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免税業者 インボイス制度の懸念
免税業者 インボイス制度の懸念
ある取引先様のセミナーで確定申告税務相談会があり参加してきました。
私は、所得税ならある程度わかるので確定申告は自分でしています。
弥生会計というソフトを使っています。
実は私は、もう確定申告は終えていたのですが、インボイス制度=消費税を正確にとらえる制度 について今一つわからないことがあったので、思い切って質問をぶつけてきました。
1対1の個別コンサルだったので90分くらいお話をいただき、今までの曇りがすっきりとしました
またその分、インボイス制度にはちゃんと対応しないと、たいへんなことになるという不安も出てきました。
今は売上1000万円以下なので、私は免税業者となります。
この免税というのが実はよくわかっていなかったのです。
消費税の原則
・取引が消費税課税取引なら消費税納付義務がある
・しかし課税業者でなければ消費税は免税される
・売上1000万円以下なので課税業者でないので消費税を納める必要はない
・売上1000万円以下でも選択して、課税業者になれる
ということでした。識者の方は、「なんだこれくらい」と思われるかもしれませんが、今まで消費税など納付したことがない人にとっては、ハードルが高いのです。
インボイス制度というのは、説明すると書籍1冊になるので、細かい事項は記載できませんが、国が考えていることは
・「零細業者からも消費税を納付してもらう」仕組みです。
それなら「売上1000万円以下だし払わなければいいのではないか?」と考えるのが妥当なんですが、非課税業者となると、今後は、各種取引から除外されてしまう懸念があるのです。
取引先から、契約の見直しや発注打ち切りなどが多発すると予想します。
うちは売上1000万円などまだまだなのですが、真剣に考えないといけないと改めて感じた次第です
2023年10月スタートです。
中国小売店で日本企業が見習う企業の紹介
中国で「小売業の奇跡」と称され世界大手の幹部が視察する中国小売企業があります。
大都市ではなく、河南省にある(←どこにあるかもわかりませんが)許昌市という地方都市にある
綺麗な陳列
正面を向いた陳列
生鮮品は当日売り切りし、宵越ししない
店員の商品説明〇
と日本企業のような仕組みをとっている。
更に、「おいしくなければお宅に伺って返品を受け入れる」とのポップまである。
ここまでなら、日本でもありそうだが、当社の最大の強みは、「経営の透明性」と「福利厚生」
従業員に対して、個別店舗の閉店に可能性まで踏み込んだ計数開示
利益の3割を従業員に還元し、やる気を持たせる
仕入先の了解をとり、商品の仕入れ値を表示し、どれだけが儲けなのかまで開示しているとのこと
福利厚生では、
有給休暇は30日あり、そのうち10日間は旅行に行くことを求める
店内に無料ジム、シャワー室、読書室などを完備している
なかなかここまでそろった企業は聞いたことがありません。
私が経営者でもここまでできませんが、私は、昔から、「税引き後利益の3分法」ということを考えていて、
3割は内部蓄積
3割は株主への報酬
3割は授業員への報酬
1割は社会貢献
を実現したいと思っています。
観葉植物の値上がりが加速しています
コロナ禍で、家で過ごす時間を快適にしてくれる観葉植物の人気が高まっている
癒しを求める需要に供給が追い付かず2021年度の東京市場の平均単価は1割以上上昇しています
人気に目を付けたアパレルブランドからの参入が相次ぎ販路を増えた
業者によると「引き合いが強くて、売りたくても売る商品がない」とのこの時期にしては貴重な業種
観葉植物は販売するまでに数年かかる
アパレル業界では、服が売れないので、服とセットにして、観葉植物を販売しているのだという
アパレル業界らしく、色のコーディネートを特徴としている会社が多い
またユニクロでも扱っている
衣料品と同じフロアで気軽に手に取れるため売れ行きはいい」とのこと
現在は14ケ店で販売している
バブル時代も胡蝶蘭は飛ぶように売れたが、ブームはすぐに終わった
今回のブームは、カッコつけでなく、癒しを求めるニーズで、一般人が身近におく形
以外と長続きするかもしれませんね
森下仁丹の戦略
仁丹と言えば、昔からある日本語で、口中清涼剤の固有名詞だと思っていました
しかしながら記事によると、
仁は儒教で重視される「仁」
丹は台湾で丸薬を意味する「丹」
という意味で、 当初から中国大陸方面への輸出を念頭においたうえでのネーミングだったのです。
創業は1893年 で仁丹は日露戦争の1905年から販売する超ロングセラー商品である
第二次大戦後は、喫煙後の口臭ケアのために会議室や応接室に常備する会社もあったとのこと
そういえば、私が1987年に会社に入社したころは、おじさんの一部でなんか、清涼感がある感じはあったが、独特の臭いを出している人達がいた
売上のピークは1982年の38億円 以降は喫煙者減少や競合製品との競争激化で販売は徐々に減少
そこで目を付けたのが、「液体の入った丸薬をつくれないか」というニーズ
試行錯誤のうえで1993年にビフィズス菌サプリの「ビフィーナ」にたどり着く
生きた乳酸菌をそのまま腸にまで運ぶという、画期的な商品で、便通に悩む高齢者中心に需要が増えていった
カプセル技術は、食品分野にも応用
フレーバーカプセルは、食べているうちに割れて香料がでてくる技術
このガムや飴は食べたことがあるし、すごくおいしい
そういう歴史に思いをはせると、仁丹でさらにリラックスできますね。
2022年3月期の売上は100億円を超えるという。
なお、仁丹のロゴに描かれた髭を蓄えた紳士は軍人ではなく外交官とのことでした。
モンベルの戦略
モンベルの戦略
コロナ禍でも安定的に拡大をしているのが、アウトドア用品メーカーのモンベル
モンベルの社員は1200名で、ほぼ全員がアウトドア愛好家
社員が海や山で遊ぶ中で気づきや顧客の声から新商品が生まれる
アイデアは4000件/年のもなるとのこと
この会社の強みは、
「目標の本質が楽しいこと」だと言う
一人の登山家が欲しいと思う商品を作り、それを繰り返す
消費者が求めるものを作るのではなく、自分が欲しいものを作る
自分=消費者
というところがこの会社の一番の強みかと感じる
しかも同品質なら、他のブランドより2,3割安く提供するしているとのこと
記事には、値引きはしないと書いてあったが、アウトレットモールへ行くと、結構値引きして売っているし、「記事がおかしいのでは」?とも感じる
私は、モンベル製品は買ったことはないが、やはり、アウトドア製品と言えば、「ナンガ」であろう
ここの商品はいくつも買った
米原市の誇る世界的ブランド「ナンガ」
ここの商品は、ほんとによいし、長持ちする
値段は相応にするが、それ以上の価値はあると自信を持って言えます
(なお私は、ナンガさんの回し者でありません)