日記

2016-11-09 09:16:00

寒さが本格的になって来ました

いよいよ冬に向けて少しずつ寒さが増してきました。
以前書きましたように、燥邪(乾燥がもたらす人体への害)には引き続き気をつけてください。
今回は、もう一つの病因、寒邪について書こうと思います。

寒さから来る弊害は、水が凍って行く様を想像すると分かりやすいです。
全身が収縮して強張り、動きが少なくなるので血行が鈍くなって、体温が低下します。肩こりや冷え症がいつも以上に発生しやすくなり、足がつったり、寝違えたり、という症状も発生しやすくなります。また、汗が出にくくなりますので、内側に一度入った病気が抜けるにも時間がかかります。
もう一つは、燥邪は津液を害する、と書いたように、寒邪は気血を害します。
東洋医学上、経絡(縦横の流れの繋がり)を通るものは気・血・津液とされています。ここで言う気は、全身を動かす為のエネルギーの流れの事です。
気血を害するという事は、生命活動そのものを弱らせる、という事です。
冬場に亡くなられる高齢者が多い、というのもうなづけます。
対策としては、衣服で暖をとるのは勿論ですし、室内は暖房器具で暖められます。ただし、内側にどうしても暖まらない、冷えが残る人も多いです。
薬膳では、生姜や、冬瓜を食すのが良いとされていますが、当院、清流堂では整体の中で出来る対策として、摩擦を勧めています。実際に施術でもこの時期は摩法、擦法を中心に使いますが、これは昔の人が乾布摩擦をして冬を乗り切っていた事に少し似てますね。
本格的な冬はまだこれからです。しっかり対策して、元気に乗り切れますよう、お互いに頑張りましょう。




今まで、整体、マッサージ、カイロなどのお店へ行っても満足できなかった方。ただの小顔矯正では十分な効果が出ないとお嘆きのアナタへ!
東洋医学の推拿を独自に発展させた当院の技で根本から改善を目指しましょう!



経絡を通す整体院「姿勢矯正 清流堂」

横浜市港北区大倉山1-12-2 2F

※東急東横線大倉山駅より徒歩2分

TEL:045-642-3132

お電話でもホットペッパーでもご予約できます。

営業時間:11:00~21:00


2016-11-04 09:34:00

事実は積み重なると真実に近づく

大仰なタイトルにしましたが、何の話かというと整体の原点がどうやって出発したかという話です。
整体という形そのもので、世界保健機構が健康維持の一環として認めたのは実は大分最近の話で、1980年代に入ってからです。
きっかけは、古代中国の医学書、黄帝内経が西洋諸国に持ち込まれて研究され、リフレクソロジーを始め、色々な流派を生み出した事によります。
では、その原点はいつから始まったかというと、これは諸説ありますが紀元前700年頃、といわれています。
春秋戦国時代に、兵士の健康維持の為に生み出され、その後民間を通して発展していった、という説が一般的です。
そんな時代ですから、当然今のように解剖学も生理学も発達していません。その概念すら無かったと思います。
ではどうやって、医学として発達したのか、というと、「こうしたら良くなった」という感じに膨大な臨床体験を集めた結果なんですね。
例として、「五臓六腑」という言葉があります。具体的に挙げてみると、臓は肝、心、脾、肺、腎の5つ、腑は胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦の6つです。
まず、見かけない言葉として三焦があります。意味は、全身の流れそのものを指す言葉で、上焦、中焦、下焦に分けられます。そんな全身の流れを統括するような臓腑があるわけ無いと思いますよね?
確かに解剖上そうした臓器はありませんが、そういう機能がある、という事実を古代中国の人は発見したので、このような言葉を当てはめました。三焦は、現代では「ホルモンバランス」の事だ、とする説が有力です。
もう一つ、5臓の中に「膵臓」がありません。解剖学がまだ発達していない時代だった為に、機能は見つけたものの、該当する臓器が見つからなかったそうです。代わりに、どうしたかというと、5臓の並びに、カッコして「心包」という言葉を付け足しました。心臓を包む皮があって、それが臓器の役割をしている、という概念を追加したのです。
面白いのが、「だって、この機能があるから」という理由で付け足して、そこから積み重ねていった学問が、後の世代に正確な知識が得られてから補完してみたら、細部は勿論ずれてますが、大筋ではそこまで大きな違いが無かった、という点にあります。
現代科学に基づかない、東洋医学という学問体系が、時に西洋医学を凌駕する結果を生み出す事もあるのは、こうした膨大な「事実」の積み重ねによるといわれています。




