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「攘夷」では豊かになれず 迷走5年、英国からの警告 Next World 分断の先に
EU離脱派のゴーブ環境相が漁村を訪れ「主権を取り戻す」と訴えたのは5年前。
EUの厳しい規制に不満を募らせていた漁師たちは期待を膨らませた。
ところが、業務手続きは離脱後にむしろ煩雑になったから「裏切りだ」と映る。
国内総生産(GDP)の1%に満たない漁業のために、英経済を犠牲にする――。
EU嫌いの漁師たちを喜ばせようとした20年のEU離脱を反対派は非難した。それから3年近くたち、漁師たちまで憤怒する光景はまるで笑えない喜劇だ。
外国を遠のける「攘夷(じょうい)」の現代版とでもいうべきブレグジット。隣人に背を向けて英国は豊かになれたのか。答えはノーだ。
外国との取引で国を豊かにできているかを示す「貿易開放度(貿易額をGDPで割った値)」が離脱後に57%へ6ポイント下がったのは当然の成り行き。英国に投資しようという外国企業の意欲は衰え、対内直接投資は76%も減ってしまった。
当の英政府の試算でEU離脱は英GDPを長期的に4%落ち込ませる。株式時価総額は22年11月にフランスにほぼ追いつかれ、欧州首位の座からの陥落は間近だ。
成熟した国の大黒柱だった金融業。米ゴールドマン・サックスはロンドンのトレーダー部門の一部を23年にイタリアのミラノに移すと決めた。外国の金融大手がロンドンにひしめくさまをテニスの国際大会になぞらえ「ウィンブルドン現象」と呼んだのも今は昔だ。
EUに続いて世界のマネーに背を向けたもう一つの攘夷。トラス前政権が演じたドタバタ劇だ。財源なき大盤振る舞いを投資家に見限られ、わずか45日で退陣表明した。慢性的な経常赤字でお金の足りない国は市場の信頼なしに立ちゆかない。
残ったのは英国への不信感。国債には「愚か者リスクプレミアム」と呼ばれる上乗せ金利が乗り、ドイツやフランスと比べて金利上昇(国債価格の下落)が目立つ。フェアネス(公正さ)に疑いをもたれた代償だ。
英国はかつてはグローバリゼーションの旗手だった。
しかしながら自国のみの繁栄を考え、国民もそれを選択した結果資本逃避が起こり、挙句の果てに諸外国から信用を失ってしまった。
人であれ、国にであれおごりたかぶりはろくな結果をもたらさない『良い』事例であると思う
下請け企業からの適正な価格転嫁の求めに応じなかったなどとして、大手企業など13社の名前を公表
公正取引委員会は下請け企業からの適正な価格転嫁の求めに応じなかったなどとして、大手企業など13社の名前を公表した。
公正取引委員会が公表したのは佐川急便、三協立山、全国農業協同組合連合会、大和物流、デンソー、東急コミュニティー、豊田自動織機、トランコム、ドン・キホーテ、日本アクセス、丸和運輸機関、三菱食品、三菱電機ロジスティクスの13の企業団体。
原材料や燃料価格の上昇分を価格転嫁するかどうかの協議に応じないか、応じても回答していなかった。
公正取引委員会は独占禁止法違反やその恐れなどを認定したものではないが、今後、是正を促すとしている。
この記事は12月下旬に発表されたものだが、内容にびっくりした。
公取には、取り締まる権限はないのだが、ある意味この記事は罰金より効果がある。
しかしながら、社名には硬派な企業名も確かに多い。
農協には開いた口がふさがらない。
農協はいろいろな広報誌で、「生産者を守りぬく」と言ってはいるが、本当に守っていたのだろうか?
