インフォメーション
LCCの現状 JAL出向者激増の要因
LCCとはローコストキャリアの略
サービスを簡素にして格安料金を強みとする航空会社を指す
従来型のフルサービスキャリアはFSCと呼ぶ
ボーイング737やエアバスA320などの小型機に統一している
日本では2012年にANA傘下のピーチが誕生している
当初は歩いて歩いてやっと乗れるという話だったが、現在では専用ターミナルも用意されている
LCCの日本国内シェアは2割程度
米国は3割、欧州は4割まで伸びており、日本国内での伸びしろはまだまだある
しかしながら国内便数が変わらなければ、LCCが伸びれば、FSCがその分減るというカニバリゼーション(食い合い)も起こる
判断が微妙なところだが、大手航空会社が子会社を使ってLCCを伸ばさなければ、他社のLCCにシェアを食われるだけともなる
ということで、流れはLCC化にある
先日もJALが出向者3000人という記事があったが、こういう背景がある
デジタル遺産の遺し方
様々な情報が手元のスマホに集約されていく昨今、急増しているのがネット銀行、証券、電子マネーなどの「デジタル遺産」
これらの資産が、相続手続き後に発覚し、後々トラブルとなるケースが予想される
それではどういう対策をとればよいのだろうか?
①口座や取引があるということだけでも、伝えておくこと
②端末のロック解除方法を共有すること
の2点となってくる
暗証番号などを、信頼のおける人に教えておくということが手間もかからず、よいことなのだが、実はいくら信頼おける人だからと言っても、やはりハードルは高い
実は、対策は簡単で、厚紙に端末名とパスワードを記載し、その文字の上から何重にも修正テープで、文字が透けなくなるまで貼っていく
遺族は、修正テープをはがすだけで、スマホを操作できるようになる
また存命中にテープがはがされていたら、それは誰かが不正をしたという証拠
気が付いたらすぐにパスワードを変更することもできる
私も最近、スマホがずぶぬれになって動作しなくなった
自宅に置いておいた、古いスマホを急遽代用してなんとか電話だけはつながるようにした
ほんとにスマホは財布以上に大切な存在となってしまったとつくづく感じる
私はたいした資産もないが、各種IDやパスワードは1冊のファイルに綴じこんであります
紛失したら大変なので、コピーした同一ファイルの2冊を持っています
コピーした方のファイルは、半年に1度など、正本で追加変更になった事項を書き足しています
こうやってしていても、あまりにID、パスワードを求める事項が多すぎて何度も困ったことあります
なんとかしてほしいものです。
マニュライフ生命への業務改善命令
行き過ぎた節税保険として、マニュライフ生命が金融庁から業務改善命令を受けた
2020年2月に、加熱していた節税保険を規制するために大幅なルール変更が行われた
それから2年ちょっとで、また1社だけではあるが改善命令を受けた
私も、この名義変更プランの説明を聞いたことがあり、その時は「うまいこと考えたなあ。。法の抜け道とはこういうことか?」と感じた覚えがある
今回は、その「うまいこと考えたなあ。。」が、監督庁の逆鱗に触れ、1社だけ改善命令となった
マニュライフ生命は声明で、「今後はコンプライアンスの。。。。。、法令順守の姿勢。。。」などと発表している
今の時代、法令順守は当たり前のことで、守らなければ、外部から目⇒得意先、従業員などから突き上げられる
私は、創意工夫という言葉が好きであるが、今回のマニュライフ生命の商品も、創意工夫と言えば、創意工夫
一方で、「節税」されれば、得をするのは、加入した会社と販売した生保会社だけで、損をするのは一般国民である
と考えると、やはりこういう「片方だけが得をする」という商品は、長続きはしない
三方良しの商品となっているのかどうか?
そういった創意工夫と商品設計をしていきたい
王様のアイデアが電撃復活
1970年から2000年の間に王様のアイデアという、アイデア商品ばかりを売っている店舗があったのを覚えているが、いつの間にか聞かなくなった
そんな王様のアイデアが2022年にネット販売に衣替えして復活している
復活させたのは、企業向けノベルティ商品を販売するパートナーズ(東京)という会社で、元祖とは縁もないらしい
名前が商標登録されていなかったのかどうかわからないが、同姓で復活となった
同社2013年にアイデアステーションという名前で、ネットショップを立ち上げたところ、宣伝もしていないのに会員が8000人も集まった
会員の多くは、「自らのアイデアを通じて自己実現をしたい」人だったとのこと
現在流行っているのは、寝ている猫のさわりごごちを再現したクッション
事情で猫が買えない人やマニア向けで、触ると暖かく、ゴロゴロと言うらしい
一匹9500円也だが、なんと1万匹以上売れている
会員からいろんなアイデアを募り、商品化していくというビジネスモデル
アイデア料などの記載がないので、どういう契約になっているのかわからないが、ニッチな商品で、欲しい人にどうしても欲しい商品を売り出しているので、これからが楽しみである
いずれ、イオンや量販店などでも見かけるようになるかもしれないのが、「猫クッション」です
覚えておきたい
火災保険 10月から値上げ 保証見直しが急務です
10月から火災保険料が値上げとなる
企業向けも個人向けも両方ともに値上げとなり、2015年比較では、保険料は3割あがることとなる
これは、自然災害の増加によるもので、仕方がない面もある
火災保険分野は12年連続で赤字とのこと
しかし一方で、損保各社でみると過去最高益が出ているのである
なんかもやもやっとするが、逆らっても何にも得るものもないので、どのように10月以降変わるのを掲示する
1.家財保障は自己負担の最低額を5万円とする 例 在宅勤務でPCがよく、床におちて破損した事故が多発 安易な請求を抑えるためか?
2.不正請求対策 契約者が修理目的と確約したら保険金を支払う 例 保険金をもらっても、PCの修理をせず使い続ける
3.保険料 約11~13%の値上げとなる
今までに2の概念はあまりなかったはず
また上記は一般例であり、保険各社によっても違うので、お取引のある代理店に早めに確認されたほうがよいと思います