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2022 / 04 / 18 05:00
物流ドローンの今
物流サービスの主役としてドローンが頻繁に飛ぶ地域が長野県伊那市にある
片道10キロの空を飛び山間部の住民に食品などを届けている
支えているのは、ゼンリンの地図システム
ゼンリンは空の地図造りに挑んでもいる
さてこのサービスは、月額1000円を払って、買い物代行をしてもらうというサービス
2020年から371日の稼働日のなかでドローンを170回飛ばして日用品を届けてきた
飛行距離も最初の6キロから10キロまで伸ばすことができたという
しかしながら手間もかかっている
市の職員がスーパーで買い出しし、それをドローンに載せる
現地の別の職員が着いたドローンから日用品を取り出して、山間部の家に配るというもの
民間企業がやったらすぐに赤字になるようなサービスだとは思う
これは、山間地を抱える行政が試験的に行っているサービスなのだと改めて思う
インプレス総合研究所によると、ドローンを使った物流サービスは2020年で15億円、2025年度には797億円に拡がる可能性があるとのこと
また埼玉県秩父市でもゼンリンや楽天、西武鉄道などが共同でMAASや買い物難民を生まないための次世代物流サービスの実証実験を始めるとのこと
当米原市、湖北地域も山間部は相当にある
こういったサービスを開始しながら、ローコストで当該地に住んでいる方々の生活をささえていかねばならないと思う