インフォメーション
台風接近でどんどん天候が悪くなるので今日のチタケ採りはお休みしました。今日は写真もありません。
チタケ山の状況は、黒チタケがあちらこちらで顔を出しており赤チタケの終わりが近い事を告げています。
また、連日の雨で先週末まで地上に顔を出していたチタケは台風の雨で殆どが倒れてしまい、一斉に姿を消すことでしょう。
低温と日照不足が重なり、幼菌の数が少ないので台風一過後晴天が続いても今年のチタケは終わってしまう可能性があります。
一方、梅雨明け後10日間以上全く雨が降らなかった旧田島町の山では今年チタケがまだ発生していません。これらの山はその後何度雨が降っても殆ど発生していないようです。但し、低温・日照不足が原因ならこれらの山は台風一過で一気に出るかもしれませんが、自分の足で山を歩き自分の目で確認するしか本当の事は判りません。
今年のチタケは場所により「当りの山」と「大はずれ」の山にはっきりと分かれ、大当たりの山では黒チタケが始まってシーズン終了に差し掛かっている、まだ出ていない「大はずれ」の山は今年出ないまま終わるかこれから出るか・・・判りません。
全般的には「今年は不作」と思われます。
街道の茸販売店は品薄で宇都宮中央市場に出すチタケが足りません。品薄でどんどん値上がりしています。お盆に向かって品不足が予測されますのでお早めのご注文をお勧めします。
連日の雨と低温で山は秋の気配すら感じさせられます。
つい先日まであちこちに出ていたタマゴ茸・赤山鳥茸が一斉に姿を消しました。台風一過で暑くなると復活する可能性がありますが、現時点では予測が立たないため今期のご注文を終了させていただきます。
チタケは真っ盛りの山・終盤を迎えている山・今年いまだに発生していない山が、同じ地区内で混在しており判断が付きません。雨不足による大不作から一転、今度は低温と日照不足で新たなチタケの発生が止まっている場所も少なくないようです。長雨と今度の台風による雨で今地上に出ているチタケは殆ど駄目になり姿を消すと思います。
台風一過の晴天と気温が戻れば再び発生するのか、もう今年は終わってしまうのか・・これも予測が立ちません。
キノコは難しいですが、その難しさがキノコの魅力でもあります。