いたいのいたいのとんでいけ~情報
ずいぶん秋らしくなってまいりました。
気温差が大きくなりますので、油断せずにお過ごしくださいませ。
今回は、先日参加した講習会の報告をさせていただきます。
介護予防
機能訓練 のお話です。
高齢になった時にまず心配な事はなんですか?
第1に「自分の足で自立した生活が送れる」ではないでしょうか?
筋肉で弱る順番、
それは「ふくらはぎ」「太ももの後ろ(ハムストリングス)」その後「太もも前内側」です。
そこをまず意識して使うことを心がけましょう。
「歩く」こと。歩幅を少し広くとってゆっくり20分。
筋肉痛が出ない程度に。
1万歩にとらわれないこと。(1万歩も歩こうとすると2時間半もかかってしまいます)
腰痛もちの方は時間を分けて10分を午前午後というように。
効果は、筋肉では半年かかります。気長に考えましょう。
靴については、以前のお知らせにも書きましたが、
かかとが厚くてクッション性のよい、できたらヒモかマジックでキチンと甲を止める事ができるもので。
歩くタイミングですが
高脂血症の方、食後1時間あと
肥満の方、食後3~4時間あと
糖尿病の方、食後1時間あと
高血圧の方は運動をすると、血圧が上昇するので負荷の少ないものから始めてください。
1日20分歩いて、水を1.5リットル飲める方は便秘知らずで肥満の解消にも役立ちます。
筋肉の柔軟体操についてですが
骨盤周辺・太ももの体操をしましょう。
①肛門の周りの筋肉を5秒間強く締め、次に緩める。
この運動を5つの姿勢で、20回ずつ繰り返します。
朝・昼・夕・寝る前の4回に分けて毎日行うのが理想です。
②5つの姿勢
仰向けに寝て膝を立てる
椅子に深く座る
四つんばい
立つ(机や椅子に前で手をついて)
仰向けに寝て膝を立て少し腰を浮かせた姿勢
とりあえず、家で手軽に行える体操を紹介しました。
以前きくち体操を紹介しましたので、そちらもすごく参考になります。
ご来院される方には、パンフレットと共に状態にあった体操を色々アドバイスしていますので、
今からカラダ作りを考えている方は是非ご相談くださいね。