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2022 / 04 / 20 05:00
米粉からチーズ 神明HLDの戦略
神明HLD(神戸市 米国卸売業)が本格的にコメから作るチーズ造りに乗り出す
環境負荷も低い代替商品だけでなく、既存チーズより価格も1割ほど安いのが特徴
植物性ながら本物のチーズのような味わいであり、菜食主義者が多い海外からの引き合いが強い
国内では米離れが深刻で新市場への参入することで状況を打開を目指す
原料はもち米で高温高圧の水に入れて溶かし、オリーブオイル、酒粕などを混ぜて作る
販売価格は1キロあたり1000円と既存商品より割安となっている
チーズ相場自体があがっていることと、もち米価格が下がっていることが割安の要因である
環境意識の高まりも追い風
欧米を中心に「ビーガン」完全菜食主義が増加傾向で、海外では豆腐やナッツを使った植物性チーズの人気が急速に高まっている
国内でもJオイルミルズが3月からココナッツをつかったチーズ「ビオライフ」を販売開始している
今後も植物性チーズは売上の8割は海外向けとなる見込み
しかしながら、既存チーズより割安で、味わいが同じなら、国内でも十分に売れるのではないか?
うちも数年前まではもち米を自作していたこともあり、地元スーパーで「モチコメから作ったチーズ」が販売される日が待ち遠しい
是非買ってみたい