管理会計設計・補助金申請は
「滋賀経営コンサル」へ 
補助金活用し「あなたの夢を実現します」
滋賀県で唯一、地元地銀出身の中小企業診断士事務所です

代表の成宮康宏は「中小企業診断士」の他「宅地建物取引士」「賃貸不動
産経営管理士」「各種FP資格」の国家資格を有しています。
地銀支店長歴10年の経験を活かし事業計画&補助金申請&金融アドバイス
一体となったコンサルが提供できます。

 0749-50-6998
お問い合わせ

インフォメーション

2023 / 03 / 16  05:00

ネット通販「しない」ドンキ 周回遅れゆえの強さ

 私の年代ではドンキに買い物に行くという人は少ないかもしれません。

しかし、消費マーケティングの世界では「ハレの日消費」という概念があります。

日頃の買い物に、「ハレの日」は少ないです。

しかしお祭りなどでは、ちょっと割高なものでも買ってしまうし、もちろん、家族の「ハレの日」には結構なお金をつぎ込むことがあります。基本ドンキは「ハレの日」消費を毎日起こそうとしているのだと思います。

私も久々に行ってみようかな?

 

 

いったい誰がこれを買うのだろう? パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスPPIH)傘下のドン・キホーテに来たときのいつもの率直な感想だ。

一見、過剰なまでの商品の厚みと広がりを用意した「にぎやかさ」が最大の武器で、顧客を引きつける。興味深いことに、リアル店舗の強さを生んでいる秘密は、決して先端的ではない周回遅れの経営戦略にある。

「売り」をメッセージで訴え

店内で目に飛び込んでくるのが、大きく「ド」と記したドンキのプライベートブランド(PB)「情熱価格」の商品群だ。特徴的なのはパッケージに何が「売り」なのか、メッセージにして書き込んでいる点だ。

例えばポテトチップス。「担当者がアメリカで出会った運命のポテトチップス。何度も頭を下げ輸入に成功……」と苦労話まで盛り込む。

ナポリタンの場合はこうだ。「ヤバ盛りナポリタン ボリュームにこだわるドンキとnippnが思いつく限りの配合を試食しついに完成」。読んだだけでおなかいっぱいになる。

こうしたPBの対象は、食品を筆頭に電動自転車、男性下着、かばんなど商品点数で4000以上に達する。

 

メーカーの生産絞り込みで戦略転換

ドンキのPBはメーカーのナショナルブランド(NB)より低価格の「ジェネリック型」だったが、経営環境が変わり、攻めのPBへと大きくカジを切った。

一つは収益構造の見直しだ。かつては粗利益率25%、販管費20%で営業利益率5%が目安だったが、近年は販管費が上昇。

さらに光熱費なども上昇し、根本的な商品開発の刷新が急務になったわけだ。

もう一つは仕入れ構造。PPIHの吉田直樹社長は「全体的にメーカーの計画生産志向が強まり、ユニークな商品を仕入れづらくなってきた」と説明する。

日本のメーカーは新商品開発が多く、短期間で死に筋になるケースも多い。その分、売れなかったもののユニークな商品をスポットで仕入れやすくなり、ドンキ独特の品ぞろえを支えてきた。

だが近年は事情が一変した。サステナビリティー(持続可能性)の観点からメーカーも無駄を減らし、生産量や商品数を絞り込む傾向が強まってきたという。

そこでドンキは自らユニークなPBをつくり、同社のキャッチフレーズである「驚安」を磨き上げる動きに出たのだ。もっとも出遅れたPBなので、顧客に浸透させるにも普通では響かない。切り札として、メッセージ性と物語性の高い商品内容に仕立てていった。

ダメ出し歓迎、ネットは限定

そもそも欧米企業のPBはメーカー品にはない独自性を打ち出し、浸透した。一方、日本のPBはバブル崩壊や原料高などを背景に、NBより価格を抑えた代替品との位置づけで市場を広げてきた。