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2016-11-01 11:29:00

顔の施術の際に考える病機

清流堂の施術スタイルが「病機」(その症状に至った経過)を重視するスタイルであることは、先日こちらで書かせていただきました。

では、当院のメニューの一つでありますお顔の施術に関して、病機とはどのようなものが挙げられるでしょうか?

例として「むくみ」から見ていきます。

当院の「整顔」の施術を希望される方の一番多いお悩みのひとつはむくみです。

むくみの「病因」は皮膚の下に、疲労物質や脂肪分、廃棄する余分な水分など(総称として老廃物という言葉を使いますが、中身は単体のものではありません。)が溜まることです。

では、病機は何かというと、いくつか挙げられますが最大のものは首の周りの筋肉の硬直です。結果として流れ道が阻害されるために、本来流れてなくなるべき物が滞留してしまうのです。

では、更にその原因をみますと、たとえばパソコンなどの事務仕事によって首を前傾させていることが多い事、あるいは、職業的に特定の筋肉を多く使うことによって、例えば腕の筋肉の硬直と連動して首回りの筋肉固くなる、というような事が考えられます。

他にも挙げるとすれば、座り姿勢が長いことによって、体全体が前掲し、各臓器が圧迫されて老廃物の処理が遅れる事、外気やエアコンなどで冷やされる事で、体全体の津液の流れ(血流を含む水分の流れ)が鈍化する事、等も挙げられます。

別の例として「たるみ」を挙げてみます。

お顔の皮膚がたるむ原因は、お顔を上方に引き上げる力が弱るからです。

眼精疲労による眼窩からこめかみ周辺までの筋肉の緊張や、眉毛より上の表情筋の硬直によって、お顔全体の皮膚が本来の動きを制限されるために起こります。

では、その病機を見ていきます。

先に挙げたように、事務仕事などで首を前掲することが多ければ、首の前側にある筋肉のいくつかが硬直して、下方に引く力に変わりますので、お顔全体を引き下げる、という動作がここで発生します。これに対抗する力は頭皮全体と、首後ろの筋肉が発生させますが、上で書いたように皮膚が自由に動いていない状態では、その力が十分に発揮されません。

更に、日常の習慣として下を向いている時間が多く、逆に上を見上げる時間が少ない人が圧倒的に多いので、頭と首をつなげる関節を動かす機会が減ってしまい、首後ろが硬直してしまいます。これでは、お顔を引き上げる力はどんどん弱くなっていきます。

年齢を重ねればなおさら、首を前掲させる習慣が長く続いているので、お顔を引き上げる力も弱まります。

「むくみ」と「たるみ」に関して、軽く挙げただけでもこれだけ書くことがあります(細かく挙げればもっとありますが)。実際にゆがみやシワなど、全部挙げていったらそれこそ冊子一冊分以上になるかと思います。

これだけの内容をたった1時間の施術で全て改善しきるのは不可能です。定期的に「矯正」というスタイルの施術を受けながら、なおかつ日常生活でも少しずつ習慣を改善していく事で、時間をかけていい方向に導いていくというのが正解だと思います。

当院、「姿勢矯正」清流堂も、そのような施術を目的としておりますので、お顔の状態が気になる方、ご自分の状態を知る、ということをまずは目指して、是非一度来院されることをお勧めします。