トヨタグループも抽出。
ネット上の口コミであるが下記意見あり 私の意見ではありません。。。。
少し前にトヨタの社長はグループの社員の年収や賃金アップを自慢して言ってたけど、トヨタグループの社員の高賃金や賃金アップは下請け会社の犠牲で成り立って居るとそろそろトヨタも理解した方が良い。
もう一点は、運送関連企業が多いこと。13社中4社。
運送協会長が、「運送代金を値上げるしてもらうよう荷主に働きかける」と常々発言されているが、運送業界のトップ企業が、この有り様では、協会としても、頭の痛いことだと思う。
記事では、優越的地位の濫用の疑いのある企業は、全国で4030社あり、全社に注意喚起文書を発送したとのこと
インフレでどこも値上げに苦慮しているのは一緒
インフレ鎮静化、ウクライナ紛争の停戦を願うことしかできない
日野自が幹部数3分の1に 風土改革、縦割り主義脱却60人→18人 意思決定素早く
日野自動車は27日、本部長など現在の幹部にあたる人数を3分の1に減らし、各分野に最高責任者を置く「チーフオフィサー(CxO)」制を2023年2月1日付で導入すると発表した。小木曽聡社長は最高経営責任者(CEO)として経営全般を担当し風土改革をけん引する。エンジン不正問題の一因となった組織の縦割り主義から脱却を目指す。
副領域長以上の役職者は約60人いるが、新体制でチーフオフィサーなどの幹部を18人まで削減する。
組織階層を減らし意思決定を早まることで不正を産んだ風土を改革する
当社は、エンジンの排出ガスや燃費試験での不正が明らかになった。不正が約20年に渡って発生していたことが、外部検査によって発覚。
原因は
・上層部の意向を絶対視する企業風土
・行き過ぎた縦割り主義
・パワハラ体質の見すごし
などである
日野自動車は、販売も出来ず、信頼も失い、その上作ろうにも半導体も無いという無い無いづくしの状態
取締役を減らしても、実質的な効果は少ないかもしれない。
強大な権力をもつ管理職が出てきたら余計に廻りの監視もなくなる。
しかしながら、何も策無しでは、市場の信頼回復もできないというのが実態であろうと思う。
私が会社員時代に言われたことは
「部下が相談したり近寄ってくるのは、あなたに権限があるからである。だからあなたは、偉い人でなく、権限がある人である。
勘違いしてはいけないよ」
である。
総合重機からみた景気 物流の混乱、来年解消へ 川崎重工業社長 橋本康彦氏
新型コロナウイルス禍からの脱却を探る世界景気の行方が晴れない。物流の混乱や半導体不足はどうなるのか。川崎重工業の見通しを記載する。
ロボットは好調
川崎重工もコロナ禍で打撃を受けた。ただし、影響を受けた分野とこの間に成長した分野がある。
傷んだ分野では輸送系、特に航空機部門のダメージは大きかったが、人の移動が戻りつつある。米ボーイング機の大型受注がある。
また二輪、四輪の自動化向けロボット、中国向け建設機械受注、レジャー用オフロード四輪向け受注などは回復している
半導体不足は?
川崎重工は、半導体製造装置向けの生産向けロボットのシェアが5割超ある。つまり川崎重工が当該ロボットを納入しないと半導体不足が解消できない状態であったという。
しかし、現状当該ロボットは大きな受注残があり、納入することによって半導体不足は解消に向かうと言い切る
エネルギーは?
現在LNGが高騰しているが、川崎重工は水素でも天然ガスでも使える発電設備を提供している
特に液化水素ビジネスに注力するし、関西電力なども水素関連に30年前から取り組んでいる
とのこと
さすが、日本を代表する工作機械メーカーであり、話がでかい。
エネルギーの世界的な潮流がわかりました。
盲点だったバナナ菓子店 「超・専門」のこだわりで競う
昨年年末に漫才日本一を決める「M-1(エムワン)グランプリ2022」が開かれた。
戦前の下馬評を覆し、毒舌漫才の「ウエストランド」が18代王者に輝いた。
それにしても漫才の多様化は著しい。「ボケとツッコミ」という定形から「ボケとボケ」、「ツッコミを受け入れるボケ」「ボケとツッコミの入れ替わり」など、変異と回帰を繰り返していく。
それは欲深い個人消費の世界に共通している。東京スカイツリーのある向島で、バナナを前面に出したスイーツ専門店が人気を集めている。店名はバナナファクトリー。
なぜバナナか?国内で最も食べられている果物なのに、バナナケーキの専門店がなかったからだと言う。
腐りやすく、変色し易いバナナを上手に加工する技術を作り、2017年に開業した。
3年目から黒字転換し、今では、百貨店での催しにも出店している。
こうした超専門店は、東京にはいくつもあるらしい。
茅場町には、ロールパンだけの専門店
広尾には、チーズバーガーだけの専門店
さすがに人口が多い地域なのでコアなファンにはタマラナイ飲食店にはなるのだろう
ちょっと滋賀県では難しいと思う
但し、果物ジュースや野菜ジュースの専門店が、京阪の駅内に数か店あった。
ここのジュースはやや高かったが、朝一に飲むと、すごくおいしかったのを覚えている。
たまにしか飲めなかったですけど、、、
人が集まるところで、多少は,身体にいいものを飲みたい人がいそうな所には、よいショップだと思う
米原なら、新幹線ホームの近隣なら、結構いけそうな感じはするのです