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電気自動車の分類 EV HV PHV FCVの違い
電気自動車の分類 EV HV PHV FCVの違い
最近は、脱炭素の動きで、世界各国で電気自動車の開発が激しい
よく表題の言葉を聞くが、どう違うのを一度整理しておきたい
EV
バッテリーに外部から充電してモーターのみで駆動
米テスラが強い
航続距離△、価格△
現状は補助金効果と各国で販売を義務付ける法律等が整備され売れてはいる
HV
エンジンとモーター、バッテリーを搭載。エンジンとモーターを使い分け、自動充電
トヨタが圧倒的に強い
生産から廃棄までの過程までを考慮すると、EV車よりCO2排出量は少ないので、環境には優しい車
PHV
充電量が多い時は、電気のみで走る
家庭でも充電できる
FCV
水素と酸素の化学反応でつくる電気を利用してモータ―で走る
水素ステーションの設置が思うように進まず販売台数伸び悩み
欧州や中国がEV車を推奨する背景には、HVでは、トヨタをはじめとする日本勢との競争が激しいという面もあるとのこと
記事を読むまでは、「電気だけで走るEV車がいいやん」と思っていたが、こういった背景があったとは知らなかった
私は、ディーゼル車に乗っているが、一時期欧州ではクリーンディーゼルと言ってもてはやされていたのなあとは思う
これだけガソリン代が高くなってくると、当然EV、HV車が売れると思うが、そもそも車に乗らず、自転車をもっと使おうという時代が来るように思える
ローソンの戦略 成城石井を上場させる
ローソンが完全子会社の成城石井を2023年度中に上場させる計画
成城石井は、4期連続最高益を更新する、ローソンの中でも最優良の子会社
ローソンは2014年度に、550億円でローソンが買収
2022年の売り上げは1092億円 最終利益は73億円
これは良い買い物でしたね
それでは、ローソンと成城石井のコラボ商品を増やしてローソンで売ればよいと誰でも思いつくが、
根本的に
コンビニは日常品
成城石井はプチ贅沢
を求めている顧客層なので、提供する商品が異なっており、ほんの数種類の商品だけがコラボしているとのこと
また成城石井の売りは、総菜
しかしこの総菜は、関東の工場で一括生産しているので、宮城から岡山までが出店範囲とのこと
確かに成城石井の店舗はいいですね
京都駅にもコンビニに近い形で出店しています
普通のコンビニにはおいていないジュース類やおにぎりなどがあり、価格も多少高いくらい
少し贅沢した気分にはなる
珍しいペットボトルを飲んでいると、「そのペットボトルはどこで買ったの?」と時折聞かれたこともある
さて滋賀県には草津にあるだけ
早く彦根が長浜に来てほしい
最近では、ドラッグストアが乱立していて、あまり差別化もできていないので、ぜひ全く違うテイストの店舗に出店して欲しいですね
サッポロビールの財務力
サッポロビールの財務力
先に、2020年度のサッポロビールの損益を記すと、
外食酒類販売24億円の赤字
食品軽飲料26億円の赤字
不動産収入109億円の黒字
である
これは最早飲料メーカーというより地主の親玉ではないかとさえ思う
⇒サッポロビール関係者の方すいません
しかしながらこのような本業赤字でも、PER(株価収益率)はアサヒ18倍、キリン20倍に対し、サッポロ28倍と一株当たりの収益率が群を抜いている
日本のビール各社は、ここ10年で売り上げの合計数量を36%減らした
なんと売上数量の1/3を減らしているのである
サッポロと言えば、恵比寿
ビール名であるし、恵比寿に広大な土地を有し、恵比寿ガーデンプレイスをはじめとし、不動産事業が伝統的に強い
もし仮に、サッポロビールが、ビール造り一本の会社だとしたら、今頃生き残っていはいないのかもしれない
もしくはM&Aされているかもしれない
やはり持続可能な経営とは、
一本足経営とならず、イニシャルとランニングでどちらかがこけても、どちらかが支える体制
が大切であると改めて思う
中国へ ウクライナの警告
ロシアのウクライナ侵攻を受け、中国の台湾への武力行使の問題が議論されている
当初は、
バイデン政権は、ロシアのウクライナ侵攻を止められず、中国も台湾侵攻を検討はじめるかもしれない
との危惧があった
しかし侵攻から約2か月たち、当初の予想からかなり乖離してきている
そこで、ロシアのウクライナ侵攻が習政権の台湾政策にどう影響するかをピンポイントで記載する
中国に自制を促す教訓
・戦力で勝るロシアの苦戦
・ロシアを圧倒するウクライナの情報戦
・ロシアの攻撃に耐える、ウクライナの防空体制
・SNSを通じて、世界各国にロシアの暴挙が報道され、ロシアが世界の悪者に仕立て上げられていること
・主要国による厳しい制裁
中国を強気にする要因
・欧米各国は核戦争を恐れウクライナに軍事侵攻しない
・米国世論は対ロシア制裁を支持しても軍事介入には否定的
・国連決議に40か国が反対棄権
ということで、今後台湾侵攻があるとすれば
・世界各国からの制裁に耐えられる国力、備蓄体制
・核ミサイル(現在300発)の保持
の対策をうって、「耐えられる国力」がつけばXデーがありうる
いずれにしても、ロシアのウクライナ侵攻の結果如何によって、今後の中国の動向も決まる
かつて小国が大国を負かした事例は多い
日露戦争
ベトナム戦争
アフガン戦争
などである
よってウクライナもロシアを打倒する可能性もある
図書館が作った「覚え違い本」8万部の売り上げ 福井県~
面白い漫才のような記事があったので紹介
福井県立図書館が表記の「覚え違い本」を出版した
これは、図書館に「確かこういう名前の本だったが、探してほしい」という依頼を丹念に記録していたものをWEB上で発表したところバズり、書籍として販売に至ったということである
事例
依頼内容 → 正式名称
大仏二郎 → 大仏次郎
100万回死んだ猫 → 100万回生きた猫
カフカの変態 → カフカの変身
アデランスの金 → アンデラスの鐘
人生が片付くときめきの魔法 → 人生がときめく片付けの魔法
など
なかなか笑います
特に最後の人生の片付く。。。などは普通にあるような題名でしたが、実際は普通の片づけ本の書籍名でした
そのほかにいいろいろな間違いが載っているとのことである
一度近江図書館や彦根図書館で借りてみたい
図書館仲間なのである可能性が高そうである
デジタルにはミスはないが、アナログにはミスはつきもの
今回は、著者が、ミスや使いづらい素材をヒットにつなげる柔軟さを持ち合わせたことで、ヒットにつながったのだと思う