ドンキのPBは「ありえ値ぇ!」をテーマに、自らピープルブランドと称する。低価格を追求すると同時に、顧客ニーズの吸収に手間暇をかけている。

代表的な手法が「ダメ出し」だ。ネット上の特設サイト「ダメ出しの殿堂」でPBへの改善要求をもらい、即座に反映させる仕組みだ。実際にドンキ愛好家から辛辣な声が集まる。例えば電動自転車。「子育て世代に焦点を当てるならば、かごは大きい方がいい」「充電が手間なのでバッテリーの持ちを長くしてほしい」などの声を受けて生まれ変わった。

「スタイリッシュトートバッグ」については、さらに手厳しかった。ダメ出しの殿堂で「どこがスタイリッシュなのか」「はっきり言って重い。肩が凝りそう」と散々突っ込まれ、「なぜか軽く感じる魔法のトートバッグ」に変身した。

 

周回遅れといえば、端的なのがネット販売で、大々的には打ち出さず、購入頻度の高いカラーコンタクトレンズぐらいにとどめている。

ネットとリアルの両面作戦は今や小売りビジネスの常識だが、「検討したことはあるが、今のところ経営計画には入っていない」(PPIH)。

独自のアプリを開発し、デジタル技術に無関心なわけではない。しかし顧客満足度を考えた場合、分厚い品ぞろえ、売り場の楽しさを作るリアルへの投資をあえて優先することが競争力につながっているのは間違いない。

多様な消費者と本音で向き合う

百貨店や総合スーパーは手順の整った商品政策、細かい商品管理などを進めてきたが、いまや消費者志向は多様で捉えどころがない。

一方、ドンキは日常的な顧客との本音に向き合いながら、「祭り」のような場をぬかりなく提供し、売り上げを伸ばしてきた。横並び的に形だけ先行する経営より、「しない」経営で強みを磨く方が顧客に響くのは当たり前だ。

2023 / 03 / 15  05:00

2月街角景気、4カ月ぶり改善 経済活動の正常化で

街角景気とは、景気の先行指数として重宝されている

タクシーの運転手さんなどにもヒアリングし、ほんとに直近での市中での景況感を聞いているものである

この指数の好不況の分かれ目となるのは50

4カ月ぶりに50を上回ったということでコロナも5類になり、本格的に消費拡大が期待できそうですね

 

内閣府が8日公表した2月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、3カ月前と比べた現状判断指数(DI、季節調整値)は52.0と前月比で3.5ポイント上昇した。

改善は4カ月ぶり。イベント開催など新型コロナウイルス禍から経済社会活動の正常化が進み景況感を押し上げた。

調査期間は22528日。

好不況の分かれ目となる504カ月ぶりに超えた。

内閣府は現状の景気判断を、1月までの「持ち直しの動きがみられる」から「緩やかに持ち直している」と5カ月ぶりに引き上げた。

項目別の判断指数は家計動向関連が52.94.3ポイント上がった。

飲食や小売り関連で上昇した。「イベントが増えて外出規制も緩くなり需要が高まっている」(北関東のファストフード)、「入学や卒業、結婚式を中心に贈り物需要はコロナ発生前に近づく勢いがある」(北陸の百貨店)といった声があった。

企業動向関連は1.9ポイント上昇の48.7だった。

製造業、非製造業とも上がったが、家計に比べると伸びは小さい。

「業務用や観光土産向け食材が増加している」(沖縄の食料品製造業)との声の一方で、「仕入れや電気代の増加で利益が上がらない」(南関東のプラスチック製品製造業)との懸念が聞かれた。

23カ月後の先行き判断指数は1.5ポイント上がり50.8でプラスは3カ月連続。

今後、マスク着用は個人判断となり、新型コロナの分類は5月に「5類」に移行する。「飲食、観光、旅客の売り上げが増加傾向」(北陸の金融業)との期待の声があった。

2023 / 03 / 14  05:00

草野球バット5万円時代 飛距離求め「大人買い」 草野球などで使われる

面白い記事があったので紹介します

特に、笑えてしまうのは、

「他のチームも使っているから、手に入れないと負ける」と真剣に、草野球に夢中の大人が言っていること

まさに子供が「あのおもちゃ 他の人が持っているから欲しい」と一緒の思考

 