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2016-10-30 18:08:00

気候と病気の関係

秋らしいすっきりした天気になってきました。体調的には比較的安定した生活を送ることのできる時期でもあります。ただ、冬に向けて少しずつですが、乾燥していっています。

東洋医学において、気候というのはとても重要な意味を持ちます。

「6気(ろっき)」といいまして、風・寒・暑・湿・燥・火に分けて表されます。

これが、何らかの原因でそれぞれの力が過剰に働いたり、あるいは弱ったり、または今年の夏からの天候のように不規則に働いたりすると、その性質が変動して「邪」になります。

その状態を「6邪(ろくじゃ)」、あるいは「6淫(ろくいん)」といいまして、病気が発生する本質的な原因と古来から考えられてきました。

余談ですが、風という字に邪をつければ、風邪、そのまま日本語の意味でのカゼになりますが、東洋医学では風邪は6邪の一つにすぎず、日本語の意味でのカゼは感冒と呼ばれることの方が多いです。

6邪は、単独でも、あるいは2つ以上組み合わさっても、様々な症状を起こすことがあります。この秋の季節で気を付けなければならないのは「風邪・寒邪・燥邪」だと思いますが、この中で意外と対策を忘れてしまいがちなのが「燥邪」です。寒いだけなら暖かい格好をするなどの対策方法はありますが、乾燥には加湿器やリップクリーム、ハンドクリームなどの狭い範囲での対策方法はあっても、服装などによる根本的な対策はあまりないのが実際のところです。

燥邪の最大の怖いところは、「津液を害する」というところです。津液は体の中を流れる水分全般のことで、体に入ってくる水も出ていく水も含まれます。これを害する、という事はつまり、津液そのものの量を大きく減少させるという事です。

ぱっと思いつくだけでも、血行不良、胃腸のだるさ、腎・膀胱の不調、皮膚表面の疾患、などが考えられますが、実は最も燥邪の害をうけやすいのは肺です。

体を流れる水分量が少ないということは、免疫機能を働かせる力も弱りますので、菌が素通りして直接肺を攻撃します。また、同じく水分が足りないために肺の宣発作用(汗などで発散する作用)が働きにくく、体に入った「邪」がそのまま停滞しやすいので、一度かかった病気がなかなか治りにくい、という状態を生み出してしまいます。

対策出来ることとしましては、これは夏場の熱中症対策にも通じることではありますが、水分をしっかりとること。それも、冷やされたものではなく、出来るだけ暖かいものが良いとされています。

この時期によく飲まれるものとしては「生姜湯」が挙げられます。よく、砂糖を入れ過ぎていて甘すぎる、という声を聴きますが、確かに市販のものですとかなり甘いですね。

ただ、その分喉などにもとどまりやすく、揮発しにくくなるという利点もあります。甘さが控えめのものもあるかと思いますので、秋から冬にかけての常飲出来るものとして、御自分の好みに合ったものを今から探しておくのも「燥」に対するいい対策になるかと思います。




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2016-10-29 10:39:00

施術ベッドの設置スタイル


整体院ごとに、ベッドの設置方法は違うものですので、これはあくまでもうちのやり方です。
上の写真のように、うつ伏せ用の枕と胸当てを置いて、上にタオルを敷いてから、その上に寝て貰います。
清流堂のスタイルとして、基本的には最初にうつ伏せから施術に入りますので、ご予約の時間の前にこの状態に設置しておけば、すぐに施術に入れます。
人によって、顔の枕を外したり、足首の下に別の枕を置いたりすることもありますが、そこは施術の途中でも何度か質問しながら変えています。

また、仰向け時にも胸枕はそのまま設置しておき、顔枕をそのままクルッと180度回転させて使います。更に、腰痛がある人には膝下に、上の写真にあるような足枕を使うこともあります。
これは、横着をしているわけではなく、仰向け時に背中が押し上げられて、支えられている状態を作った方が、平たいベッドに直に仰向けになるよりも余計な力が入らず、楽だと思うからです。

このようなスタイルで1年以上やって来ていますが、改良の余地はまだまだあるかと思います。たまに他の整体院さんにお邪魔する事もあるかと思いますので、その時はよろしくお願いします。




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