いたいのいたいのとんでいけ~情報
連休は思わぬ悪天候のトラブルで
大変な地域だった方には、お見舞い申し上げます。
成人の日を迎えた方とご家族の方はお祝申し上げます。
さて、この寒気
身体にとっては強い刺激となって感じています。
身体的ストレスですね。
以下加茂先生の本から少し参照させていただきます。
「人はストレスにさらされると、身体になんらかの反応を引き起こします。
その反応の仕方は人それぞれ、実に多様です。
それを分けると
①筋骨格系に痛みをつくるタイプ
腰痛・肩こり・坐骨神経痛・しびれ
②消化器系にでるタイプ
胃痛・便秘・下痢
③呼吸器系にでるタイプ
咳・鼻炎
④循環器系にでるタイプ
高血圧・不整脈・動悸
⑤皮膚にでるタイプ
蕁麻疹・掻痒・アトピー
これらはすべて生理的トラブルです。」
心辺りのある方がほとんどだと思います。
寒くなると身体が痒くなったり
寒い季節毎年同じ時期に腰痛がでてきたり
ヒートショックといわれる脳卒中・心筋梗塞
冬季のスポーツ障害も増えます。
腰痛・膝痛・肩痛・首痛… この時期毎年のパターンで起こっている方
注意されてくださいね。
大事な補足をします。
加茂先生はこの筋骨格系の痛みは、殆どが
この生理的トラブルであって構造の異常のためではありません。と仰っています。
構造の異常とは
画像診断でわかる、腰の場合
骨や椎間板・脊柱管などの変性あと腫瘍や感染症・リウマチ性の炎症などです。
筋肉がストレスを感じる環境におかれると、生理的トラブルが起き
これは癖になりやすい、とのことです。
筋肉のけいれんによる血流障害で組織の酸素不足がおこり
酸欠は発痛物質をつくる。ということです。
同じ部位が長期間血流不足がおこると、筋肉が硬結してしこりをつくり
これが周りのほかの部位の血流を妨げ、痛みを放散する。
坐骨神経痛といわれるメカニズムもこういうことになります。
長く続く痛みに困っている方
繰り返し痛くなる方
悪さをしている筋肉を和らげて痛みの連鎖にストップをかけましょう。