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不動産評価差を使った節税の最高裁判決は? 売買価格と路線価
不動産評価差を使った節税の最高裁判決は?
路線価の基づく財産評価をした結果、実勢価格を大きく下回る場合には、国税局が路線価格によらず、相続税額を決められるという規定の是非を問う裁判が来月最高裁判決がでます。
路線価格とは、主要道路に面した1平米あたりの評価額で、原則的には、この評価で土地の相続評価となる
通常路線価格は、実勢価格の8割とされている
つまり1平米5万円としたら1000平米をもっていたら5000万円という相続評価であるが、実勢は6000万円くらいするであろうということである。
今回の裁判は、
被相続人が存命時に購入していたアパート2棟を路線価格で評価したところ、3億3千万円だった。かつ死亡時の借り入れが同額以上あったので、相続税額はゼロと申告した。
しかしながら、この購入価格は13億8千万もしており、約10億円の差がある
よって国税局は当該差額相当分の相続税支払いを訴えたというものである
国税側は、「著しく不公平」
被告の相続人側は、「恣意的」ということで反訴している状態である。
タワーマンション節税などと最近話題に上っているが、確かに「何を相続税評価の基準にするか」というのは曖昧ではある。
この判決が出れば、まったアップします。
「行けないアジア」を消費 最新のアジアマーケティング戦略
海外ドラマづ好きの間では、韓流、華流に続きタイ流が台頭してきている
タイではもちろん、日本でもブームになりかけている
コロナで海外に行けないので、国内で「行けないアジア」を消費するビジネスが萌芽している
もともと、日本人の海外旅行のうち行きたいスポットの9割はアジアで、コスメや食材の人気が高い
ラオックスは、家電販売事業から撤退し始めたのが、アジアの食材専門店
「亜州太陽市場」
吉祥寺に2021年にオープン
自由が丘にもオープンしている
134平米とコンビニ程度の大きさだが、アジアの食材、コスメなど1400種の商品をとり添ろえ平日でも人気を呼んでいる
中国専門店、韓国専門店など国別の専門店はあるが、総合型のアジア専門がほとんどないことに注目したのだとこと
これは面白いし、空き店舗さえあれば、それほどリスクも高くない
商品の取り揃えが素人では難しいが、仕入れルートなどを持っている業者なら、価値はありそうである
これからは豪ドルが狙い目
これからは豪ドルが狙い目
私は、銀行勤務時代から、30年以上外貨に携わる機会が多かった
少額であるが、ドル、ユーロ、豪ドルなどの外貨定期をしてきた
結論から申し上げますと、ほとんど得もしていないし損もしていない
ある通貨が「上がった」と喜んでホールドしている間に、値下がりすることばかりでした
これ以上値下がりしたら、ロスとなる直前で売却するので、ほとんど儲からない
そんな、外貨コンサルとしては2流の私ですが、今度こそ、豪ドルはねらい目だと思慮する
理由
・ロシアの禁輸に伴い、資源国であるオーストラリアが見直されていること
・ロシアの主要輸出産品である、小麦、LNGの代替が進むこと
・金融正常化に向けて、豪も利上げも利上げが進み、先高観があること
以上最近は80円台~85円台で推移してきたが、ここにきて、一機に86円を突破
過去は100円まで豪ドル高が進んでいた時期もあり、あながち100円も夢ではない
実は、少額であるが、豪ドルを保有しており(売り時を失ってやむなくホールドしているもの)もう少し上がってほしい
そのうちの、下がってしまって、結局損得なしになることもあり得ますが(笑)
エアコンの入れ替えに使える補助金 4月5日までですが。。。。。
SII:一般社団法人 環境共創イニシアチブ|公募情報(令和3年度補正予算 省エネルギー投資促進支援事業費補助金)
詳細は、上記サイトをクリックしてもらった方が分かり易いです。
エアコン
給湯器
産業用モーター
などいろいろな省エネ設備を導入する際に使える補助金です。
注意点はいくつかありますが、特に
・既存設備の更新、入替に限定しており、新規導入は不可
・居住用は不可
・決められた製品であること
・最低補助額は20万円以上
であります。
なので、自宅のエアコンを入替ようとうしても×ですが、テナントのエアコンを入れ替えるためには使えます。
当然のことながら、工場、オフィスでも使えますので、締め切りまで日が浅いですが、検討してみる価値はありそうです。
和牛の輸出単価が1割上場 世界の富裕層の訴求
日本の食品輸出をけん引する和牛
コロナで落ち込んだ2020年比較で、21年は輸出単価も1割以上上昇している
岐阜県が誇る食材「飛騨牛」も海外では全く存在感がない
海外で通じるのは「KOBE BEEF」「WAGYU」「A5」の3フレーズくらい
残念ながら「近江牛」もブランド化はされていない
米国における和牛の消費者向け価格は、25000円~35000円/㌔ 神戸牛に至っては10万円/㌔で売られている
日本で例えると、一般肉が100グラム2500円、神戸肉が100グラム10000円
ホテルで食べたらそれくらいかもしれない。
政府は、2030年の和牛輸出金額を3600億円と2021年の6.7倍にする目標を掲げている
そのためには、各産地の歴史やストーリーが大事になってくる
今後のマーケティング戦略に注目していきたい