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牛丼値上げ 並盛も400円超に
ゼンショーHLDのすき家が2015年以来の牛丼値上げを発表しました。
改定後は350円→400円となります(涙)
デフレの象徴とも言われた牛丼業界も転換期を迎えております。
かつて300円を切る価格だったころには、牛丼屋さんには、1週間に1回は行っていたかもしれません。
学生時代は、一晩に2食食べたこともありました(深夜と早朝)がさすがに1回だけでした。
理由は、円安と米国産牛肉の高騰に加え、コロナ後に米国と中国で急激に景気回復しており、そちらに供給が優先されているからです
ちなみに吉野家の並盛は426円
松屋の並盛は380円でございます。
牛丼に使うのは、ばら肉というお肉なんですが、なんと1キロ1075円まで高騰しています。2020年夏の2倍となっているのです。
米国はテーパリング(量的金融緩和の縮小)を加速するので、さらにドル高円安が進むので、我が国としては、より国内物価が上がります。
また国内の事情では、アルバイト料金も高騰しています。
なんと東京都心のワタミのアルバイト料は時給1400円に迫っているとのこと
フード系アルバイトの平均は1062円/時にもなっています。
いつも思うのですが、片手間の農業で安い野菜を出荷してるくらいなら、冬場だけでもアルバイトに出たほうが稼ぎもよいのにと思います
マックなどは、70代くらいの方が、丁寧に接客されていてとても気持ちがいいです。
専業農家は、そうも言ってられません。創意工夫してなんとか切り抜けたいですね。
今日は診断士協会のアグリビジネス研究会に参加してきます。何かいい知恵を仕入れてきたいです。
常識破りの消費者接近術 着る岩盤浴 飲む日焼け止め
表題をみてびっくりされている方もおられると思いますが、ちょっと言い過ぎ感はありますが、岩盤から医療用着衣を作ったというお話です。
近年の消費の特徴として、基本形を崩した商品サービスが次々と登場しています。
アパレルの小島衣料(岐阜市)石黒社長は眠りが浅いのが大きな悩みでした。
あるきっかけで、天然繊維に天然鉱物の混合体 プラウシオン を混ぜ込むと血流が改善するとのこと
それは岩盤浴でも効果が実証されている
ということで、すぐにプラウシオンを混ぜ込んだ枕を作ったが、ほとんど効果無し
そこで次に、同素材を使ったパジャマを試作して、社内で試したところ、少なくとも社長には効果があった
もともとからプラウシオンにはそういった効果が確認はされていたが、製品化するとコスト高になり、とても一般消費者が買える水準にはならなかった
そこで同パジャマを医療用パジャマとして売り出すことを決め、申請、許可が出た
なんと一着25000円である
私のきているパジャマの10倍以上の価格であるにもかかわらず。「睡眠改善に寄与する」というお墨付きを得たことでヒット商品につながっているとのこと
今では、東急ハンズなどでも「着る医療機器」が続々と発売されている
不振に会えずアパレル
脱出の切り口は
低価格系
世界的ブランド系
機能突き詰めたヘルスサイエンス系
の3っつとなるであろうとのこと
湖北地域はもともと織物が盛んな地域
「体によい着物」などを発売すればそこそこメディアに取り上げてもらえるのではないでしょうか?
お着物は、もともとから高価なので、多少高くなっても買う人は買うと思うのですが。。。
仲居さんとかが着る業務用着物とかは、ニーズはありかも
なにせ人不足で、仲居さんになりてがないので、「働くうちに健康になる」というフレーズは、人材募集にも効果はあるかも??
世の中は、健康経営を目指す企業には、優しい方向に向かっているので、これもまた評判を生むと思います。
青パパイヤを奈良漬にします
昨年より長浜市の落庄商店さん、愛知県の東海物産さんのご指導により、青パパイヤを生産しています
12月中旬に収穫が終わりました。今年は雨が多かったので昨年よりは収穫多かったですが、南国ほどはできません。
しかしながら
500グラム以下
形が悪い
傷有り
などの青パパイヤは、販売できません というより、販売しても売れません。
なんで、青パパイヤの奈良漬けにしようと思います
当社として六次化は初の試みで下記の通り、米原市の赤かぶ漬物さんとジョイントします
販売用漬物は、生産許可がいるので、赤カブ漬物さんにお願いするのです。
12月18日に50キロ強を持ち込みました
青パパイヤは、滋賀県農政課、米原市農政課も注目をしている農産品であり、湖北地域の名産となればうれしいです。
さて青パパイヤの奈良漬けはどんな味になるのでしょうか?
昨年ネット見つけた生産品を食べたのですが、パリパリっとしてとてもおいしかったのです。
うりとは全く違う食感で、お茶漬けにはぴったりです。
生産過程をまたアップします
ナトリウムイオン電池 レアメタルが不要に 原材料は海水!!
EV車用電池と言えば、リチウムイオン電池が主流ですが、2023年をめどにナトリウムイオン電池が実用化される気配
中国の企業が発表した
リチウムイオン電池は、リチウムやコバルトなどのレアメタルを主原料にするが、ご存じのようにレアメタルは産出国が偏っており、輸出制限などされると、日本はすぐに苦境に陥ってきました
すぐに政治材として使われる懸念があるのです
その点、ナトリウムの主原料は海水なので、無限大にあります
充電速度も15分で80%以上できるとのこと
また低温に強く、寿命も長い
欠点は、容量が小さく、従来のリチウムイオン電池の3~4割程度しかない
これでは、一回充電で200キロ程度しか走れないので、ちょっと厳しい
しかし生産コストもそれほど高くないのでこれからの技術革新によれば、リチウムイオン電池になる日も遠くないとのこと
我が国では、地元企業の日本電気硝子様が2021年11月に試作品造りに成功したと発表しています
EV、水素などたくさんの駆動装置がありますし、どれがいいのかまでわかりませんが、海水で電気ができるのであれば、それはそれで安心材料ですね
とても楽しみな記事です
これからの高収益野菜は大豆?
これからの高収益野菜は大豆?
上昇が一服した大豆の国際相場に高値リスクが浮上している
しかも米国は不作予想から一転して豊作予想に変わったのにである
理由は下記3点
1. 中国の飼料需要が根強いこと
2. 異常気象のためブラジルでの生産が減ること
3. 脱炭素の観点から化石燃料の代替品としてバイオディーゼル燃料の需要が旺
盛
1については、豚家畜伝染病で打撃を受けた中国の養豚業者が、更なる大規模化に乗
り出しており、飼料となる大豆ミールの需要が激増している
2については、世界最大の産出国であるブラジルでラニャーニャ現象による低温の影
響が懸念されている
3については、大豆消費量の4割強がバイオ燃料に振り向けられる予想されており、
従来の大豆油需要(食用油)に応えきれない懸念がある
と説明されています。
更に、需要に応えるために農地を増やそうとしても、森林伐採につながる新規農地開
発は年々難しくなっており、需要に供給が追い付かず、中長期的に向け大豆相場が大
幅に下げる理由は見当たらないとのことである
翻ってうちの家業(実際は両親が行っている)
大根、キャベツ、ブロッコリーなど重量野菜を中心に作っているが、収穫して、洗っ
て、袋詰めして、配送、陳列しても100円から200円の価格!!
一日かかりで100個出荷しても2万円にならないんですよ。
これはうちだけの問題ではなく、日本の農家全体の問題です。
ということで、大豆生産というのはねらい目かもしれません。
大豆生産のリスクは何なのかを検証したいです。
↓
大豆生産方法を調べていたらJAの大豆転作というサイトがありましたのでご紹介だけさせていただきます