日本国中がどこもかしこも全土にわたり緊急事態となります。
これで何とかゴールデンウイークまでの間の広まりやすい時期を食い止めなければならない訳ですね。
今年はお正月が明けてからもうずっとこの新型コロナウイルスに悩まされて来ました。
これでどうやらリーマンショック以上の打撃が見込まれてしまうようです。
たまらないご時世ですね。
緊急事態宣言の後に少しでも痛手を残さないために
どうにか自粛に協力する以外に手はありません。医療崩壊や経済崩壊を免れるために
私達が出来ることは何とか感染拡大を広めないために自粛協力に手洗いうがいにマスクでうつらないうつさない!
これで何とか乗り切りましょう!
ささやかな努力や我慢がきっと実を結びますよね。
初めてのパンデミック。この後にやって来る新たな時代に備えて
じっと感染がおさまる事を待つしか無いですね。
「鳴かずんば鳴かせてみしょうウイルスめ!・・・お粗末」てなかんじでしょうか。
こんな緊急事態の中に実は私は「俳句」角川4月号に新作が掲載されました!
こんな時に何とよくやる私です!
なかなか発売されないのでコロナで中止かと思いましたが
さすがに角川さんですね。予定通りに4月に掲載されています!ちょと感激!
折角なのでここにご紹介致します。
2020・梅の頃に 上野貴子
尖っていたのかな青春の頃
早梅の風にじっとはしてられず
さよならが言えればきっとまた会える
梅が香の便りは今も優しくて
梅は莟白いか赤いか開くまで
梅咲けばいつも別れの予感して
気負わない人生もある梅見酒
(2020・4・16)