管理会計設計・補助金申請は
「滋賀経営コンサル」へ 
補助金活用し「あなたの夢を実現します」
滋賀県で唯一、地元地銀出身の中小企業診断士事務所です

代表の成宮康宏は「中小企業診断士」の他「宅地建物取引士」「賃貸不動産経営管理士」「各種FP資格」の国家資格を有しています。
地銀支店長歴10年の経験を活かし事業計画&補助金申請&金融アドバイス一体となったコンサルが提供できます。
金融機関にいたからこそ「実践的な計画策定」「設備投資の勝ち筋」がわかります。
事業計画では、管理会計を専門としています。
補助金申請は、持続化補助金、ものづくり補助金、事業再構築補助金に特化。
また不動産賃貸・管理・投資には極めて精通しております。
 0749-50-6998
お問い合わせ

インフォメーション

2023 / 03 / 14  05:00

草野球バット5万円時代 飛距離求め「大人買い」 草野球などで使われる

面白い記事があったので紹介します

特に、笑えてしまうのは、

「他のチームも使っているから、手に入れないと負ける」と真剣に、草野球に夢中の大人が言っていること

まさに子供が「あのおもちゃ 他の人が持っているから欲しい」と一緒の思考

 

 

草野球などで使われるバットの価格が値上がりしている。

大手メーカーの市販モデルの最高価格は約5万円と、20年前の2倍近くになった。

軽い力でも遠くに打球を飛ばしたいとのプレーヤーの声に応え、高品質の柔らかい素材を使用するなどして反発性能を高めた。

若年層の野球人口が減るなか、購買力のある大人が野球用品市場での存在感を増している。

東京都在住の30代草野球プレーヤー、竹花紀俊さんが愛用するバットはミズノの「ビヨンドマックスレガシー」(通称「レガシー」)。

価格は2月末時点で税別48000円で、税込みだと5万円を超える。「他のチームも使っているから、手に入れないと負ける」と竹花さん。

高価だが歴代モデルの中で断トツ人気だ。

バットは木製と金属製に加えて、金属に繊維強化プラスチック(FRP)などを組み合わせた「複合バット」がある。

プロ野球は木製バットと硬式球、高校生の硬式野球では金属バットと硬式球を使う。複合バットは軟式少年野球のほか、大人が趣味で楽しむ軟式野球、いわゆる「草野球」で使われることが多い。

 

複合バットの草分け的存在で、今も高シェアを誇る「ビヨンド」シリーズの歴史は02年に遡る。

軟式球はゴム製で内部に空洞があり、打った際の変形が大きく硬式球より飛びにくい。安打が出づらく得点の少ない退屈な試合になりがちだった。

そこで全日本軟式野球連盟が「飛ぶバット」の開発をメーカーに要請し、誕生したのが「ビヨンド」だ。初代モデルは25000円だった。

20年で価格が2倍近くになった背景には大幅な性能の進化がある。

「レガシー」は18年に発売された前モデルより飛距離が7%アップするという。

バットの中心部分には特殊な形状のFRPを使用し、打球面には新開発のウレタン材を使う。比較的柔らかい素材で軟式球の変形を抑える。

ミズノ・グローバルイクイップメントプロダクト部の須藤竜史氏は「飛距離と耐久性を両立させるため、細かい成分調整などウレタンの改良を重ねた」と強調する。

最近は原材料費や物流費が上がっている事情もあり、2212月には「レガシー」を発売当初の価格から約7%値上げした。

若年層の野球人口が減るなかで、購買力のある大人が野球用品市場をけん引している点も見逃せない。

日本スポーツ協会によると、少年軟式野球の男子人口は21年時点で約107000人。新型コロナウイルス禍前の19年時点で既に11万人を割り込み、10年間でおよそ3割減った。

少子化やサッカー人気などに押され、チーム数が減っていることが大きい。

一方、笹川スポーツ財団によれば20歳以上に限った推計野球人口は18年時点で384万人。10年間で2割弱減ったが、50代に限れば16年を境に増加傾向が続き、20年調査では57万人と08年以来の多さになった。

業界2位のゼットでベースボール開発部長を務める鶴田昌博氏は「少子化が避けて通れないなかで、販売戦略も一般向けの比重が大きくなった」と話す。

伝統的に高校野球用が強かった同社も、ここ数年で幅広い世代向けの商品開発を強化。

231月には一般の軟式用に、ウレタンを使った複合バットを48000円で発売した。

進化した複合バットに対するユーザーの評価は高い。

草野球を楽しむ竹花さんは「年齢による体力の衰えをある程度補えるようになった。50代で柵越えホームランを打ったチームメートもいる」と話す。

 

2024.03.28 Thursday