いたいのいたいのとんでいけ~情報

2014-04-17 10:13:00

先回の固定法について

昨日

ちょうど、膝の痛みで来院された方がお二人あったので

ご紹介します。

 

お二人とも

膝の内側真ん中の強い痛み

原因は

床から立ちあがるときに捻った50代の女性。

と、部活のランニングで急に痛くなった女子高生。

痛みの部位は、半月板という関節の隙間の部分。

お二人には膝の外傷の既往がありました。

靱帯損傷の過去。

 

処置は炎症を広げないように冷却。

アキュスコープで、損傷修復の電療。

関連筋の血流改善。

日常生活でのアドバイス。これは指上げ歩きにならないように、とかクッション性のインソールの使用とか。

膝は伸ばしきらずに、軽く曲げた状態が理想など…

最後に、

固定します。

強い痛みのため

晒し包帯を使いました。

これは、取り外せる布のギプスだと思って下さい。

膝は45度で少し曲がった状態で巻くので、歩いたり少し曲げたりは可能です。

そして非常に楽です。

窮屈そうに感じますが、

活動(衝撃)より安静(固定)が上回らなくてはなりません。

これで捻じれや歪みに対応できるのです。

 

前回お伝えしたように

中途パンパな固定では根本治療できないのです。

重力に負けないように支えてこそ

炎症が早く改善し

ゆがまないので、安心して動く事が出来ます。

 

しばらく通院治療しながら日中は固定をお願いしました。