 

草野球などで使われるバットの価格が値上がりしている。

大手メーカーの市販モデルの最高価格は約5万円と、20年前の2倍近くになった。

軽い力でも遠くに打球を飛ばしたいとのプレーヤーの声に応え、高品質の柔らかい素材を使用するなどして反発性能を高めた。

若年層の野球人口が減るなか、購買力のある大人が野球用品市場での存在感を増している。

東京都在住の30代草野球プレーヤー、竹花紀俊さんが愛用するバットはミズノの「ビヨンドマックスレガシー」(通称「レガシー」)。

価格は2月末時点で税別48000円で、税込みだと5万円を超える。「他のチームも使っているから、手に入れないと負ける」と竹花さん。

高価だが歴代モデルの中で断トツ人気だ。

バットは木製と金属製に加えて、金属に繊維強化プラスチック(FRP)などを組み合わせた「複合バット」がある。

プロ野球は木製バットと硬式球、高校生の硬式野球では金属バットと硬式球を使う。複合バットは軟式少年野球のほか、大人が趣味で楽しむ軟式野球、いわゆる「草野球」で使われることが多い。

 

複合バットの草分け的存在で、今も高シェアを誇る「ビヨンド」シリーズの歴史は02年に遡る。

軟式球はゴム製で内部に空洞があり、打った際の変形が大きく硬式球より飛びにくい。安打が出づらく得点の少ない退屈な試合になりがちだった。

そこで全日本軟式野球連盟が「飛ぶバット」の開発をメーカーに要請し、誕生したのが「ビヨンド」だ。初代モデルは25000円だった。

20年で価格が2倍近くになった背景には大幅な性能の進化がある。

「レガシー」は18年に発売された前モデルより飛距離が7%アップするという。

バットの中心部分には特殊な形状のFRPを使用し、打球面には新開発のウレタン材を使う。比較的柔らかい素材で軟式球の変形を抑える。

ミズノ・グローバルイクイップメントプロダクト部の須藤竜史氏は「飛距離と耐久性を両立させるため、細かい成分調整などウレタンの改良を重ねた」と強調する。

最近は原材料費や物流費が上がっている事情もあり、2212月には「レガシー」を発売当初の価格から約7%値上げした。

若年層の野球人口が減るなかで、購買力のある大人が野球用品市場をけん引している点も見逃せない。

日本スポーツ協会によると、少年軟式野球の男子人口は21年時点で約107000人。新型コロナウイルス禍前の19年時点で既に11万人を割り込み、10年間でおよそ3割減った。

少子化やサッカー人気などに押され、チーム数が減っていることが大きい。

一方、笹川スポーツ財団によれば20歳以上に限った推計野球人口は18年時点で384万人。10年間で2割弱減ったが、50代に限れば16年を境に増加傾向が続き、20年調査では57万人と08年以来の多さになった。

業界2位のゼットでベースボール開発部長を務める鶴田昌博氏は「少子化が避けて通れないなかで、販売戦略も一般向けの比重が大きくなった」と話す。

伝統的に高校野球用が強かった同社も、ここ数年で幅広い世代向けの商品開発を強化。

231月には一般の軟式用に、ウレタンを使った複合バットを48000円で発売した。

進化した複合バットに対するユーザーの評価は高い。

草野球を楽しむ竹花さんは「年齢による体力の衰えをある程度補えるようになった。50代で柵越えホームランを打ったチームメートもいる」と話す。

 

2023 / 03 / 13  05:00

福井「鯖街道の宿場町」 古民家は挑戦の場、若者呼ぶ 北陸 覚醒する伝統の街

湖西から若狭へ行く道中に、素敵な宿場町があります

熊川宿です

私も何度か通過時に立ち寄りましたが、道の駅もありいい感じのドライブコースですよ

 

 

 

江戸時代、若狭地域の海産物を京都へ運ぶ鯖(さば)街道の主要拠点として隆盛を極めた熊川宿(福井県若狭町)。

 

