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2021-12-17 07:00:00
これからの高収益野菜は大豆?
上昇が一服した大豆の国際相場に高値リスクが浮上している
しかも米国は不作予想から一転して豊作予想に変わったのにである
理由は下記3点
1. 中国の飼料需要が根強いこと
2. 異常気象のためブラジルでの生産が減ること
3. 脱炭素の観点から化石燃料の代替品としてバイオディーゼル燃料の需要が旺
盛
1については、豚家畜伝染病で打撃を受けた中国の養豚業者が、更なる大規模化に乗
り出しており、飼料となる大豆ミールの需要が激増している
2については、世界最大の産出国であるブラジルでラニャーニャ現象による低温の影
響が懸念されている
3については、大豆消費量の4割強がバイオ燃料に振り向けられる予想されており、
従来の大豆油需要(食用油)に応えきれない懸念がある
と説明されています。
更に、需要に応えるために農地を増やそうとしても、森林伐採につながる新規農地開
発は年々難しくなっており、需要に供給が追い付かず、中長期的に向け大豆相場が大
幅に下げる理由は見当たらないとのことである
翻ってうちの家業(実際は両親が行っている)
大根、キャベツ、ブロッコリーなど重量野菜を中心に作っているが、収穫して、洗っ
て、袋詰めして、配送、陳列しても100円から200円の価格!!
一日かかりで100個出荷しても2万円にならないんですよ。
これはうちだけの問題ではなく、日本の農家全体の問題です。
ということで、大豆生産というのはねらい目かもしれません。
大豆生産のリスクは何なのかを検証したいです。
↓
大豆生産方法を調べていたらJAの大豆転作というサイトがありましたのでご紹介だけさせていただきます