お知らせ
なめこおろしぶっ掛けうどんは、今は無き高松「讃岐家」の人気メニューだった。
仕事を終え、家族揃って川西から高松まで車を飛ばし、最初に滑り込むのが「讃岐家」。
晩飯も食わず、道中の車内では、今回訪れるうどん店の数々を思い浮かべ、
あそこがどうの、ここは逃せないと、「うまひゃひゃさぬきうどん」と「恐るべき讃岐うどん」
そして、旅行雑誌「るるぶ」等を見ながら、口も脳もうどんで溢れそうになって香川にたどり着き、
最初に食べるのが「讃岐家」の「なめこおろしぶっかけ」だった。
当時はカーナビもスマホも無い時代。「恐るべき讃岐うどん」のオトコマエな地図(略図?)を見ながら、
「るるぶ」や「マップル」等の市街地図に「地図落とし」をして、マイうどんマップを作ったものだった。
讃岐家の2階は座敷で、長旅をした小学生連れの家族には丁度いい混み具合で、
「あー、また来てしまった・・・」と言う思いと「明日は頑張るぞー」という、テンションを、
充分高めてくれるのに「なめこおろしぶっかけ」は絶品と言える味だった。
うちの「なめこおろしぶつかけ」は、新潟・上越で出会ったオバケなめこのおかげで、讃岐家のものとはかなり違うが、
この味をいつまでも残したいという「讃岐家のなめこおろしぶっかけ」へのオマージュのつもりで絹う研のメニューにしている。
ただし、新潟・上越のオバケなめこを使うのが絹う研の原則。
気まぐれに出てくるオバケなめこ。常時あるとは限らず、先週でストックが終わりになってしまった。
しばらくお休みかな・・・と思っていたら、火曜日に届いたぜオバケちゃん。
と言うわけで、まだしばらく食べて頂けます。
因みに、このオバケなめこに出会ったのは、
現在お店を手伝ってくれている上越「鶴越」の大将である「たま君」の所へ手伝いに行ったとき、
現地のJAで見つけたもの。なかなか不思議な縁である。
しっかりきのこの味のする、美味しいなめこをお楽しみ下さい。
うどん&能勢の畑友達のシムラさんに頂いた能勢の茗荷で茗荷ご飯。
豊中から足繁く原付を飛ばし、
能勢・長谷の棚田の一角で、不思議なファームを作っている。
蕗の薹やら土筆やら能勢の季節の便りを忘れた頃に届けて下さる。
ありがたやありがたや。
そして、いよいよいちじくの季節が始まった。
もっと出てきたら天ぷらにも入れるからね。
今週の絹う研、暑くても頑張ります、どうぞ宜しく。
アルコールの提供を8月から休止させて頂いています。
コロナもますます怖いです、皆さんどうぞお気を付けて。
感染防止にご協力を。