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米粉からチーズ 神明HLDの戦略
神明HLD(神戸市 米国卸売業)が本格的にコメから作るチーズ造りに乗り出す
環境負荷も低い代替商品だけでなく、既存チーズより価格も1割ほど安いのが特徴
植物性ながら本物のチーズのような味わいであり、菜食主義者が多い海外からの引き合いが強い
国内では米離れが深刻で新市場への参入することで状況を打開を目指す
原料はもち米で高温高圧の水に入れて溶かし、オリーブオイル、酒粕などを混ぜて作る
販売価格は1キロあたり1000円と既存商品より割安となっている
チーズ相場自体があがっていることと、もち米価格が下がっていることが割安の要因である
環境意識の高まりも追い風
欧米を中心に「ビーガン」完全菜食主義が増加傾向で、海外では豆腐やナッツを使った植物性チーズの人気が急速に高まっている
国内でもJオイルミルズが3月からココナッツをつかったチーズ「ビオライフ」を販売開始している
今後も植物性チーズは売上の8割は海外向けとなる見込み
しかしながら、既存チーズより割安で、味わいが同じなら、国内でも十分に売れるのではないか?
うちも数年前まではもち米を自作していたこともあり、地元スーパーで「モチコメから作ったチーズ」が販売される日が待ち遠しい
是非買ってみたい
中古ゴルフクラブも大幅値上がり 新品との差2000円も。。。
三密を避けるスポーツとしてゴルフ人気が高まっており、中古ゴルフクラブはコロナ前に比べ2割程度値上がりしている
例えば通販サイトで人気の「ツアーステージV002」シリーズがクラブとバック合わせて79000円
実はこの商品の一番廉価版は新品価格81000円
新品との差はなんと2000円
ゴルフは特に若者に人気で29歳以下だと、1年間にプレーした費用は前年比較で2倍になっているとのこと
リモートワークが主流となり、平日にゴルフする時間ができた!!
と解説してあるが、「ただのさぼりではないの?」と思う
リモートワークって自宅でする仕事ではと思うが、当該社員達の意識の差なのだと思う
経営側としたら、国の指示に従ってリモートワーク推進したものの、裏で、ゴルフをやられていたら、悲しい現実である
ただ若者にとっては、旅行、カラオケ、食事といった楽しみが制約される中で娯楽の代替えになっているのは事実
平成初期は、ゴルフは1回3万円くらいして、可処分所得の半分くらいが一日で消えたこともある
それでスコアも散々なうえに、雨でずぶぬれになって、貴重な休日を無駄にした経験もある
あまりゴルフではよい思い出はないが、これが上手になってくるとまた、楽しくはなってくるもの
調子のいい時は80台もあったのはあった
未だに100を切ったら喜んでいる程度では上手とも言えないですが・・・
物流ドローンの今
物流サービスの主役としてドローンが頻繁に飛ぶ地域が長野県伊那市にある
片道10キロの空を飛び山間部の住民に食品などを届けている
支えているのは、ゼンリンの地図システム
ゼンリンは空の地図造りに挑んでもいる
さてこのサービスは、月額1000円を払って、買い物代行をしてもらうというサービス
2020年から371日の稼働日のなかでドローンを170回飛ばして日用品を届けてきた
飛行距離も最初の6キロから10キロまで伸ばすことができたという
しかしながら手間もかかっている
市の職員がスーパーで買い出しし、それをドローンに載せる
現地の別の職員が着いたドローンから日用品を取り出して、山間部の家に配るというもの
民間企業がやったらすぐに赤字になるようなサービスだとは思う
これは、山間地を抱える行政が試験的に行っているサービスなのだと改めて思う
インプレス総合研究所によると、ドローンを使った物流サービスは2020年で15億円、2025年度には797億円に拡がる可能性があるとのこと
また埼玉県秩父市でもゼンリンや楽天、西武鉄道などが共同でMAASや買い物難民を生まないための次世代物流サービスの実証実験を始めるとのこと
当米原市、湖北地域も山間部は相当にある
こういったサービスを開始しながら、ローコストで当該地に住んでいる方々の生活をささえていかねばならないと思う
撤退バス路線を市営で維持 瀬戸内市の事例から
岡山県瀬戸内市は、民間バス会社が撤退する2路線を市営バスにする
当該地は両備バスという会社があって、全体で100路線走っている
今回撤退するのは、2路線
一路線の平均乗車人は、3.5人
びっくりです
運転手の経費やガソリン代さえ賄えない水準
市から補助がでていたということでなんとかやってこられたが、民間企業としてこれ以上は維持できないという判断なのだろう
それは妥当だと思う
当地でも、近江鉄道の維持は県を巻き込んだ話となっている
米原市民の多くは近江鉄道には乗らない
しかし人の往来は止めることはできない
県も市も難しい判断だったと思う
これからの人口減少時代
やはり人口を中心地に集中させる方策をとらないと往来どころか財政も維持できないと改めて感じる
スマホが聴診器になる
医療ベンチャーのマイシン(東京)がオンライン診療向けの聴診器アプリを開発した
患者の呼吸音に関するデータをオンライン診療に加えることで診療の質を高める狙い
心音は聞こえないが、呼吸音は一般的な聴診器なみに聞こえるとのこと
日本では、電話を含むオンライン診療は16000件と全体の15%にとどまっている
このアプリを使うことで、遠隔地や外出できない人への診療ができることになる
今後は心音も聴けるアプリを開発していくとのことであり、多いに期待がもてる
こうなってくると、東京一極集中が崩れる可能性もある
米原市も交通費補助など創意工夫をして、居住者を増やそうとしている
いつまでの人口横ばいでなく早く10万人までいってほしいものである
できれば長浜、彦根を抜きたい!!
そのポテンシャルは十分にある