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東急ハンズはカインズ傘下で復活できるのか?
東急ハンズはカインズ傘下で復活できるのか?
東急ハンズが3月末にホームセンターカインズの傘下に入る。
東急ハンズと言えば、田舎者にとっては、あこがれの店みたいな感じがあって大学生時代には、ハンズに行くと滋賀県には絶対売ってない面白い商品があった。
値段もまあまあ高かったんで、買いはしなかったが、お金がある程度できたら、ハンズで買い物したいと思わせてくれた
→結局社会人になっても、ハンズで物を買うことはほとんどなく、代わりにダイソーで済ませてしまった
1978年に、世の中にない物販店を作るという理念もあったが、実は、東急不動産の遊休地活用であった。
当時の東急グループ総帥五島昇氏は、ハンズの経営陣に対し、50年も前に、「百貨店にやり方を聞くな」と指示を出している。
今の百貨店の惨状を見ると、名言であるとも思う。
時代は進み、高島屋や大丸などにも出店
男性客のハンズ、女性客のロフトと綺麗なすみわけもできた
年商も2000年には1000億円を超えた。しかし昨今は600億円程度。
低迷の原因は、競争激化で、無印良品、ダイソー等の100円均一の急拡大であろう。
またハンズの攻撃力も低下、かつては店舗ごとに仕入れが、本部一括仕入れとなる。
店長の采配で仕入れできていたから、面白い商品もあった
それが画一的な本部一括仕入れになり、どこでもある商品を高めに売るという店舗になったしまった。
ドン・キホーテの仕入れは面白い。店内商品の3割は店長の采配で仕入れることができる。
なので、店舗は店によって大きく違うし、一体何が売っているのか?と期待をもってショッピングできる。
→とは言っても、中高年には品揃え等はややハードルが高い。若い人にはちょうどいいのだろう。
さあカインズはどうハンズを復活させるのか?
カインズ社長は「手の復権へ向け、DIYをとがらせたい」と原点回帰を言っている。
近所にもカインズがあるのでどういった商店展開をするのか期待を持ってみていきたい。