当社の歴史と経営の考え方
物事を「3つの事象」にまとめるようにしています
よって、事業部門も「コンサル」「不動産」「アグリ」の3つとしているのです。
もともと当家は農家なので「アグリ」が祖業。創業は文久年間であります。
平成の初期に宅地開発が進み、農薬散布が出来なくなったことから水田を宅地化し「不動産賃貸業」を始めました。
リーマンショック後一時的に落ち込みましたが、米原市のポテンシャルのおかげで「アグリ」と「不動産賃貸業」が堅調に推移し家業が事業的規模に拡大しました。
自然と経営目線で事業を捉えるようになり税務を勉強始めたことが「コンサル業」の開業につながっているです。
平成後期から、休耕田や住まなくなった古民家を買い取って欲しいというご近所の要望も多くなり、建物買取再生を始めました。
そこで、宅建の知識が多いに役に立ちました。令和になり、正式に宅建士登録もしています。
「事業コンサル」として営業していますが、実は「不動産コンサル」も得意なんです。
話を戻しますが、結果的に言うと当家は3つの部門がバランスよく分散されていたのです。
当家は裕福でなく義務教育中ほとんど旅行も行ってません。そんな我が家でも農業のおかげでお腹が減ったと言う覚えは全くありません。
農業は爆発的に伸びることはありませんが、底辺を支えてくれました。
地域が発展する時は、不動産賃貸業が稼ぎ頭となってくれました。
リーマンショック、コロナ禍では、農業は生産したものが売れず、経済活動減速に伴い賃貸物件入居率も下降しました。しかしながら政府や自治体の財政支援や補助金のおかげで当家も助かりましたし、コンサル業の将来性も感じたものです。
何が言いたいかと言うと、事業は分散させることが肝要であるということです。一本足打法は余程の差別化が出来ないと生き残れないのです。
銀行員時代は、千人を超える経営者様とご面談させて頂きました。
「経営者と正面から話をするには国家資格があった方が箔がつく」と思い、中小企業診断士資格を取得。その勢いで宅建士(当時は宅建主任者)、賃管士、各種FPを取得。
銀行在職30数年の中で、起業から成長、あるいは事業再生支援、M&Aや倒産、整理まであらゆるステージの会社様を見てきました。
事業計画策定から事業再生というのは日常的にやってきたのです。
支店長としての最後の10年間は、経営者と1対1で話すことも多く、業績、資金繰り、後継者などの悩みを聞き、少しでもお役に立てるようにアドバイスしてきました。
自分で不動産賃貸業を開業し、管理戸数を増やし、宅建資格を取って現場で活きる知識をつけました。
企業現場では、経営者と真正面から対峙し経営上のあらゆる問題を経験してきました。そういったバックボーンを持ったうえでマネジメント会社を設立した次第であります。
もちろん解決できなかった問題もあります。しかしながら現場で究極の選択を迫られる中で、よりベターな判断をし経営者様と信頼を築いてきたという自負はあります。
中長期の事業計画に基づいた設備投資プランの一助として補助金があります。
細かいルールや申請方法などの違いはあるにせよ、事業計画・再建計画を作るということと補助金申請とは全く同じことなのです。
何千件という設備投資案件を見てきました。勘どころはわかります。
ですので安心してお任せください。
【大事にしている言葉】
・創意工夫
銀行員時代、毎年「今年の標語」が発表されていました。その中で私の経営観にピッタリだったのが「創意工夫」です。
・三方良し
言わずと知れた近江商人源流の言葉です。
・持続可能
経営は黒字でないと続きません。「人を雇用し利益を出して納税をする」100年維持できる企業が目標です。
【基本戦略】
・「持続可能」かつ「社会課題を解決し世の中の役に立つ」事業をすること
・事業を分散させ、ストックとランニングのバランスをとること
・利益は公平に分配すること(内部留保・経営者・従業員)