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株主総会 新たな緊張 京都銀行の事例
京都銀行等4地銀の株主総会が話題になっている
イギリスの投資ファンドの株主提案のことである
要は、利益還元⇒配当の増額である
この株主提案は、否決されたが、なんと25%は賛成票が入っている
株主総会は多くの個人株主が関心がないが大口株主にとっては、大切な総会
私は、京都銀行の株式は所有していないが、単純に考えて、配当金が増額されれば嬉しい
株式投資というのは、そういうものではないのか?
投資している会社の業績があがり、株価が上がり、配当金も上がる
そして納税した金で国や地域が潤う
地銀は「利益追求だけでなく、地域産業を支える役割がある」と京都銀行は言っているが大口株主の3/4はその姿勢に反対をしたということである
日本の運用会社の三井住友DSアセットマネジメントも、今後大口保有している4社に対し、株主提案する可能性を示唆した
株主提案はアクティビストだけの手段ではなくなった。
上場企業の経営の緊張感は一段と高まる
肉用子牛1割安 安くなったの???
肉用牛に肥育する子牛の6月の平均取引価格が前年同月比較で1割低下した
この時期に低下??
理由は、生産コストの上昇から肥育農家の仕入れ意欲が減退したためである
つまり、値上がりが限界を突破してしまっている状況ということである
具体的な事例
6月分の平均小売取引価格65万円
出荷まで20カ月の生産コスト50万円
現在の東京市場での出荷価格130万円
わずかに15万円ほどプラスであるが、実は、上記コスト以外に輸送費、販売経費もかかっているので、ほとんど儲けが出ないのである
しかも、直接経費であって、生産農家の収入が入っていないのである
新聞では、補助金によって支援すると記載してあるが、実は、畜産業界はかねてから補助金助成が行き届いている
更に補助金を出すことは仕方がないが、畜産農家を支援するというより、国内の消費者、さらに、肉用牛国内生産を守るための補助であってほしい
関西電力がエビの養殖へ
超巨大企業 関西電力が静岡県の陸上でエビの養殖を始める
Aiやお掃除ロボットなどを活用し国内最大級の年間80トンを生産する
敷地面積16000㎡
長さ60メートルの水槽6つでバナメイエビを育てる
鉄塔の点検なので培ったAIでの写真撮影の技術を活かし幼エビの数を正確にとらえて、無駄なく給餌するシステム
10月から出荷する計画とのこと
実はこの話、近隣のワボウ産業さんで数年前から陸上養殖をやっておられる
つい先日も、関西エリアではあるが、キー局でテレビ放映されていた
ワボウさんはよくわからないが、関西電力も必死なのだろう
電力自由化となったはいいが、今度は自社に逆戻り
電力は最早安定事業とは言えない感がある
ワボウさんから、試食として、バナメイエビをいただいたが、養殖なのかどうかは私の味覚では全くわからなかった
シャリシャリ感もあって、サイズ的にも食べやすかったとの覚えています
両社とものうまく、事業として展開されることを期待しております
ワボウ産業株式会社|新鮮な「おうみ海老」を関西圏の業者様へ (oumiebi.jp)
⇒近江エビとして出荷されておられます
OBN オールドボーイズネットワーク の見直し
OBN オールドボーイズネットワークとは、男性中心の組織が作り上げてきた独特の仕事の進め方や人間関係を指す言葉
女性活躍を支援する東京の=J-WINの理事 内永さんは、「一番大きな壁はOBNだ」と指摘する
OBNとは、目に見えにくい、男性同士の独特の文化や約束事、人間関係のこと
具体例を挙げると
・男性同士の雑談で、物事がすすむ
・タバコ部屋.飲み会.ゴルフでの話が決定事項となる
身近な世界の話で読んでいて、うなづくしかない
特に、タバコ部屋
あの部屋は独特の雰囲気があって、部署の垣根を越えていろいろな人が集まってきていた
私はタバコを吸わないので寄り付くことはしなかったが、確かに情報は集まってきていた
特に人の情報
「その話誰から聞いたん?」という話が、1,2か月後には、本当になっていたということは何度もある
良い話より、悪い話の方が流れやすかったような気がする
現在は、禁煙法で、タバコ部屋も撤去されたが、OBNは他にもある
これから、男女差別なく同条件で雇用していくことが流れであり、
経営者は「こういった文化がある」という前提で、社内調整を進めていく必要があると思う
サイバー攻撃 4割の企業が経験
サイバー攻撃が企業に与える影響が拡がっている
日経リサーチの調査では、大手企業の4割がサプライチェーンに攻撃を受けたと回答した
6割の企業が不足する項目として「人材」をあげるなど対策に向けたリソースの不足も浮き彫りとなった
昨今ではトヨタグループが一時閉鎖に追い込まれるなど、大問題に発展しているサイバー攻撃
私も営業でいろいろな企業さんを訪問しているが、多くの会社が急激に不安を唱えるようになったのは事実である
大企業は、人材がいないと言っても、余っているような人はいるだろう
しかし中小企業はそうはいかない
数名の総務関係の人が、人事労務から何から何まで対応しているので、サイバー攻撃対応まで手が回らないのが事実だと思う
そういった時に、役立つのがサイバー保険である
かつての個人情報漏洩対応保険の進化版である
万一自社が攻撃されれな、全PCやイントラネット全部の調査が必要で、消費者系の会社なら、相談窓口まで設置しなくてはならない
そういった難事象に対応してくれるので、サイバー保険の加入は推奨したい
保険料も業種と売上高によって算出されるし、特約有無で価格も対応できるので、一度出入りの保険代理店に相談されるのも良いと思われる