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2021-09-13 15:36:00
農園通信41 ニンジン、ホウレンソウ
週末は天気が悪く 耕運機が出来ませんでした。今週末も怪しいので、平日のどこかで
耕運予定です。
〇ニンジン・・昨日、暑さや雨、雑草であまり会えなかった利用者さんと合えて、畑の耕運、秋野菜の話を
しました。その際、放置気味のニンジンがあったので、収穫した後耕運します。と伝え、その場で
収穫されたニンジンが、立派でした。多分、収穫目安時期より1ケ月位遅い感じでしたけどいい感じです。
野菜は同じ種類のものを沢山作ると 料理、消費に往生する為、少量のズラシ栽培か、収穫時期より
早めの収穫(若い芽=葉=やわらかい)が良いと思ってましたが、ニンジンは少し放置でも良いようです。
やさいって言うのは、肥料があって、日差し、水があればそれなりに成長します。そこに、化成肥料を与えると
成長が早まります。ただ、与えないと、or少ないと ゆっくりそれなりに成長します。
味は 時間が掛かるけど、化成を与えないでゆっくり成長が良いです。
これは、次の事例、ホウレンソウで良く分かると思います。
〇ホウレンソウは栄養価が高く、季節に関係なく手に入りやすい野菜として人気の高い野菜ですが、
実はホウレンソウは1月~2月のこの時期に食べるのがもっとも美味しいのです。
寒い冬、霜に当たったホウレンソウの葉は柔らかく、しかも糖度が上昇します。
ホウレンソウだけではなく、冬の寒さに当たった葉菜類は冬の寒さから自分を守るため必死に糖分
を体に蓄えようとします。これは野菜の成分がほとんど水分からできているため糖濃度を上げ、凍結防止しているのです。
生育適温は10~20°Cで、0°Cになると成長が停止します。しかし、ホウレンソウはここからマイナス10°C前後
まで寒害に耐えることができるのです。、ホウレンソウは低温期になると自己防衛機能が働き、凍らないように自ら体内の水分
を減らして糖の濃度を高めています。低温でじっくり育つためビタミンCなどの栄養価も高まります。この時期、
とくに霜にあたったホウレンソウが1年のうちでもっともおいしいといわれるのには、このような理由があるのです。
それでは ホウレンソウどのくらいで収穫できるか?ってのがありまして、9月10月蒔きでは約1ケ月程度で
収穫可。当然、寒あたりでの糖分はありません。11月蒔きは約3ケ月程度収穫時期は2月-3月です。
尚、チジミホウレンソウを作ろうと11月終盤に蒔くと、小さい苗が霜に蒔け、枯れる事もあります。
お勧めは10月初めから、ズラシ種まきで11月終わり迄、少しずつ蒔いてみてはいかがでしょうか?
JA西春日井管内 ほうれんそう作季表
播 種 | 収 穫 | 生育日数(日) |
9月上旬 | 10月上旬 | 30.5 |
10月1半旬 | 11月上旬 | 38.8 |
10月2半旬 | 11月上中旬 | 38.7 |
10月3半旬 | 11月下旬 | 42.5 |
10月4半旬 | 12月上旬 | 45.2 |
10月5半旬 | 12月中旬 | 66.7 |
10月6半旬 | 1月下旬 | 89.3 |
11月上旬 | 2月中旬 | 98.1 |
11月中旬 | 3月中旬 | 123.0 |
11月下旬 | 3月中旬 | 111.6 |