古民家を「挑戦する場」として若者らが流入し、活気が戻りつつある。

 

観光収入に頼るだけでなく「暮らし、働ける街」へ。

 

地元住民との両輪で、循環型の新たな宿場町を模索する。

 

JR小浜線の上中駅(若狭町)から東へ車で10分ほど。

 

滋賀県境に近い北川沿いの谷間に熊川宿はある。

 

国道沿いに1キロ強延びる旧街道は両側に古民家が立ち並び、宿場町の風情が残る。中心部は荷を引く馬がすれ違って余りあるほど道幅が広く、当時の往来のにぎやかさを物語る。

 

繁栄した宿場町も、鉄道や自動車など交通手段の変化によりその役目は終わった。若者は職を求めて都会に流出し、空き家が増えていった。

 

住民は観光収入による町並みの維持を決意。1996年に重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されたものの、人の流出に歯止めはかからなかった。

 

きっかけは2018年。東京で施設開発を手掛けていたデキタ(若狭町)が熊川宿に移転し、中心部の大規模古民家を改修してシェアオフィス・交流施設を開設した。
東京の人気カフェを誘致。住民の手作り料理も楽しめる1棟貸し宿の整備も進めた。福井県おおい町出身の時岡壮太社長は「都会の商業施設などの開発より、熊川宿の魅力に可能性を感じた」と移転理由を話す。

 

 

 

こうした動きに「自分も重伝建の古民家でやりたいことができる」と若者が若者を呼ぶ構図ができた。

 

私設美術館や陶芸店、リサイクルショップ、学校給食をテーマにしたカフェから忍者体験施設まで、個性あふれる店舗が街道に彩りを与える。

 

22年にはデキタなど地元4社と若狭町が、熊川エリアの開発を担う第三セクター「クマツグ」を設立。街づくりは新たなステージに入った。

 

 

 

観光収入頼みでは、新型コロナウイルス禍など社会変化に左右される。

 

産業を育成することで地区内に循環をつくり、その営みを観光客に見せる。

 

時岡氏は「新たな事業を始める際、資金調達などで(行政も加わる)クマツグの信用力は大きい」と取り組み加速へ狙いを語る。

 

そこで掲げたのが伝統的な食文化と周囲の自然を生かした魅力づくり。

 

イベントスペース兼食品加工施設を整備して特産の葛の葉茶、伝統野菜を使った食品などをアピール。

 

担い手不足に悩む「熊川葛」を振興するため、生産施設も改修・増築した。渓谷の沢登り、戦国時代の城跡や琵琶湖、若狭湾を望む山を巡るトレイルの整備のほか、キャンプ場やダム湖での水上アクティビティーにも取り組む。

 

若狭熊川宿まちづくり特別委員会の宮本哲男会長は「熊川宿では問屋などが商売の盛衰により引っ越しを繰り返してきた。

 

代々住み続けている人は少なく、移住に抵抗感がない」と説明する。

 

物流の中継地として発展した歴史から、挑戦者を受け入れる土壌があるという。

 

 

 

同会は12年から空き家対策を始めた。

 

移住希望者に地区や物件を紹介。一方で他地域に住み空き家活用に難色を示す所有者の理解を促すため、活用事例などを載せたガイドブックを作り直接出向いて説明。

 

物件情報は同会のサイトにも掲載する。「手に技を持ち、ここで暮らし収入を得たい人に住んでもらえれば」と、移住者と所有者のマッチングを担う。これまでに25軒ほどの活用が実現した。

 

それでも新たな空き家の発生により地区の約140軒中40軒ほどが無人で、空き家率は横ばいが続く。

 

「重伝建を守ろうとするだけでは限界がある。

 

現状維持でなく、収益を生み出すことが維持につながる」(宮本会長)。

 

若者らと地域住民が両輪となり前進することで、持続可能な街づくりの力は強くなりそうだ。

 

