いたいのいたいのとんでいけ~情報

2013-09-20 08:34:00

台風の被害はありませんでしたか?

お彼岸近くなり、さらっと気持ちの良い陽気になりました。

春先と秋口は

気圧の変化で体調が狂いやすいのでお気を付けくださいね。

 

さて、日本人は

膝が痛くなる人が多いです。

そんなかたへ

今回は日常生活での動き方のコツをお伝えしたいと思います。

 

よくO脚・ガニ股は膝が痛くなりやすいといいますね、

膝頭がまっすぐ前方に移動しない、重心が外側に傾いてしまうために

膝の内側の衝撃が積み重なり軟骨が減ってしまって炎症が起きるためですね。

この場合の痛みの出にくい動き方について述べていきます。

 

「階段の昇降時」

足指にしっかり体重をかける(特に親指)

良い方の足から上がって、傷む方の足から降りてください。

 

「椅子からの立ち上がり時」

座面の下が空いている腰かけでは、少し足先を手前に引き、膝を曲げ指先に体重をのせながら

前に向かって立ってください。(前方でつかまれるところがあるといいですね)

 

「しゃがんだり、立ち上がったりする時」

お互いの膝を支えにくっつけて、親指に体重をのせる意識で曲げてください。

立ちあがる時も同じです。

足指が浮いてしまうと、足首から膝がぶれて外に流れてしまった衝撃がかかります。

昔は着物を着ていました。裾がはだけないので足をクッと締めた動き方が自然にできました。(和装のお上品な動き方です)

そして、足袋や下駄・和式便所…などは足指を強くできました。

 

「立ちっぱなしの時」

一度足の裏を思い浮かべてください。あの小さい面積で身体を支えています。

踵から足指の裏まで全体が均等に体重を感じて下さい。

かかと重心になったり、外側重心にならないように。

膝を伸ばしきると、重心を全体にかけれません。

少し気持ち膝裏をゆるめるようにされるといいです。

少しの高さの台に片足のせてもいいですね。

 

「座る時」

ご存知のように正座は負担がかかります。

おしりの下にクッションを入れてくださいね。

長い時間座ったままの状態は、足の付け根のリンパ管血管も折れ曲がってしまいます。

おしりの筋肉も押しつぶされ弱くなってしまいます。

必要以上は気を付けてくださいね。

 

「寝る姿勢」

膝を長時間伸ばしきったままでいると、曲げる時に痛みを感じやすいです。

クの字に曲げた姿勢が楽です。

上向きならひざ下に枕を、

横向きならひざの間に挟んでみましょう。

 

「歩く時」

これは、幾度かお伝えしましたが

踵から着地する。という情報が当然になっていますが

この踵を着いた後が肝心です。

踵を着きすぎるヒールストライクという状態が怪我や変形を招く事が多いのです。

踵から、やっぱり足指にも体重移動ができないと、突きあげ衝撃がかかる。

そして足指が浮いたままでは足が流れてしまって、足首がグラつき

膝がブレてしまいます。

足指はこのブレのブレーキの役目と

足裏全体と膝で下からの突き上げ衝撃を緩和するクッションの役目をします。

 

「はきもの」

もちろんこれも、靴底のクッションが良い物ですね。

靴の裏がすり減っていませんか?これは傾いてあるいてしまいますね。

今は、3つのアーチを補助する中敷きがあります。おススメです。

5本指の靴下も足指の強化に役立ちます。

 

これらは、予防と治療をかねていますので

知っていると役に立つと思いますよ★