管理会計設計・補助金申請は
「滋賀経営コンサル」へ 
補助金活用し「あなたの夢を実現します」
滋賀県で唯一、地元地銀出身の中小企業診断士事務所です

代表の成宮康宏は「中小企業診断士」の他「宅地建物取引士」「賃貸不動
産経営管理士」「各種FP資格」の国家資格を有しています。
地銀支店長歴10年の経験を活かし事業計画&補助金申請&金融アドバイス
一体となったコンサルが提供できます。
金融機関にいたからこそ「実践的な計画策定」「設備投資の勝ち筋」がわ
かります。
 0749-50-6998
お問い合わせ

インフォメーション

2022 / 07 / 16  05:00

肥料高騰で農家が知恵

当家では、温室でトマト栽培をしている。露地のトマトが出始めてきたので、温室栽培は終わり

温室栽培は中コストであるので、低コストの露地物と戦うことは最初からしない

まだまだ採れるのでもったいないが一旦伐採して、秋冬物を定植するようにしている

 

さてびっくりしたのが、肥料代。価格が180%値上がりしている。今まで1袋あたり3000円⇒5400円へ値上げとなりました。

もうびっくりで、2回聞き直しました

うちなどは、趣味+@程度の農業なんで、仕方ないなかな。。。で終わるが、本格農家さんは大変だと思います。

 

さて全国のプロ農家さんがどうやって、創意工夫しているのか紹介します

・肥料の見直し

 国産堆肥を配合し、輸入化学肥料依存を少なくする

 長期の土づくりを目指した肥料を導入する

・施肥量の削減

 専用の機器で土中成分を分析して適切な施肥量を把握する

・購入の見直し

 先の分もまとめて購入

 近隣の購入者と共同購入

などである

 

私が、いいなと思うのは、2番目の土中の成分分析して・・・・のところである。

私が知る限り(たいしたことはないが)土中成分分析して管理している農家さんは大農家でもいない

費用も一回分析あたり5000円程度するので、何カ所も測定すると結構高くつく

土中成分分析を半額くらいにすると、相当に分析依頼が増加するのではないかと思う

実際に、近江八幡の日吉さんなどはされており、成分分析に拡がりを期待したい

株式会社日吉 | (株)日吉は、分析検査から工業薬品、施設管理、環境保全まで幅広い分野で環境事業をトータルサポート (hiyoshi-es.co.jp) 

2022 / 07 / 15  05:00

ブラックサンダー秘話

1994年発売のチョコ菓子「ブラックサンダー」。今や年間2億本を出荷する人気菓子。

なぜ生き残ったか?

⇒やめなかったから

という単純だが奥深い考察があったので紹介します

 

ダンサーのラッキー池田さんとSAMさんが、「なぜダンス業界で生き残れたか❓」という対談があって、才能、努力。。。等々議論した結果「辞めなかったこと」で意見が一致したとの記事があった。

上記の、ブラックサンダーの事例は、まさに同一である。

 

1994年に小学生向けに英語表記の「BLACK THUNDER」というネーミングで売り出すが、値段が30円で、表記もわかりにくく低迷

しかしなぜか九州地方だけ人気が根強く、現地の営業担当者が「九州だけは売らしてほしい」と本社に懇願

収支は赤字にならない程度であったが、なんとか生きながらえた

 

その後、九州の熱意で、立て直そうという機運が生まれ、対象を多少お金がある大学生向けにも拡大し、また子供にも分かり易いように「ブラックサンダー」とカナ表記にした

そして、大学生協あてに営業をかけたところ、人気が徐々にでてきた

 

人気を決定づけたのは、体操の内村航平氏が08年の北京オリンピック前に、ブラックサンダー好きを公表して、一機に全国区へ駆けあがったとのこと

ちなみ内村氏は長崎県出身である

 

商品には自信があってもなかなか売れるものではないし、プロダクトアウトの商品は一般的には△とされている

しかしマーケットをつぶさに観察し、適切な販売活動をすれば、商品さえ確かなものであるなら、いつかはヒットする好事例だと思う

 

 

2022 / 07 / 14  05:00

青山商事の戦略

青山商事株式会社 (aoyama-syouji.co.jp)

青山商事 株価 - 検索 (bing.com)