熊川宿 古来、朝廷に食料を献上する「御食国(みけつくに)」の一つだった若狭地域。若狭湾で上がる魚介類は主に若狭街道で運ばれた。江戸時代にサバなどが大衆魚として京都の食卓へ届けられ「鯖街道」と呼ばれるようになった。
熊川宿は戦国時代、交通・軍事の要衝だったことから宿場町として整備された。

 

馬や人足を替える拠点などとして問屋、馬借など運送業のほか様々な職種が集積。40戸ほどの村は200戸を超す町に発展した。
2015
年に「御食国若狭と鯖街道」が日本遺産に認定された。

2023 / 03 / 12  05:00

温泉水でトマト栽培、異分野へ挑戦 苦難の旅館を支える

以下は事業承継の話なのですが、事業のリスク分散の話でもあります。

どんな好調な企業でも、一本足打法では、どこかで限界が来ます

なので、柱となる事業を3つは持ちたいです

 

 

たまに「投資事業」といって金融投資を事業の一つにしようとする方がおられますが、絶対おすすめしません

そう簡単に勝てません

個人が勝てるのは、長期分散投資ということ結論に至りました

さておき、下記参考になります。

 

 

 

 

静岡県焼津市にある創業70年超の温泉旅館「蓬来荘(ほうらいそう)」の4代目さんの事業承継の話です

 

他の仕事を経験してから家業を継ぐつもりでしたが、私が大学3年生の夏に母が体調不良に。

 

1999年の大学卒業後、実家に戻りました。

 

東日本大震災や台風、新型コロナウイルス禍などで本業は何度も苦難にあっています。

 

今も昨秋の台風被害で休館中ですが、今年の夏ごろの再開へ準備しています。

 

コロナ禍で経営を支えてくれたのはトマト栽培など、異分野の事業でした。

 

もともとは地元の港で水揚げされた天然ミナミマグロなどの魚介や温泉を楽しむ旅館として代々、親しまれてきました。

 

しかし新しい価値も必要です。

 

まずは利き酒師など日本酒関連の資格を取得。

 

地元の蔵元と「地魚と地酒」のマリアージュを提案したり、インターネットでの宣伝に力を入れたりしました。

 

大きな転機は20113月の東日本大震災でした。

 

レジャー自粛の雰囲気もあり、5月の大型連休まで客足がぱったりと途絶え、「また同じようなことが起きるかも」と不安が募りました。

 

経営リスクを分散するために新規事業を模索。

 

温泉を使って野菜を育てられそうだと分かり、静岡大学農学部の協力を得て、事業化に奔走します。

 

旅館で働きながら、静岡大の研究棟で試作の栽培を続けました。

 

温泉水を吸わせると糖度が高く、甘くなることが判明。試行錯誤の末、「温泉美人トマト」という商品を開発します。

 

新規就農に必要な資格もとりました。

 

農地を借りることに苦労しましたが、何とか生産場所を見つけることができました。17年から温泉水を使って生産と販売を始め、現在は年間約15トンのトマトを出荷しています。

 

規格外のトマトについてはジャムやソースに加工し、販売しています。

 

ほかには動物病院からの協力があり、ペット向けの温泉水のスプレー商品も発売しました。

 

一方で本業の旅館は困難だらけです。

 

19年秋の台風による床上浸水で休業に。

 

新型コロナで建築資材や人手が集まらず、復旧工事は大幅に遅れます。

 

21年春にようやく再開しましたが、新型コロナで客足は不安定で、感染防止対策に必死でした。22年秋にはまた台風の被害を受け、今は休業中です。

 

移住や農業、温泉などに興味のある人たちの交流の場になるような新業態にして、旅館を再開したいと考えています。

 

振り返ると、震災を機に挑んできた新規事業がその後の危機を救ってくれました。

 

農業やペット向け商品の事業のおかげで、宿泊業が厳しくても経営を継続できています。

 

日々、会社の価値を高め続けることが重要だと考えています。トマトの生産を拡大し、地域の発展のために行政などとも協業していきたいです。

1 2 3 4 5 6 7
2024.04.27 Saturday