いたいのいたいのとんでいけ~情報

2012-07-10 11:05:00

こんにちは

梅雨の晴れ間が有難いですね。

今回は、以前に産経新聞でも取り上げられた

急増中の

「ストレートネック」について、お知らせしようと思います。

 

パソコン・携帯電話・スマートフォンなどが必需品になってきました。

便利になって、若者だけでなく仕事や学校他でもなくてはならない社会です。

その反面

これらを長時間使う人のカラダに変化が出てきました。

首の背骨が自然な湾曲が失われ、真っ直ぐになってしまう。

それによって、

・首や肩がコル

・首の痛み

・頭痛 特に首から後頭部の痛み

・目の奥が痛い

・吐き気

・手のしびれ

・めまい

などの辛い症状を引き起こします。

 

画面に見入ることで背中が丸くなり顔を下に向ける固まった姿勢が

首の前側の筋肉が強く緊張し、

頭と首が前に突き出るために周辺の筋肉が固まってしまい

頚椎の自然な前湾が伸びきってストレートネックになるというわけです。

男性より筋肉が細くて弱い女性に多いです。

今後普及に伴ってますます、増えてくるはずです。

 

症状に当てはまる場合は

レントゲンを撮ってもらって、ヘルニアなどのほかの疾患がなければ

周辺筋を緩めて血行をよくするように施術していきます。

痛みが強い場合は、炎症と鎮痛をまずします。

2・3週間無理せず治療で落ち着いてきます。

 

予防ですが

時間の制限が必要ですね

同じ姿勢で長く使用しない。休憩を入れること。

目線と画面を合わせる。

スマートフォンなどの機種は、

大きい画面・滑りにくい物・文字を大きく・入力時の指の力を軽減する、などの工夫をお勧めします。

 

補足ですが

よく自分でモミほぐしたり、グルグル回し過ぎたりして痛みを悪化させてから来院される方も多いですが

くれぐれも自己流・自己判断で荒療治しないで

専門に診ていただいてくださいね。

 

前回に、歪み治しをお伝えしましたが、

首の場合は

大き目のタオルをグルグルとビール瓶くらいに丸めて

首の丸みに当てて仰向きに15分前後寝てください。

後頭部が浮いてしまう場合は少しタオルを敷いてもいいですよ。

頭はスイカ1個分の重さがあります。

背骨と肩の真上に置くようにイメージしてくださいね。