紳士服小売で、業界最大手の同社であるが、ここ5年で株価は5分の1程度まで下落して現在は800円前後となっている

私も、何着かはお世話になったこともあります

新型コロナにより、スーツを着なくなり、コロナ前は200万着/年⇒コロナ後120万着/年まで販売量が落ち込んだ

今後も過去水準にまで復活することはないと読んでおられる

かつては作業着で、手ごろのスーツを何着ももっていたが、これからは、良いスーツをもちたいと思う男性が増えている

なので、オーダースーツに力を入れる戦術

2023年3月期までにオーダーメイド可能店舗を290店舗⇒450店舗まで増やす

麻布テーラーも傘下に収めたとのこと

 

私が注目したのは下記

1万円程度で、動きやすい仕事着にも力を入れるとのこと

「動きやすい仕事着」は確かに需要はある

派手すぎず、おしゃれ感のある仕事着を探すのはちょっと苦労する

こういったアパレルを企画提供していただけるのなら、青山商事の店舗にも通いたいと思う

 

2022 / 07 / 13  05:00

関西スーパーマーケット業界の動向

関西2府4県で売り上げ首位は、平和堂3898億円

2位は、関西フード3社(関西スーパー、阪急オアシスなど)の3893億円

3位は、万代百貨店3795億円となっている

 

平和堂さんが首位というのは気持ちのよいものであり、そのうちいくらかでも私が貢献している。

さて2位の関西フードとの差はわずか5億円

激しい買収合戦を繰り広げた関西スーパーを基盤としているが、H2Oリテイリング(阪急阪神)傘下の企業である

 

さてその中で、関東系スーパーが出店を画策している

JR京都駅北口すぐにあるディスカウントスーパーロピア(神奈川)である

2021年に出店し、京都市内一円からお客を集めており人気のスーパーになっている

私は行ったことないが、ヨドバシカメラ内にある様子

ロピア 京都ヨドバシ店 | 食生活♥♥ロピア|株式会社ロピア (lopia.jp)

 

大容量で低価格の商品が所せましと並んでいる

鶏肉は1キロ100円台という

確かに安い

今後神戸など合わせて10店舗を新規出店する予定

 

ただ京都の人は、ただ安いだけでは買わない

なので、伊勢丹や高島屋のデパ地下は常ににぎわっている

隣接した地域で真逆の戦略を見せるスーパーVS百貨店

どちらが勝つか見ものである

 

JR京都駅北口店は、電車で行けて、観光の帰りにも買えるという利点があり、今後も伸びが予想される

おそらくすっごい家賃だと思うのだが、広告宣伝費との割り切りがあれば、関西進出の足掛かりとしては、妥当な経営判断だと思う

 

2022 / 07 / 12  00:00

仕入れ先、下請け先の値上げ要求を受け入れるか??

最近値上げ、値上げということで、耳タコ状態であるが、近隣県の話であるが、経営者さんのお話を聞いたので記載します

金属加工業

・原材料値上げで、主力得意先に値上げを打診したところ、値上げするなら買わないと一蹴

・しかしながらこの社長さんは、自社の下請け先からの値上げ要求には耳を貸している

・急激に売上、粗利減少するするが、歯を食いしばって頑張る

とのこと

 

またある量販店向けに製造売をしているメーカーさんでは

・円の動向が不安定で困る、2月から2割も円安になれば、輸入コストもそれだけあがる

・一方で、値上げは5%くらいしてか受け入れてもらえないので、差引分の粗利が減少する

・変動が企業努力を超えており、円安になれば、それでもいいが、、ある程度一定にしてほしい

・そうしないと円の水準に合わした経営判断ができない

とのこと

 

企業努力以外のところで、短期間でこれだけいろいろな価格が変動すれば、手のうちようがない

というのが実際であると思う

 

毎日のように日経新聞には値上げの記事が出ていて、仕方がないなとも思うが、実際に、スーパーなどでお菓子などを手に取ると、値上げを実感して、少し我慢しようかなとも思ってしまう

 

有効な手立てがないのであるが、ここで考えるべきことは、一本足打法の経営はリスクも高いということ

超トップ技術を持つ専業であれば話は別だが、本業に近い分野や、自社の強みを活かした2番目、3番目の事業をつくっておかないと、こういった変動に対してもろい

それは一朝一夕にできるものでなく、数年単位で考えるべきもの

上記2社は、両社ともに、自社の強みを活かした新規事業に乗り出していらっしゃる

是非頑張っていただきたい

 

 

 

 

 

 

1 2 3 4 5 6 7
2024.04.19 Friday